ママのための悩み解決サイト
【医師監修】離乳食後期におすすめの朝ごはんのつくり方

【医師監修】離乳食後期におすすめの朝ごはんのつくり方

離乳食後半になると、だいぶ慣れてくる離乳食作り。しかし、忙しい朝はついついメニューがマンネリ化してしまう方も多いのではないでしょうか? 幼い頃から朝ご飯をしっかり食べさせておく習慣は大切です。そこで今回は、そんな慌ただしい朝でも手軽に作れる方法をご紹介します。


この記事の監修ドクター
神宮の杜クリニック 鈴木武志先生
JR原宿駅の竹下口を出てすぐ、駅の目の前にあるビル内に、2015年5月にオープンしたクリニック
http://jingunomori-clinic.com/

離乳食後期って、どんな時期?

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

離乳食後期とは、別名「カミカミ期」とも呼ばれています。前歯が生え始め、早い赤ちゃんだと奥歯の準備も始まります。「ごっくん期」「もぐもぐ期」を終え、いよいよ大人へ近づく「カミカミ期」。使える食材も増え、レシピの幅も広がり楽しくなってきたのもつかの間、日々成長を続ける赤ちゃんのお世話は大変ですよね。離乳食後期について、詳しくみていきましょう。

離乳食後期の赤ちゃん

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

離乳食後期の赤ちゃんは、だいたい9ヶ月~11ヶ月くらい。ハイハイやズリバイ、つかまり立ちができるようになり行動範囲も広がります。それに伴い、まず一番大変なのは「後追い」です。大好きなママが見えなくなると、泣きながら追いかけてきます。余裕のある時は存分に相手もできるのですが、特に忙しい時などは本当に困ってしまいます。また、つかまり立ちが始まると、いつ転んで頭を打ってしまわないか、常に見守らなくてはならないのも大変です。指先も発達してくるので、小さなものでもつかんでは何でも口に入れてしまうので、身の回りのものを今一度チェックしておいた方が良いでしょう。

その一方で、感情表現も一層豊かになり、早い子だと「まんま」「ねんね」などの言葉が出てくるようになります。たくさん話しかけてコミュニケーションを増やし、赤ちゃんの「言葉のチカラ」を育てるようにしましょう。行動範囲も広がり、言葉の数も増え、赤ちゃんから少しずつ「子ども」へ近づく大切な時期ですね。

離乳食後期の【前半】 気をつけるポイント3つ

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

離乳食前期では、食事に慣れることが目的でした。最初は飲み込むことに慣れるために、母乳やミルク以外のものを「ごっくん」する練習をしました。その後、「口を動かして飲み込む」ために、舌と上あごでつぶせるくらいの硬さのものを与えて、「つぶして飲み込む」練習をしました。では、離乳食後期ではどのようなことに注意して進めていけばいいのでしょう?

調理法

この時期になると、舌の運動が活発になり前後、上下、左右と自由に動かせるようになります。舌でつぶせない硬さのものは、左右に寄せて歯ぐきでつぶして食べられるようになります。「噛んで飲み込む」の一歩ですね。バナナの硬さを目安にして、指でつぶせるくらいの硬さのものを取り入れていきましょう。大根や人参、じゃがいもやサツマイモなど、茹でて柔らかくなりやすい根菜はオススメです。

食べ方

また、この時期はだいぶ食への興味も出てきて、手づかみで食べたがるようになります。手づかみ食べも、自分で食べることへの一歩。はじめは上手にできなくて、落としてしまったり、こぼしてしまったりと、食卓の汚れが気になってしまうかもしれませんが、おおいにやらせてあげましょう。目で食べ物の位置や大きさ、形状などを確かめ、手で掴んで硬さや温度、力加減などを学んでいるのです。そのひとつひとつが、子どもの発達につながります。

食材

消化吸収機能が高まってくるので、アジやサンマなどの青魚や、豚、牛などの赤身肉も少しずつ試してみても良いと思います。鉄分が不足しやすい時期になりますので、赤身の肉、魚、レバー、ほうれん草、小松菜など鉄分が豊富な食材を意識して取り入れてみましょう。

離乳食後期の【後半】 気をつけるポイント3つ

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

調理法

今までは煮る・茹でるがほとんどでしたが、上記でも述べたように消化吸収機能が高まってくるので、少量のバターや植物油が使えるようになります。よって、焼く・炒めるなどの調理法が増えるのでバリエーションも広がります。しかし、野菜は焼いたり炒めたりしただけでは柔らかくなりにくく、味のムラも出やすいので、炒めてから水で溶いた調味料で蒸し煮にする「炒め煮」がおすすめです。

食べ方

3回食が定着したら、そろそろ大人の食事時間に近づけてみましょう。目安は7時半、12時、18時となるように、今の生活リズムを大切にしながら移行していきます。今までは食事に慣れるための離乳食でしたが、これからは「しっかりと栄養を摂る」離乳食に変わっていきます。たくさん遊ばせてお腹を空かせた状態で離乳食を食べさせると、リズムが作りやすいです。

食材

この時期に多く見られるのが「食べムラ」です。今まで順調に進んでいた離乳食も、遊んでばかりで食べない、好き嫌いが出てきた、などの悩みがでてくるのもこの頃。赤ちゃんは日々成長しているので、その日その日にとらわれないことがポイントです。今日食べなかったものを別の日に出したら喜んで食べた……なんてこともよくあります。食材が嫌いというよりは、気分で決まってしまうので、めげずに何度もチャレンジしてみてください。

ママの笑顔が一番の栄養

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

子どもの離乳食が始まると、「全て手作りで!」とついつい意気込んで頑張ろうとしてしまいますよね。大切なわが子の最初の食事作り、力が入ってしまうのは分かります。でも、どんなに手の込んだ美味しい離乳食をイライラしながら食べさせるよりも、たまにはベビーフードに頼りながらも、ニコニコ笑顔で食べさせてくれるほうが、赤ちゃんの心の栄養にイイのです。大切なのは「ママが笑顔でいること」。あまり気を張らずに、赤ちゃんと向き合える程度の余裕をもちながら、離乳食作りに取りくみたいですね。

関連する投稿


【医師監修】子宮頸がんの症状は? 検診の流れと主な治療法3つ

【医師監修】子宮頸がんの症状は? 検診の流れと主な治療法3つ

子宮頸がんは、婦人科系のがんの中では、乳がんの次に罹患率が多いがんで、最近では、20~30代の若い女性に急増しています。ここでは、子宮頸がんになる原因や、子宮頸がんの検診、治療法などについてお話していきます。


【医師監修】胎児胸水は治る? 起こりうるリスクは? 適切な治療法

【医師監修】胎児胸水は治る? 起こりうるリスクは? 適切な治療法

妊婦健診で超音波検査を受けると、「胎児胸水」が見つかることがあります。これは、お腹の赤ちゃんの胸に水がたまっている状態のことで、適切な処置が遅れると、赤ちゃんの命に関わることもあります。ここでは、胎児胸水がどういうものなのかや、胎児胸水の予後、治療法などをお話していきます。


【医師監修】赤ちゃんの無呼吸に要注意! 呼吸が止まる原因と対処法

【医師監修】赤ちゃんの無呼吸に要注意! 呼吸が止まる原因と対処法

眠っている赤ちゃんの呼吸が何秒か止まっているのを見ると、お母さんとしては、心配でたまらなくなってしまうものですが、赤ちゃんの「無呼吸」の原因は、どういったことが考えられるのでしょうか?また、病気が関係している場合は、どのような治療法があるのでしょう?ここでは、赤ちゃんの無呼吸についてお話していきます。


【医師監修】妊娠中に糖尿病になると、どんな問題がある? 治療法は?

【医師監修】妊娠中に糖尿病になると、どんな問題がある? 治療法は?

妊娠中は、体調が大きく変化することで、体にさまざまなトラブルが起こりやすくなりますが、なかでも、特に気をつけたいものの1つに「妊娠糖尿病」があります。ここでは、妊娠糖尿病がどのようなものか、妊娠糖尿病の原因、治療法などについてご紹介していきます。


【医師監修】生後4ヶ月の赤ちゃんの成長は? 家庭内事故の予防と対策

【医師監修】生後4ヶ月の赤ちゃんの成長は? 家庭内事故の予防と対策

生後4ヶ月は、首のすわりが完成したり昼夜の区別がつき始める頃。お風呂やお着替えが楽になり、昼夜逆転がなくなることで、ママは育児がちょっと楽になるかもしれませんね。ただ、この時期からの新しい悩みや危険も出てきます。特徴と育児のポイントを知って、しっかり対策しましょう。


最新の投稿


働くママが知りたい「育児休業等取得者申出書」の手続き・提出までの流れ

働くママが知りたい「育児休業等取得者申出書」の手続き・提出までの流れ

もし出産後も仕事を続けたいと考えているなら、育児休業の制度を知っておきましょう。出産後、スムーズに職場復帰を果たすためにも、育児休業を上手に利用したいものです。今回は、育児休業を取得する際の手続きについて、必要な書類の一つ「育児休業等取得者申出書」を軸にまとめてみました。


【医師監修】妊娠時に基礎体温が下がることはある? 妊娠中の体温変化とその要因

【医師監修】妊娠時に基礎体温が下がることはある? 妊娠中の体温変化とその要因

妊娠の兆候を感じるのは、体温が高いことがきっかけになる女性もいるでしょう。妊娠すると、体は一気に「胎児を守り育てる」仕組みにシフトし、日常を維持するモードから切り替わります。女性ホルモンの働きが活発になって、体内に大きな変化が出てきます。そのため顕著に変化が現れるのが「体温」です。


【医師監修】産後うつの症状と原因、薬で治る? 予防はできる?

【医師監修】産後うつの症状と原因、薬で治る? 予防はできる?

マタニティーブルーの後にやってくる「産後うつ」。今回は、産後うつの症状、原因、赤ちゃんへの影響、ケア・治療法、予防法に至るまでをご紹介します。 


【教えて!働くママの妊娠~復帰 Q&A】サービス業勤務パート 29歳 佐々木さん

【教えて!働くママの妊娠~復帰 Q&A】サービス業勤務パート 29歳 佐々木さん

佐々木奈々さん(29歳) 業種:サービス業 職種:パート 子供:長女 0 歳のケースを紹介します。


【医師監修】妊娠24週目の胎児の状態は? ママが生活で気をつけたいこと

【医師監修】妊娠24週目の胎児の状態は? ママが生活で気をつけたいこと

妊娠16週目から27週目までは「妊娠中期」と呼ばれています。今回は、妊娠24週目にスポットライトを当て、この時期に起こる体の変化ほか、必要なこと・注意点をお伝えします。