「せっかく買った冷蔵庫が家に入らない⁉」そんな悲劇とサヨナラ！ 大容量かつスリムな三菱電機「MR-WX52G」

共働き子育て家庭では、食品のまとめ買いや食事のつくりおきが必須ですよね。となると大容量の冷蔵庫が欲しいけれど、髙嶋さんによると、せっかく購入した冷蔵庫が通路や階段の手すりに引っかかったり、部屋のドアが邪魔で入らないということもたまにあるそう。

冷蔵庫を購入する際は、冷蔵庫を置く場所の横幅、奥行き、高さのほか、搬入経路の通路幅などを確認するとスムーズです。

そこで今回は、大容量なのにスリムタイプで人気の冷蔵庫をご紹介！

三菱電機の「MR-WX52G」は512Lながら幅65cmのスリムタイプで、マンションなどでも設置がしやすい機種です。同じ機能・同じ幅で、野菜室に真ん中を配置した455Lのやや小さめサイズもありますが、共働き子育て家庭には大きめのMR-WX52Gをオススメします。

最近はどのメーカーも冷凍機能に力を入れているのですが、三菱電機の冷蔵庫は「切れちゃう瞬冷凍A.I.」という人気の冷凍機能を備えています。

通常、冷凍室の温度はー18℃ですが、「切れちゃう瞬冷凍A.I.」はそれよりも高めの約－7℃で冷凍します。この機能を使って冷凍した食材はカチカチに凍らず、包丁でサクッと切れるので、食事の支度や作り置きの解凍がラクになりますよ。

たとえば一度に大量に作ることが多いカレー、シチューは、冷凍する時に小分けにすると思いますが「切れちゃう瞬冷凍A.I.」の機能を使えば、タッパーにまとめて入れたまま凍らせても、使いたいときにスプーンで必要な分だけすくえるので、小分けにする手間がいりません。

面倒な小分け作業がいらないのは、忙しい共働きパパママにとってうれしいポイントですよね。

三菱電機の冷蔵庫がユニークな点は、冷蔵庫の部屋が全部独立しているところです。

冷蔵庫は扉が複数あるため全部屋が分かれているように見えますが、一般的には中で全ての部屋がつながっています。そのため、扉を開けた時にどうしても庫内全体の冷気が逃げてしまいます。

一方、三菱電機の冷蔵庫は、部屋と部屋の間に仕切りを備えて、各部屋が完全に独立しています。そのため、一箇所の扉を開けても冷気が逃げるのはその部屋だけ。他の部屋は庫内の温度が安定するので、そのぶん省エネになります。

省エネの観点だけでなく、他の部屋にどれだけニオイの強い食材が入っていても、製氷ブースの氷へのニオイ移りを防げるのもうれしいところですね。

小さい子どもがいると、料理や飲みものをすぐに冷やしたい時など、なにかと氷をよく使いますよね。実は、三菱電機は氷にこだわっているメーカー。

自動製氷は水タンクの真下に水が垂れる構造で、水の経路が短いパイプだけなので、より新鮮な氷が作れます。一般的な自動製氷機能は、タンクは外せても水の経路は外せないのですが、三菱電機の場合はパイプを外して洗えます。ここまで洗えるのは三菱電機だけなんですよ。

しかも、一般的な自動製氷機能では使えないミネラルウォーターも使えるなど、美味しい氷へのこだわりを感じますよね。

この冷蔵庫では、野菜室の下段奥に3色LEDを搭載しているのですが、このLEDは野菜に照射するとビタミンCをアップさせるという働きがあります。

また、野菜室は野菜の土や皮などでどうしても汚れてしまいがちですが、大きいので取り外して洗いづらいですよね。ですがこれは野菜室の底に専用トレイが付属しているので、トレイだけ取り出して洗えばOKでお手入れが簡単です。

ちなみに、このトレイには菌の繁殖を抑制し、汚れを落ちやすくするという特殊なコーティングも施されています。

冷蔵室では「2段チルド」が便利ポイントです。下段は肉や魚を氷点下（－3℃～0℃）で保存できる「氷点下ストッカーD A.I.」。鮮度を保ち、冷凍しなくても1週間～10日程度保存できます。これとは別に通常のチルドとして使える部屋を設けているのが三菱電機の特徴です。

納豆、乳製品、ハムなどは、上段にある「ワイドチルド」に入れれば整理しやすいです。個別のケースになっているので「ワイドチルド」に入れる食材は、ニオイが強い物やニオイ移りが心配なもの、直接冷気を当てたくない乾燥しやすいものなどを入れるのがオススメです。

切れちゃう瞬冷凍A.I.、氷点下ストッカーD A.I.、冷凍室と多機能ですが、その食品をどれくらい保存したいのかによって使い分けることをオススメしています。

たとえば「氷点下ストッカーD A.I.」なら1週間から10日くらいで使い切る食材、「切れちゃう瞬冷凍A.I.」は2週間、それ以上の場合は冷凍室に保存するといいでしょう。迷うときは、買ってきた生鮮食品はとりあえず「氷点下ストッカーD A.I.」に入れてもいいですね。

また、冷凍室に入れてカチカチになった食材でも、「氷点下ストッカーD A.I.」に入れておけば包丁で切れるくらいまで解凍できますから、用途によって使い分けるといいと思います。

定格内容積 517L
幅：650 mm
奥行：699 mm
高さ：1,821 mm

（取材・構成／伊森ちづる）