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2018年04月23日 15:10 更新

【収納の種類別】収納の基本を知ろう! 3つの片付け方法

「整理整頓」「収納」は、日常生活で切っても切れないワード。しかし、きちんと基本に沿って、整理整頓・収納ができていますか? 無計画にとりあえず目についたところだけ片付けて「きれいに収納できた」と思い込んではいませんか? 今回は収納の基本をおさらいしましょう。

収納にも種類がある! その片付け方法とは

Lazy dummy

ひと口に収納といっても、タンスや引き出しにしまうのか、棚にしまうのか、はたまた吊り下げや引っ掛けで見せる収納でまとめるのか……。部屋の間取りや住人の好みや生活スタイル、収納アイテムに求める優先順位によって、適した収納法が変わってきます。あなたに適した収納法はどれなのか、よく重視されやすいポイントを3つ、ご紹介します。

【POINT1】出し入れのしやすさ

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モノがそこまで多くないはずなのに、なぜかソファやベッドに衣服が散らかってしまう。モノが床に散乱している……という場合は、今現在、モノが出し入れしにくい収納法を取り入れている可能性があります。モノが出し入れしにくい状態だと、取り出したモノを元の場所に戻す習慣がつきにくくなり、モノの住所が定まらず、結果モノがあふれた“汚部屋”化が進んでしまうのです。

【POINT2】たくさんモノをしまう

衣装持ちなど「とにかくモノが多い!」という人には、収納は「いかにたくさんモノがしまえるか」が最重要事項。収納アイテムは容量重視で選びましょう。しかし、そういったタイプの人はどんどんモノが増えて行く一方なので、定期的にモノを「捨てる」習慣をつくるようにしましょう。モノが増えたら収納を追加するのではなく、「この棚から溢れる量のモノは持たない」「一年使わなかったモノは捨てる」など、モノを溜め込む癖をなくす工夫も大切です。

【POINT3】見た目を美しく

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収納の現場でよく表現される、「シンデレラフィット」という言葉。その名のごとく、シンデレラの靴のように、ピタッとすっぽり、きれいに収まった状態のこと。スペースに無駄なく収納できた状態の時に使われる言葉です。

この状態はとにかく、見た目が綺麗! モノを使いやすく収納したいけど、見た目も譲れないという方には、この「見た目を意識」した収納方法を取り入れるといいでしょう。

出し入れがしやすい収納とは?

以上、収納する上で重要視されやすい3つのポイント「出し入れしやすい収納」「たくさんモノがしまえる収納」「見た目がキレイな収納」についてご紹介しましたが、「私はこれかな?」と当てはまるものはありましたでしょうか?

それでは次に、具体的な収納アイディアについてご紹介します!

ラベリングで把握する

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家の中でモノを探すとき、「あれ、あの充電器ってどこにあったっけ?」「電池のストックってどこに置いていた?」など、何がどこにあるかわからなくなってはいませんか?

モノの出し入れをスムーズにするには、どこに何のモノがあるかを明確化することが大切です。モノは基本的にカテゴリごとにグルーピングし、引き出しなど蓋がついて中身が見えないモノにはラベリングをし、住所を明確化しましょう。ラベリングすることで、自分以外の家族が使ったときも元に戻しやすくなり、モノの住所も定まります。

縦収納で取り出しやすさUP

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衣服は上に重ねると奥のモノが取り出しにくく、かつ全体が見渡せないため、無駄買いを引き起こしてしまう可能性も……。特にハンドタオルや下着類、靴下や子ども服など、小さめサイズの衣服は、上にたたんで重ねるよりも、縦に収納したほうがしまいやすく、かつ取り出しやすいですよ。

たくさんモノがしまえる収納とは?

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コンパクトなしまい方をマスターする

「モノがとにかく多い……」と悩んでいる人でよくある共通項が、洋服の多さ。けれど、部屋にいくつもクローゼットやタンスを置くわけにはいかないですよね。

そんな大量の洋服たちですが、見直してみると無造作にざっくりたたんでいるせいでタンスの容量がオーバーし、洋服が入らなくなっていることがよくあります(実際私もそうでした)。洋服はできる限りコンパクトにたたみましょう。コツは、たたんだ後全て同じ幅になるようにたたむこと。ひとつひとつをコンパクトにたたむことで、たくさん収納することができますよ!

空間のスペースを有効活用する

クローゼットに洋服がこれ以上入らない、どうしよう! ちよっと待って。本当にそのクローゼット、もうパンパンですか?

クローゼットは縦幅が広いため、ロングコートを掛けても下にデッドスペースが生まれます。そのデッドスペースを有効活用しましょう。例えば、ロングコート・ワンピース → ショートコート・トップスと長さ別に洋服をかけると、ロングコートの下には一段、ショートコートの下には2段ほど、引き出しやボックスが入れられるスペースが生まれます!

また、クローゼットの奥行きが広い場合は、突っ張り棒を奥にもう一本取り付ければ、オフシーズンや使用頻度の低い洋服も奥へ収納可能。ロングコートがあまりない場合は、区切るように下のほうに突っ張り棒を取り付けてもいいですね。

見た目が美しい収納とは?

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収納するもの・アイテムの色を統一する

シンデレラフィットな収納を作るには、収納ボックスのサイズと、それをはめこむ収納棚のサイズをきっちり計測するのがコツ。全く同じサイズだと取り出しに苦労するので、ひとまわりほど小さい収納ボックスを選ぶようにしましょぅ。

また、見た目美しい収納をつくるには、色の配色やデザインにもこだわって。簡単な方法は収納ボックスの色を揃えることですが、デザインは同じにしつつ、あえて違う色を散らばせてカラフルにしても素敵です。

またボックスを使わずむき出しで収納する場合は、収納するアイテムの色やテイストの近しいものでまとめましょう。例えば本棚にしまう本でも、雑多に並べるのではなく、カバーの色別に並べると統一感がUPしてすっきり見えますよ。

生活感をなくすために、詰め替えを!

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生活感が出やすいアイテムといえば、キッチンの調味料やシャンプーやリンスなど洗面所・お風呂場の日用品。そんな生活感がにじみ出ちゃうものたちは、おしゃれなボトルに詰め替えてしまいましょう!

おしゃれにまとめるコツは、同じテイストのデザインのものに詰め替えること。詰め替えた後は中身が判別しやすいよう、ラベリングするのもお忘れなく。

まとめ

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いかがでしたか? 収納はただ単に、散らかったモノをきれいに片付けるだけではなく、使いやすいかどうか、見た目が好みかどうかなども併せて考えると、ライフスタイルにマッチした収納法が見つけやすいです。ぜひご自分に沿った収納法を見つけてみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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