住まい 住まい
2019年04月05日 17:08 更新

断捨離で得られる4つの効果とモノを捨てるコツとは?

ごちゃごちゃした部屋を片付ける近道は、まずはいらないものを捨てること。「捨てるのが苦手」という人もいるかもしれませんが、ものを捨てることは、掃除がしやすくなる以外にもメリットがたくさんあるんです。今回は、断捨離することのメリットと、スムーズにものを捨てるコツをご紹介します。

掃除の前に、まずは捨てること

Lazy dummy

「床にものがたくさん置かれていて掃除しづらい」「掃除をしようと思っても、部屋の中がごちゃごちゃしていて、どこから手を付けて良いかわからない」……そんな悩みはありませんか?

部屋の中をきれいにするための正しい手順は、次の3つ。
(1)整理(不要なものを捨てること)
(2)整頓(必要なものを取り出しやすい場所へ収納すること)
(3)掃除(ゴミや汚れを取り除いてきれいにすること)

不要なものを捨てなければ、部屋がもので溢れて、いつまで経っても片付きませんし、ものが邪魔で掃除もやりづらくなります。掃除や片付けが苦手という気持ちを持っている人は、もしかしたら掃除をする前の準備・整理ができていないのかも。いらないものを捨てて、部屋の中のものが少なくなれば、収納も掃除もしやすくなります。

ものを捨てるコツは?

Lazy dummy

「捨てる」基準をつくる

いざ、ものを捨てよう! と思っても、実際にやってみると「捨てる」って意外と難しいもの。「もったいない」「まだ使えるのでは?」と感じてしまい、なかなか捨てられないという人も多いのではないでしょうか。

そんな人でも、何が不要かを見分け、捨てることができるようになるためには、「捨てる」基準をつくっておくことが大切です。

捨てる基準をつくるときには、下記4つのポイントを参考にしてください。

(1)「使えるかどうか」ではなく「使うかどうか」

「まだ使える」という判断から、ものを捨てない理由を作っていませんか? まだ使えると思ってとっておいたものは、その後も使わないまま放置されるというパターンが多いです。直近で使う用途のないものは、処分してしまいましょう。

(2)収納する数や量を決めておく

ものを収納するときは、そこにしまうものの数や量の限度を決めておきましょう。そして、収納スペースに入りきらなくなったら、新しい収納ラックを買うのではなく、中のものを捨てて減らすようにします。そうすれば、ものが増えて収納しきれなくなることはありません。

(3)新しいものを買ったら古いものを捨てる

家の中のものは、新しく何かを買うたびに増えていきます。新しいものを1つ買ったら古いものを1つ捨てると決めて、ものが増えすぎて部屋がごちゃごちゃするのを防ぎましょう。

(4)迷ったら捨てる

ものを捨てるかとっておくか、なかなか決められずに考え込んでしまうのは時間の無駄です。すぐに「必要だ」と思わなかったものは、不要である可能性が高いもの。「5秒以内に決める」など、制限時間を決めて、それ以上迷うなら捨てるようにしましょう。

(5)期限を決める

どうしても捨てるかどうか決められないものは、一時的に別の場所に保管しておきます。そして、「これから1年間使わなければ捨てる」というように期限を決めておくのも良いでしょう。

捨てられないものを捨てるために

Lazy dummy

「使わないものは捨てる」と決めても、人からお土産やプレゼントでいただいたものは捨てるのを躊躇してしまうという人も。しかし、とっておいてもどうせ使わないなら宝の持ち腐れです。使ってもらうことによって、ものは喜ぶと考え、自分に必要ない場合は手放すようにしましょう。

人からもらったものと同様に、捨てづらいものといえば思い出の品。思い出は心の中にしっかりと残して、ものは処分するのも良いでしょう。それでも捨ててしまうのが寂しい人は、ものを撮影してデータとして残しておくのもアリ。データなら保存に場所を取りません。

捨てたら得られるメリットを見つけよう

Lazy dummy

捨てられない人の中には、購入したお金が無駄になる、その時の思い出がなくなってしまうとマイナスなイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、マイナスではなくプラスなことが起こるとしたら? ここでは、捨てることによって自分にプラスになるメリットを紹介します。

お金

自分にとって不要なものでも、他の誰かにとっては必要なものかもしれません。もし欲しいという人がいれば使ってもらいましょう。最近人気のフリマアプリなどを使えば、誰でも簡単に不要なものを売ることができます。いらないものを処分してお金がもらえるなんて嬉しいですよね。

人を呼べる部屋に!

散らかった部屋は恥ずかしくて他人に見せられませんが、ものを減らしてすっきり片付けば、部屋を人に見られることに抵抗もなくなります。友人やママ友を気軽に部屋に招き入れることができるようになり、仲もさらに深まるかも。

損をしなくなる

ストックがあることに気付かずに食品や日用品を買ったり、自分が持っているのと似たような服を買ってしまったり、という経験はありませんか? ものが多いと自分が持っているものを把握しきれず、同じようなものを重複して買ってしまうことも。

不要なものを捨ててものを減らせば、自分が持っているものを管理できるようになるため、無駄なものを買うことが少なくなります。

快適な気持ち

多くのものでごちゃごちゃした部屋にいると、気持ちまで荒んでしまうものです。不要なものを捨てて部屋の中が片付くと、心もすっきり。本当に必要でお気に入りのものだけに囲まれて快適に過ごせるようになり、ストレスもたまりにくくなるはずです。

まとめ

意識して捨てない限り、家の中のものは増え続ける一方です。ものを捨てるのはもったいなくて勇気がいることかもしれません。しかし、不要なものを捨てると掃除がしやすくなって、部屋も心もすっきりし、毎日気持ちよく過ごせるようになります。「捨てられない」から脱却して、「捨てる」ことのメリットを得ましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-