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2022年03月23日 08:00 更新

びわの保存方法|賞味期限が短いびわを長持ちさせるコツ

初夏が旬の「びわ」は、傷みやすいけど冷やしすぎると香りが損なわれるなどとても繊細な果物。保存方法や食べるタイミングを間違えてしまうと、おいしさが半減してしまうかもしれません。そこでこの記事では、びわをおいしく食べるための賞味期限と、なるべく長持ちさせる保存方法を解説します。

この記事では、びわの賞味期限と保存方法について解説しています。

以下のような方は、ぜひ参考にしてみてください。

・びわがいつまで食べられるのか知りたい
・傷みやすいびわの正しい保存方法が知りたい
・びわを大量消費する方法が気になる

びわの賞味期限はいつまで?

びわはとても傷みやすい果物です。常温では半日ほど、長くても5日ほどしか日持ちしません。そのため、なるべく早く食べて消費するのがおすすめです。

また、びわは追熟しないのも特徴です。「追熟」とは、果物を一定期間置くことで甘さを増したり、果肉を柔らかくしたりする処理のこと。

びわはこの追熟を起こさない果物なので、時間が経つとおいしさが増す!ということはありません。

新鮮でおいしいびわの選び方

傷みやすく追熟しないびわは、長期保存には不向きです。どうしてもびわを長く手元に置いておきたいのなら、なるべく新鮮なものを選ぶと良いでしょう。

新鮮なびわは果実にうぶ毛があり、軸がしっかりしています。果皮に傷がないかどうか、美しいオレンジ色をしているかも要チェックです。

スーパーなどでびわを手に取れる機会があれば、実際に触って新鮮かどうかを確かめてみることをおすすめします。

びわを長持ちさせる保存方法

傷みやすいびわは、すぐに食べるのがベスト。とはいえ、びわを大量にまとめ買いしたり、おすそ分けでたくさん頂いたりした場合は、すぐに食べきるのは難しいですよね。

食べきれない大量のびわは、以下の方法で保存しておきましょう。

冷暗所で常温保存

びわは低温に弱いのが特徴です。冷蔵庫のような低温の場所で保存すると、かえって早く傷んでしまうことも。そのため、びわは冷蔵庫ではなく冷暗所で常温保存しましょう。

また、びわ同士がこすれて傷がつくと、すぐに傷んでしまいます。一度に複数のびわを保存する際は、実がこすれないようにやさしく保護してから保存するのが重要です。

【常温保存の手順】
1.実をひとつずつペーパータオルなどで包む
2.ダンボールやタッパーなどの箱に、びわ同士が重ならないように並べる
3.直射日光や冷暖房の風が当たらない冷暗所で保存する

冷凍庫で冷凍保存

どうしても長期保存しておきたい!という方には、冷凍保存がおすすめです。食感は少し変化するものの、びわの風味が落ちたり、傷んだりするのを防げます。冷凍の場合、賞味期限の目安は約1ヶ月ほどです。

常温保存と同じく、びわ同士がこすれないようにきちんと保護するのがポイント。冷凍保存の手順は以下になります。

【冷凍保存の手順】
1.実をひとつずつペーパータオルなどで包む
2.冷凍用の保存容器に、びわ同士が重ならないように並べる
3.ふたをして冷凍庫へ入れる

調理して保存

びわのおいしさを保ちながら長期保存したいのなら、コンポートやジャムにして保存しておくのがおすすめです。生のびわは冷蔵保存が不向きですが、調理したびわは冷蔵庫で保存しておけます。

びわの大量消費にも!おすすめ長期保存レシピ

長期保存が難しいびわも、調理してしまえばおいしさを保ったまま長期保存が可能に!ここでは、びわを長期保存できるおすすめレシピをご紹介します。

「大量にまとめ買いしたびわを食べきれない……」「びわをたくさん頂いたけど、どう食べたら良いのか分からない」なんて方は、ぜひ作ってみてくださいね!

びわのジャム

びわの上品な甘みと鮮やかなオレンジ色は、ジャムにぴったり。ヨーグルトやクラッカーとあわせて、おいしいおやつとして食べられます。簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

【びわジャムの作り方】
材料(4人分)
びわ 500g
砂糖 150g
レモン汁 大さじ1

1.びわの皮・種・薄皮を取り除き、レモン水に漬けておく
2.びわを粗みじん切りに切る
3.鍋にびわを入れて、砂糖・レモン汁を混ぜて煮る(砂糖の量は好みで調整してOK)
4.つやが出るまで煮込んだら完成

びわのコンポート

びわを甘いシロップで煮込めば、やさしい甘さのコンポートに。冷蔵庫で冷やしてそのまま食べても良いですし、タルトやゼリーのトッピングにもおすすめです。

加熱調理するので常温保存よりも長持ちします。びわをすぐに食べきれない時の大量消費にもぴったりです。

【びわのコンポートの作り方】
材料(3個分)
びわ 3個
水 300ml
グラニュー糖 50g
レモン汁 大さじ1/2

1.びわの種に沿って縦にぐるりと切り込みを入れて半分に割る
2.種をスプーンでくり抜き、渋皮・上下のヘタを取り除く
3.小鍋にすべての材料を入れ、中火にかける
4.沸騰したら弱火にし、10分煮たら火を止めて粗熱を取る
5.皮を剥いて、器に盛り付けたら完成

まとめ

・びわの賞味期限はいつまで?
→半日~5日ほど。追熟しないので早めに食べるのがおすすめ。

・新鮮でおいしいびわの選び方は?
→うぶ毛・軸の硬さ・果皮の美しさをチェック。

・長持ちさせる保存方法
→基本的には冷暗所で保存。冷凍したり調理したりして保存するのもOK。

びわは保存方法を間違えるとあっという間に傷んでしまう果物です。基本的にはすぐに食べることを心がけ、どうしても食べきれない時は冷凍したり調理したりして保存してください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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