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2022年10月07日 10:47 更新

今後値上げが決まっているものはこれ! 使用する頻度を減らそうと思うもの3位「ガス代」、2位「パン」、1位は?

ヒューネルは10月6日、男女500人(女性333人、男性167人/年代:10代1%、20代26%、30代36%、40代29%、50代13%、60代以上4%)を対象に実施した「値上げについてのアンケート調査」の結果を発表しました。

92%が「値上げに不安を感じている」と回答

同社の調査によると、「日々の生活で値上げを感じることがある」と答えた人は93%で、多くの人が値上げを実感し生活に影響が出ているようです。

2022年9月までに値上げされたものは、食パン、小麦粉、パスタ、パスタソース類、ハム、ソーセージ、調味料、油、ティッシュペーパー、紙おむつ、チーズ、レトルト食品、冷凍食品、カップ麺などさまざま。ハム、ソーセージ、食パンなどは複数回にわたって値上げされている商品もあります。また、ファストフードや外食チェーン店なども値上げ。家で調理するだけでなく、外に出て食事をするにもお金がかかる状態です。

これからも値上げラッシュは続きます。10月はこれまでの値上げのピークといわれており、値上げが予定されている品目は、なんと3,000品目以上。同社では、「今後の状況によってはさらに追加される可能性がかなり高いと思われます」と予想しています。

10月に値上げが予定されるもの

・レトルトカレー
・ハム、ソーセージ
・だしの素
・マヨネーズ
・チーズ
・飲み物(コカ・コーラ、サントリー、伊藤園など)
・ビール、日本酒
・カセットコンロ
・スシロー
・バンダイ
・東京ガス
・本人限定受取郵便料
・美ら海水族館
・タイヤ(横浜タイヤ、ミシュラン)
・地震保険料、火災保険料
・雇用保険料
・App Storeでのアプリ料金

11月に値上げが予定されるもの

・即席味噌汁など
・ジャム
・焼肉のタレ
・オロナミンC
・日本酒など(月桂冠)
・お菓子類

2023年1月に値上げが予定されるもの

・タイヤ(トーヨータイヤ)

3月に値上げが予定されるもの

・交通運賃(東京メトロ、JR東日本、東急電鉄)

4月に値上げが予定されるもの

・交通運賃(JR西日本)
・自賠責保険料

そこで、値上げされたら「困る」もの、「使用する量や頻度を減らそう」「見直そう」と思うものについて尋ねたところ、最も多かった回答は「電気料金」で、「食パン、菓子パン」、「ガス料金」と続きました。

また、物やサービスの値上げに不安を感じるか尋ねると、92%が「感じる」と答えました。出口の見えない値上げラッシュに、不安を感じている人がかなりいるようです。

続いて、値上げによって節約意識が高まったかどうか聞いたところ、85%が「高まった」と回答しました。

具体的な節約術を聞くと、「必要なものだけを購入しようという考えを持つようになった」「安い日にまとめ買いをするようになった」「もやしやキャベツなど、安い食材で料理することが増えた」といったコメントが寄せられました。また、「ポイント活動を頑張る」「メルカリでお金を稼ぐ」など、収入を増やす努力をしている人も目立っています。

最後に、値上げが購買意欲に影響するか尋ねたところ、89%が「影響する」と答えています。

この調査結果を受けて、同社では、「節約術も、『買わない』ことばかりに集中するのではなく、『旬の野菜を食べよう→季節を意識するようになる』『今日安く売っているもので美味しいものを作ろう→料理を楽しむ』『一つの食材でのレパートリーを増やそう→料理を楽しむ』『光熱費節約に家族でお風呂に入ってしまおう→家族の時間が増える』など、暮らしを楽しむ工夫を取り入れながら、無理のない方法で続けていくことが大切です」と提案しています。

調査概要

調査対象:値上げラッシュについて影響を感じている方
調査日:2022年9月9日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(女性333人/男性167人)

ヒューネル
https://www.hunel.co.jp/company/profile/

(マイナビ子育て編集部)

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