Instagramで話題! サレ夫をリアルを描いた『見えない地獄』原作・ガマ太郎さんインタビュー【漫画試し読みあり】
3人の子どもに、念願のマイホーム。平凡でごく普通の家族、大川家。しかし、主人公で夫の大川勇気が、娘たちの態度に違和感を抱いたとき、そこはすでに“外からではわからない地獄の入り口”だったーー。『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』(KADOKAWA)の作者が描く話題作について、原作者のガマ太郎さんにインタビュー。
→ 『見えない地獄』を読むにはこちら
ガマ太郎さんの書籍『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』の漫画試し読みも掲載中です。
→『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』の試し読みはこちら
『見えない地獄』のこだわりは? 原作者・ガマ太郎さんにインタビュー
――『見えない地獄』を連載しようと思ったきっかけを教えてください。
僕自身、妻の不倫がきっかけで離婚をしました。その経験を「離婚体験談」としてブログに書いていたところ、たくさんのコメントやDMをいただいたことが『見えない地獄』を書こうと思ったきっかけです。
本当は、自身の体験談を書き終えたらもう離婚体験談を書くのは終わりにしようと思っていたんです。けれど、いただいたコメントを見て僕と同じような体験をした人が意外と多くいることに気付いて。不倫や離婚・婚姻関係で悩んでいる人が僕のブログを見てくれていたのもあり、自身の体験談以外の話も書いてみようと思いました。
――『見えない地獄』は、ある方の体験談をもとに書かれた作品だそうですね。執筆にあたってこだわったポイントや苦労したことはありますか?
実際に僕が体験した話ではないので、主人公(大川勇気)の感情を表現するのが大変でした。主人公と僕の性格がまるで逆のタイプだったことも、感情表現を難しいと感じた要因でしたね。書いていくうちに、主人公に僕自身の感情が入ってしまうこともありました(笑)。
こだわったポイントは、脚色しすぎずに現実を書くこと。正直、書いている途中で「ここでこうなれば面白いんだけどな~」と思うことも多々ありますが……(苦笑)。あくまで実話を元に書いているので、できるだけリアルに表現しようと心がけています。
現実にあった出来事を知ってもらいたいという気持ちが大きいのでリアルを忠実に書くことにしていますが、共感の声をいただく一方で、読者から「スッキリしない」「(不倫した妻に対する主人公の)対応が弱い」などの意見をいただくこともありました。読者の反応もそれぞれで面白いなぁと思っています。
妻に作画担当として初めて自分の作品を漫画にしてもらったのは、離婚体験談を漫画化してInstagramに連載した『ドラマのような離婚を経験した男の話』(のちに『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』(KADOKAWA刊)として電子書籍化)でした。当時は、漫画にした際の構成や省略する場面などに苦労した覚えがあります。
しかし、その経験があったおかげで『見えない地獄』では苦労することはあまりなく、ほとんど妻に任せっきりの状態です(笑)。もちろん、漫画化するにあたって省かなければならない箇所は出てくるので相談などはしますが……妻に感謝です。
――お子さんの存在や時間の経過が、ガマ太郎さんが立ち直るきっかけになったのですね。最後に、『見えない地獄』をどのような方に読んでもらいたいですか?
夫婦関係に悩んでいる人や、離婚を経験してまだ立ち直れていない人が読んでくれたら嬉しいです。そして、一番読んでほしいのは家族がいるのに道を踏み外そうとしている人。このまま道を踏み外してしまえばどんな結末が待っていて、家族がどんな思いをするのか……この作品を通して知ってもらえたらと思います。
【試し読み】『見えない地獄』第1話&第2話
マイナビ子育てで『見えない地獄』連載中!
→ 『見えない地獄』を読むにはこちら
ガマ太郎さんの書籍『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』の試し読みも掲載中です。
→『妻が鬼畜不倫、僕は復讐することにした』の試し読みはこちら
(マイナビ子育て編集部)