赤ちゃん用椅子おすすめ11選！バンボ、テーブルチェアほか種類と選び方も紹介

赤ちゃん用椅子は首が据わる前には使えません。また、製品によってもいつから使用可能かは異なります。一般的には、離乳食開始後の生後6ヶ月くらいからの使用が多いようです。

いつまで使うのか、いつまで使えるのかは、選ぶ赤ちゃん用椅子の種類によっても異なります。中には、幼児期～小学生、大人になっても使えるものも。使用期間を重視してどの種類にするか選んでもよいでしょう。

赤ちゃん用椅子の種類には、大きく「ハイチェア」「ローチェア」「テーブルチェア」「バンボ」があります。子育て中のママに、もっとも役立った赤ちゃん用椅子を聞いてみました。

上記のアンケート結果がこちら。

1位：ローチェア 41％
2位：テーブルチェア 32％
3位：ハイチェア 15％
4位：バンボ 7％
椅子を使っていない ５％

「椅子を使っていない」と回答したママはごく少数。赤ちゃんのいる家庭のほとんどで赤ちゃん用椅子は使用されているようです。その中で選ばれている椅子には偏りが。各椅子は特徴が異なるので、それぞれの特徴を理解して最適な椅子を選びましょう。以下で、各椅子の特徴を解説します。

「ハイチェア」「ローチェア」「テーブルチェア」「バンボ」の各特徴を解説します。

ハイチェアは、その名のとおり、赤ちゃんが座る座席部分が高めの位置に配置されている赤ちゃん用椅子。ダイニングテーブルで食事をするご家庭では、赤ちゃんと同じ目線で食事できるのがうれしいポイント。

テーブルの高さに合わせて座る位置を調整できるハイチェアもあり便利です。ただ、高さがあるため赤ちゃんの落下の危険性があり、安全面には配慮が必要。丈夫な安全ベルトがついているなど、安全面に徹底した商品を選びましょう。

また、ハイチェアは赤ちゃん用椅子の中でも長期間使えるものが多く、形状を変えて大人になるまで使用できるものもあります。

アンケートでもっとも人気が高かったローチェア。座席部分の位置が低く、ローテーブルで食事をするご家庭であれば、そのまま横に座らせてお世話ができるのでおすすめです。座面が低いので落下の心配もなく安心。

ローチェアの中にも、テーブルが付属のもの、付属のテーブルの取り外しができるもの、テーブルが付属していないものなど、種類があります。テーブルが外せるもの・テーブルが付いていないものは小学校低学年くらいまで使用可能。長く使用する場合は、幼稚すぎないデザインを選ぶのが無難です。

テーブルの板にかませて設置するタイプの赤ちゃん用椅子。コンパクトで持ち運びしやすく、外食時や、友人宅・実家などでお食事する際にも持っていけるのがメリットです。テーブルの厚みにさえ対応していれば、ダイニングテーブルにもローテーブルにも使用可能。

商品により耐荷重は違うので、対象年齢・耐荷重は確認しましょう。だいたい3歳頃まで使える商品が多いようです。安全基準をクリアしていることをうたっているかどうかも参考にしてください。

バンボは南アフリカ共和国の「バンボ社」から販売されているベビーソファで、弾力と柔らかさのあるソファに赤ちゃんのおしりをすっぽりはめる形で使用します。ほかの赤ちゃん用椅子に比べ、首が据わる頃～など早めの時期から使用するタイプもあります。

バンボの魅力はその手軽さ。持ち運びがしやすいのでキッチンや居間など、家のどこでも運んで使えます。すぽっとはめるだけなので使用時の手間もなし。

ただ、少し成長するとおしりがはまらなくなったり、赤ちゃんが嫌がるようになったりすることもあり、ほかの赤ちゃん用椅子よりも卒業は早いよう。メーカーでは14カ月頃までとなっています。

続いては、通販の口コミでも人気の赤ちゃん用椅子を種類別にご紹介します。

座板と足のせ板の奥行と高さを、成長に合わせて調節できるので、赤ちゃん～幼児期～大人になるまで使用可能。別売りのパーツを使えば新生児期からも使えます。デザインは飽きのこないシンプルな北欧風。長く使える椅子です。

高さ調節とともにテーブルやガードベルトの取り外しもでき、組み替えながら大人まで長く使用できるハイチェア。マカロンをイメージしたやわらかくカラフルなカラーも人気の秘密。ピンク、グリーン、イエローなど6種類のカラーがあります。

座面は5段階、足乗せは8段階で調整可能。テーブルを使わないときにはくるっと後ろにまわして収納できます。ガードベルトを外せばキッズチェアとしても大人用チェアとしても使用でき、赤ちゃんが成長してからのお勉強用椅子としても。ハイチェアの中では比較的安価でコスパ面でも人気です。

赤ちゃん用品でも人気抜群のディズニーキャラクター、くまのプーさんの赤ちゃん用椅子。テーブルの位置を成長に合わせて2段階に変えることができ、取り外しもOK。プーさん以外にも、ミッキーとミニーのデザインもありますよ。

床に置いてもダイニングチェアに乗せても使える2wayタイプ。ローテーブルでもダイニングテーブルでも食事をする機会があるご家庭には最適です。使用しないときは折り畳んでコンパクトに収納可能。重量およそ1.6kgと軽量で持ち運びもラクラクです。

シリーズ累計18万個を売り上げるヒット商品です。赤ちゃんが姿勢よく座れるよう考慮された足置き場がポイント。成長に合わせ足置き場の高さも調整できます。食事にも遊びにも使えるテーブル付き。テーブルを使わないときは後ろに回転させればOKです。

世界30カ国で愛されているイタリアのブランド・イングリッシーナの人気テーブルチェアです。洗練されたデザインが魅力。シートは丸洗い可能、持ち運びに便利な収納袋つきなど、デザイン面だけでなく機能面にも優れた商品です。

対応可能なテーブルの厚さが2cm～8.5cmと、比較的厚みのあるものにも対応しています。背面についている収納ポケットは、スタイやタオルを収納できて便利ですよ。折りたたんで収納バッグに入れて持ち運ぶことも可能。

ワンタッチでテーブルへの付け外しが簡単にできます。テーブル取り付け部分のアームとノブには滑り止めゴムがついており、より安定的に取り付け可能。20mm以上40ｍｍ以下のテーブルに取り付け可能です。

安定的な人気を誇っているバンボ。成長に合わせて3つのステージシートが想定されています。床置き用のフロアシート、家族と一緒にテーブルを囲むとき用のフィーディングシート、ダイニングチェアに乗せて使うブースターシートと、3段階に組み替えて使用できます。こちらのバンボは6ヶ月～が対象です。

こちらは床置き用専用のバンボ。3wayでない分、価格も少し安価になっています。バンボの使用が初めてでお試し感覚で使用したいという場合はこちらもおすすめです。こちらは首が据わる頃～が対象となっています。

赤ちゃん用椅子は、「どのようなシチュエーションで使うか」「いつまでの使用を考えているか」で選ぶべき商品が変わってきます。これらのことをしっかりイメージしたうえで選ぶと失敗が少ないですよ。