ポロシャツの上手な収納方法を紹介
ポロシャツは、初夏から晩夏にかけて長く活躍してくれるアイテムです。襟付きで品がよく、スポーツシーンに限らず便利に使えるので、ついつい数も増えてしまいがち。収納方法に悩んでいる方も多いのでは?そこで、この記事ではお気に入りのポロシャツをスッキリと収納するための畳み方や収納方法をご紹介します。
ポロシャツ収納のおすすめとは
シワができにくく畳む収納がベスト
ポロシャツは、綿のシャツと違ってシワができにくいため、畳む収納がベスト。1枚1枚コンパクトに畳めば場所も取らず、省スペースでたくさん収納できます。
ポロシャツに使われる生地は、ニット生地といって、糸を編み合わせてできた布地です。「鹿の子ポロシャツ」や「フライスポロシャツ」という言葉を聞いたことはありませんか?鹿の子もフライスも、生地の編み方の種類です。ニット生地は柔らかく伸縮性があるので、洗濯しても畳んでおいてもシワになりにくいという特徴があります。そのため、心置きなく畳んでしまいましょう。
面倒であればハンガー収納でもOK
もちろん、いちいち畳むのが面倒という場合はハンガー収納でもかまいません。夏場はお気に入りのポロシャツをヘビロテすることもありますから、その方が取り出しやすくしまいやすいですね。
ただし、ハンガー収納する際には注意していただきたい点があります。ポロシャツの場合、針金ハンガーはNGです。もっとも、クリーニング店でもプラスチックのハンガーが主流になっている昨今、針金ハンガーを利用している人は少ないかもしれませんね。針金ではなくても、細いハンガーはあまり使うことをおすすめしません。
先ほどお伝えした通りポロシャツの生地は柔らかいため、細いハンガーにかけたまま乾燥させると、ハンガーの肩の部分が飛び出したような形に変形してしまうことがあるのです。ハンガー収納には、肩の部分に厚みのあるものを使いましょう。シーズンオフにはしっかり畳んで収納してくださいね。
収納方法は立てる収納がおすすめ
ポロシャツを畳んだあとは、立てる収納がおすすめです。しかし、多くの方が、畳んだポロシャツを衣装ケースに重ねて収納しているのではないでしょうか。重ね収納は下の方が重みで潰れやすく、一目見るだけではどんな服があるのかわかりにくいというデメリットがあります。
それよりも、きっちり畳んだポロシャツをバインダーのように引き出しに縦に入れてみてください。上から眺めるだけで、すべての色柄がわかります。出し入れがしやすいと、子どもにも自分の服を自分で選んで着る習慣がつきます。家事時間を短縮するには、家族に自分のことは自分でしてもらうことが大事です。見やすく、着やすく、しまいやすい立てる収納にぜひチャレンジしてみてください。
立てる収納は、収納のプロ「こんまりさん」こと近藤麻理恵さんも推奨する収納方法です。引き出しの中でポロシャツがしっかり立てるように、仕切りを作ってスペースを区切るとうまく収納できます。ぴったり綺麗に収納しても、洗濯していたり着ていったり、すき間ができることがありますね。そうした場合は、ブックエンドを利用してポロシャツが倒れないように支えてあげましょう。
ポロシャツ収納の畳み方
ポロシャツの綺麗な畳み方
ポロシャツを立てて収納するためには、畳み方にも工夫が必要です。こんまりさんが推奨する、「自立する服」を目指して畳んでみましょう。
まずは、できるだけシワにならないように広げます。前のボタンは上までとめておいてもよいのですが、個人的には一番上はあえてあけておくのがいいように感じます。収納時に襟部分はつぶれがちなので。そのかわり、あけておくとできあがりの形がちょっと崩れます。ここはお好みで。
裏返して、襟から数センチ離れたところから、身ごろを内側に畳みます。袖は肩のラインが身ごろと並行になるように畳みます。
襟の部分が少し内側にくるように、畳みます。
裾の部分で襟をカバーするように折り込みます。
半分に畳みます。
すると、ポロシャツ自体がしっかりひとりで立ってくれます。
お店のディスプレイのような畳み方だと、自立せずにくしゃっとなってしまいます。
書類トレーに2~3枚ずつ重ねて入れたり、お店のように平置きしたりする予定なら、それでもかまいません。
クリアファイルを使うと楽チン
ポロシャツを畳むときは、クリアファイルを使うと便利です。家族のポロシャツはそれぞれサイズが違うと思いますが、これなら全部同じ大きさに畳むことができます。厚みは少々差が出ますが。引き出し収納のプランニングが楽になりますね。
使い方は簡単です。
身ごろを畳むときに、襟の下あたりにクリアファイルをあててガイドにします。
ファイルの大きさにあわせて、身ごろを内側に畳んでいきます。左右の身ごろを畳んだら、ファイルを抜きとってください。
ツルツルしているので抜き取るのも楽です。ボール紙などで作ったガイドは摩擦で抜き出しにくいので、やはりクリアファイルがおすすめです。
丸めて収納
数が多すぎていちいち畳んで収納するのは面倒!という方は、丸めて収納する方法も検討してみてください。ハンガー収納では、ポロシャツが型崩れしたり、生地が伸びてしまったりするので嫌、という方も同様です。
身ごろと袖を内側に畳んだら、裾からクルクルと丸めておくだけです。そのまま引き出しに立てて入れておけば、見やすく収納できます。途中までの手間は同じですので、これも好みの問題かもしれませんね。シワができにくいように、キュッと畳みすぎないで、余裕をもって丸めてください。
まとめ
たくさんのポロシャツを見やすく、取り出しやすく収納するには、畳んで縦置きがおすすめです。ただし、「同色で襟のラインの本数が違う」「同色で胸のワンポイントが違う」など、微妙なデザイン違いのポロシャツを複数持っている方は、平置き収納が探しやすいでしょう。自分のワードローブをチェックして、ぴったりくる収納方法を試してみてください。