ダイソーの布売場が宝の山だった！ 大人も使いたいおすすめ生地10選と使用例

こんにちは♪　キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

ダイソーは手芸用品が年々充実してきて、行けば必ずチェックします。特にはぎれコーナーは、どんどん種類も増え、こんなのまであるの!?と驚くことも。

以前のダイソーで取り扱ってるはぎれの生地は、色合いや柄がちょっ子どもっぽかったり、もう少しおしゃれなニュアンスカラーのものがあったら……と感じることも多く、正直に言うと、生地だけは手芸店で購入することがほとんどでした。

ただ、たまに小物を作る程度だと、手芸専門店で販売している切り売りの生地の幅は1m前後もあるので扱いにくく、余らせてしまいがち。子ども用の袋物や小物を作らなくてはいけないときなどは、使い切れるサイズのはぎれを活用する方が無駄もなく効率的なことも……。

そこで再びダイソーの生地売り場を覗いてみると……、どうやら最近は大人でも、使いたくなるような可愛い生地がどんどん増えてきているようなんです！

進化し続けるダイソーのはぎれコーナーには、魅力的な生地がたくさんありました。全部を紹介することはできませんが、今回は特に気になるものを10種に絞り込んでみました！

■サイズ：約50×55cm
■材質：綿

綿100％のカットクロスは最も用途が多く、種類も豊富です。厚手の帆布や先染めの生地、プリント柄やキャラクター柄などもたくさん揃っていて、選ぶのが大変なくらい。商品によって生地の厚みやサイズなどは変わります。

ここ数年の間に、園児や小学生でも、大人っぽい落ち着いたニュアンスカラーを好む子どもが増えてきたのも影響しているのかもしれませんが、ダイソーでも急激に、大人も使いたくなるような生地が増えたように感じます。

■サイズ：約33×44cm
■材質：綿

ダイソーのリボンコーナーのレースは以前から可愛いものが多く、よくクラフト素材として使っていましたが、はぎれにも使いたくなるような可愛いレースがあります。店舗によっては白だけでなく、カラーレースのはぎれもありますよ♪

レース模様は華美なデザインではなく、普段使いしやすそうな模様なのがいいですよね。薄い生地なので、涼しげで清楚な印象。部分使いや重ね使いなどもしやすいです。

無地、チェック、レース生地を使ってポーチに変身♪

内側に使った裏地は家にあったはぎれを使いましたが、糸やファスナーはダイソーで購入したもの。ファスナーなんて4本で100円という安さでびっくりします。手芸用品は材料も道具もかなり幅広く網羅してくれているので、まとめて揃えられるのも◎。

手のひらがすっぽり隠れる程度の、使いやすいサイズのポーチですが、それぞれ使った生地は小さいので、1個あたりの材料費は100円もしないかも……。

■サイズ：約35×40cm
■材質：綿

オーガニックコットン100％のワッフル生地。表面にスイーツのワッフルのような凹凸があり、柔らかく、吸水性と通気性に優れているのが特長です。

柔軟で伸縮性のあるこの生地は、触れるととってもソフト。凹凸のせいで厚みが生まれ、空気も一緒に包んで温かさも保ってくれるという優秀さ。通気性がいいので、熱がこもってしまうこともなく、適度な温度と湿度を維持してくれます。まさに汗っかきな赤ちゃんや子ども用品を作るのにぴったり。

■サイズ：約35×40cm
■材料：綿

一時期は売り場から消えたダブルガーゼですが、今は充実した品揃えになっています。こちらも子ども向けの柄が圧倒的に多かったのですが、大人が使っても全く違和感ない、落ち着いた色合いのものが増えました。 おしゃれ度が一気にUPしていてびっくりしたくらい。もちろん、かわいらしい、子ども向けの柄もまだまだありますよ！

柔らかなガーゼは通気性や肌触りがよく、肌に直接あたるようなマスクや、赤ちゃん用の衣類などにもおすすめです。今は赤ちゃん用品も大人の好みが反映してブラウン系やグレー系のニュアンスカラーが人気。ちょっとしたスタイや手袋などを赤ちゃん用に作るならこのくらいのはぎれがイイですよね。

■サイズ：約50×55cm
■材質：ポリエステル

モコモコとボリュームがあるけれど、軽くて温かな感触のボア生地。ついつい触ってみたくなっちゃいますよね。ボア生地が100均であるなんて驚きです。

毛の長さや織り方で印象がガラッと変わります。共通するのはモコモコふわふわした手触り。テディーベアなどのぬいぐるみを作ったり、子ども用の耳付きの帽子やポンチョ、イベント用のコスチューム作りにもいいですよね。冬用のインテリアカバーとしてもいい雰囲気を作ってくれます。

■サイズ：約50×40cm
■材質：ポリエステル

ラビットファーと名前が付いていても、もちろん本物ではなくフェイクのポリエステルで作られた生地。滑らかな手触りで温かです。

ボア生地と同じく、動物系の物を作るのにはぴったり。娘がよちよち歩きのころに、クマさんのリュックを作ったのですが、その当時はダイソーにこんなはぎれはなく、手芸屋さんで生地を購入しました。この手の生地を初めて購入したので、これでいいのかちょっと不安だった思い出が。ダイソーならもっと気軽に選べたな～なんて思います。

■サイズ：約50×45cm
■材質：ポリエステル

温かな肌触りが特長のフリースは衣類や、袋物、雑貨にと使われる生地。色々な柄のものが販売されていますがこのチェック柄が特にかわいい♪ 扱いやすい生地なので、子どもの初めての布物作品作りの素材としてもよさそうです。

毛玉ができやすいのが難点ですが、生地は織ったものではないのでほつれることなく、端の処理をしなくてもいいので、切りっぱなしOKというのは高ポイント。気にせずサクサク作業が進められます

こちらは昨年クリスマスに向けて作った靴下の袋。お菓子を付けたり、プレゼントを詰めたりできます。1枚から2個作り、プレゼント用のアドベントカレンダー入れとして使用。クリスマスのインテリアとしてぶら下げてもOK。

■サイズ：30×40cm
■材質：レーヨン

ちりめんは表面にシボと呼ばれる凹凸のある絹織物のことをさします。もちろん100均で絹織物なんて取り扱うわけもなく、こちらはレーヨンで作られたもので、あくまでもちりめん風はぎれ。レーヨンは濡れると縮むため、水洗いはNG。洗わないようなものに使わないといけません。

ポリエステルやレーヨンのちりめんも多く作られているようですが、ダイソーのこちらのはぎれはちりめんの特徴である伸縮性やしわになりにくいといったことはなく、やっぱり似せて作られた生地。

本物のちりめんとは違いますが、和風の色合いや生地の質感などは十分すてき。小花柄、柄物、グラデーションと、模様にもバリエーションがあります。ちりめんの生地をたくさん使うような本格的なハンドメイド作品はハードルが高く、なかなか購入する機会はありませんが、100均で少量から試せるのはいいですよね。

人気のつまみ細工にはぴったり。キットもダイソーで販売していますが、少し慣れたら生地を選んで作ってみて。柄物と無地のものを組み合わせて使ったり、二重に重ねたりすると、更に和の世界が楽しめます。七五三や夏祭り、お正月など、和のテイストの小物があると可愛いですよね。お揃いで作ったり、色違いにしても◎。

ちなみに、ダイソーのちりめん風はぎれは伸縮性があまりないので、かえって扱いやすいかもしれません。

■サイズ：約87×35ｃｍ
■材質：綿

はぎれとして販売している生地ではありませんが、実は注目したいのが「てぬぐい」です。ダイソーをはじめ多くの100均で、可愛い柄のてぬぐいが人気で、季節ごとに次々と新しいものが登場しています。サイズ的にもはぎれよりもコスパがよかったりするので、候補の1つに入れてみてください。

手ぬぐいの織り目は粗いため、通気性がよく早く乾燥できます。子ども用の衣類や、袋物などにおすすめ。のりが効いていてごわっとしていますが、洗うごとに柔らかく手に馴染んできます。ただし、目が粗いということは強度的にはマイナス。強く引っ張られる部分などに使うのには不向き。もし使う場合には接着芯を貼って強度を上げるなどしてください。

端をすでに縫ってあるので、それを利用するような使い方もできたり、いくつか組み合わせてみたり、使い方は色々。小物ならいくつも作れるくらいのサイズがあるので、お気に入りの柄を探してみてください。

■サイズ：いろいろ
■材質：ポリエステル

ダイソーのフェルトは本当に種類が豊富！ 大判の物から5色入りのものもあれば、プリント柄まであります。色のバリエーションはどんどん増えてニュアンスカラーもたくさん。手洗いできるフェルトなら、洗うようなものにも使えます。

シール状の貼れるフェルトもあるので工作や手芸にぴったり。

切りっぱなしOKで手触りもよいので、子ども用のおもちゃ作りにもおすすめ。フリースと同じく、子どもが初めて手芸する素材としても◎。フリースよりもカットしやすく、張りもあり、糸で縫わなくてもボンドで貼り合わせることもできるので、小さな子どもでも作る楽しみが味わえます。

ダイソーにはサイズも質感も違う豊富なラインナップの布がたくさんあります。特にカットしてあるはぎれは、年々おしゃれで大人でも使いたくなるような生地が増えて侮れません。子ども用の小物作りや、クラフト用の素材、子どもの工作に適しているものもあり、100円で試せるのはいいですよね！ 他にもまだまだ種類はあるのでお店でチェックしてみてくださいね。