全部100均でそろう！　春色満載な大人かわいいラッピング

こんにちは♪　キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

寒い冬が終わり、春の気配がやってくると、洋服も雑貨も、店頭にはカラフルなアイテムたちが並び始めます。特にここ数年はイースターがネクストトレンドと叫ばれていることもあって、セリアやダイソーなどの100円ショップにも特設コーナーが組まれていますよね。

カラフルなパステルカラーやうさぎやひよこなどのキュートなモチーフは、子どもだけでなく大人も胸キュンしてしまうもの！　SNSでは最近、友達や家族と集まって、イースターパーティを楽しむ方もちょくちょく見かけるようになりましたが、そんな時はちょっとしたお菓子やイースターエッグをラッピングしておくと、飾りを兼ねたプレゼントにもなって意外と重宝します。

イースターのデコレーションやモチーフは春らしいパステルカラーやポップな雰囲気のものが多いので、それに合わせてラッピングしても良いのですが、それだけでは少し子どもっぽくなりすぎてしまうことも。子ども中心の時には良いのですが、大人でイースターを楽しみたいときにはちょっと落ち着いているけれども何だかかわいい、そんな大人ガーリーなラッピングをしてみてはどうでしょうか？　使う素材や色を変えれば、まったく違う雰囲気になるので、お好みや用途に合わせて参考にしてみてください。もちろんイースターパーティ以外にも、お友達へのちょっとしたギフトにアレンジしてもOK！

この時期ならではの「大人かわいい」ラッピングアイディアをぜひ試してみてくださいね♪

ナチュラルな雰囲気が出るクラフト紙を使って、うさぎ型の袋を作ります。慣れれば短時間で作れるようになれます。袋の作り方をマスターすれば好きな紙で作れるように♪

■材料

・クラフト紙
・クラフトタグ
・両面テープ
・毛糸
・英字オーブンシート
・のり

セリアにあるA4サイズのクラフト紙を使います。こちらは筋入りのもので、模様がある分味わいがあります。これを1枚使ってうさぎ型の袋を1つ作ります。クラフト紙はナチュラルな雰囲気で人気がありますが、とてもシンプルなので、うさぎっぽさを演出するために、もこもこした毛糸と、造花で華やかさもプラスします。

■作り方

①クラフト紙を横長に置き、片端を両面テープより少し幅があるくらいで折り、両面テープを貼る。
②半分に折り、貼り合わせる。（筒状になる）
③下端を1.5cm幅で折り目を付け、その両端の角にも折り目を付ける。
④両角を切り落とし、さらに折り目に添って片側だけ切り落とす。
⑤折り目の内側に両面テープを貼る。
⑥端を貼る。

ここまでで袋の完成です。

⑦袋を1/3くらいの位置で縦半分に軽く折り（折り目はできるだけ下部分には付かないように）そこから袋の角まで緩やかなカーブでカット。
⑧元に戻すとうさぎ型の袋が完成。
⑨タグを卵型にカットし、英字のオーブンシートをのりで貼る。

英字のオーブンシートはナチュラルさを出すために手で破ってガタガタにしています。卵の殻が割れたようなギザギザにしてもいいかもしれませんね。

袋にお菓子やイースターエッグを入れてタグで耳の根元を縛り、毛糸を巻き付けて最後に造花を差し込んで完成です。耳の部分を広げてうさぎっぽく形を整えてあげてください。造花の代わりに、生のアイビーを添えても素敵です。

こちらはポップな色調のままですが、形をシンプルに、大人でも子どもでも使えるようにしました。紙の色や手触り、マスキングテープの色や模様でかなり違いが出てきます。

■材料

・色画用紙
・マスキングテープ
・リボン
・ビニールBag（透明袋）

今回はイースターエッグの模様をイメージしてマスキングテープを横しま模様にデコレーションしています。幅は細めのものをすべて使用。

■作り方

①型紙を作る。
②色画用紙に型紙を使って下書きしてから切り抜く。
③マスキングテープをデコ。
④はみ出たマスキングテープをはさみでカットし、上の方にパンチで穴を開ける。
⑤片面に卵型を切り抜く。

型紙は丸や楕円の形のお皿やカップを利用すると作りやすいです。間に3cmのマチを作っています。パンチで穴をあけるときは折り目で折って、2枚重ねて開けると同じ場所に開けることができます。

ビニールの袋にお菓子を入れて穴にリボンを通して蝶々結びにすれば完成です。卵の切り抜き部分からお菓子が覗けます。

透明袋にマスキングテープを貼って、色画用紙の方は無地のままにしても♪

お菓子の入った袋は挟んだだけなので、後ろ側に両面テープを貼って固定すると安心です。

今度は空き瓶リメイク。イースターバニーが乗ったボトルに変身させました。実はこちらのイースターバニーはアロマストーンにもなってくれる便利アイテム。ディスプレイとして、インテリアとして、小物入れやプレゼント容器としてお使いいただけます。木粉粘土のナチュラルな質感が、野うさぎをイメージしますね。実はイースターバニーは野うさぎで、イースターエッグを運んでくるという伝承があります。

イースターバニーはダイソーのシリコンモールドを使って製作。今回は「うさぎ型」「デイジー型」を使用。この2つの型はイースターにぴったり！　ダイソーで発見して一目ぼれ。今年のイースターにはこれを使おう！　と思って大量生産しました。

■アロマストーン材料
・シリコンモールド（うさぎ型、デイジー型）
・木粉粘土または石粉粘土

シリコンモールド、木粉粘土、ともにダイソー商品です。木粉粘土は淡い茶色で素朴な雰囲気に。石粉粘土も取り扱いがありますが、こちらは白いので上品な雰囲気の仕上がりに。どちらもエッセンシャルオイル（精油）を垂らして、アロマストーンとして活用することができます。

■作り方
型に詰める前に、粘土を少し手で練ってから詰めると、滑らかになり割れ目ができにくくなります。型には隅までしっかりと粘土を詰めてから、優しく取り外してください。1～2日シッカリと乾燥させたら完成。

■リメイク瓶材料
・空き瓶
・布
・レース
・両面テープ
・グルー＆グルーガン

■作り方
①蓋の大きさ＋蓋の高さを足して布を裁断。縁は1周切り込みを入れる。
②両面テープを蓋全体に貼る。
③布を当てて貼り、縁にもしっかり張り付け、はみ出た布はきれいにカットする。
④蓋の縁に両面テープを貼り、レースを接着する。
⑤うさぎの首にもレースを貼り、蓋の真ん中にグルーガンで接着。

イースターバニーはグルーガンで接着してあるので、それを引っ張ったり、力が入るような蓋の開け方をすると取れてしまうかもしれません。また、水で洗うことができるのは瓶本体だけになります。

イースターバニーや使った布がナチュラルな色なので、パステルカラーのイースターエッグの色が引き立ちます。全体にもっと明るい色調にしたいときは、使う布をポップなものをチョイスしてください。

せっかく大量に作ったので、今度は紙コップラッピングの飾りに取り入れてみましょう♪　この方法は簡単ですぐにできるのでたくさんの数をラッピングするときにとても便利です。また、1つあたりの材料費が安くつくのもメリット。ナチュラルな大人ガーリーにするため、クラフトペーパーの紙コップを使っていますが、パステルカラーやチェック、ドット柄などで作るのも可愛いです。リボンでも雰囲気はかなり変わってきます。

■材料

・クラフトペーパーカップ
・木粉粘土で作ったうさぎとデイジー
・ハート形レースペーパー
・リボン
・マスキングテープ
・接着剤

カップやレースペーパー、リボンは100均で全部そろいます。

カップの口を半分に折り、真ん中をマスキングテープで止めます。

レースペーパーを被せてリボンをかけて蝶々結びにし、うさぎを接着剤で貼り付けます。

デイジーも同様に作ります。

イースターエッグは卵なので、卵のケースに入れるのも可愛いですよね♪　紙でできた卵ケースはインテリアとしても人気が高いので100均で探してみて！

紙でできた卵のケースはセリアなどでもインテリア雑貨として通年販売がされていますが、イースターの時期は品薄かもしれません。この写真上のイースターエッグはダイソー商品ですが、紙の卵ケースが付いていてとってもお得。そのままケースもインテリアとして、ラッピングBoxとして活用できます。すぐに売り切れてしまう人気商品なので、見つけたら確保するのがおすすめです。

上で紹介したイースターエッグが入っていた紙の卵ケースをそのまま使ってイースターエッグを詰めてみると、やっぱりちょうどいいですね！

売り切れてしまっていた……なんて時には、手に入りやすく雰囲気が似ているセリアのランチボックスを代用してみてはどうでしょうか？

クッション材や造花と一緒に詰めれば素敵なエッグBoxができ上がります。深さもあるので詰めやすいです。

エッグキャンドルとお花を詰めてイースターのプレゼントBoxにしても素敵です。本物の卵の殻を器にして小さなおもちゃやお菓子を詰めてもいいですね。

こちらでセリアで取り扱っているラッピング資材を紹介しています。バレンタイン限定の物だけでなく、通年取り扱いのある定番商品もあるので参考にしてください。

ちょっと大人っぽいナチュラルガーリーのものを多く取り上げてみましたが、いかがだったでしょうか。もちろんもっとイースターらしいポップなカラーがお好みであれば、使う素材やカラーを変えてあげればがらりと雰囲気が変わります。基本的な作り方や使い方は同じでも、使うものによって雰囲気が変わってくるのがおもしろいですね♪