本を開いたままの状態にしてくれる裏技4選
料理や洋裁など、本を開いたまま作業をしたいときってありますよね。押さえていた手をちょっとはずした隙にパタンと本が閉じてしまい、見ていたページを探すのに苦労してイラッとしたことはありませんか? 今回は、本を開いたままの状態にしてくれる、ながら作業に便利なグッズをピックアップしてご紹介します。
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重しが付いたブックストッパー
洗濯バサミのような形状が特徴
洗濯バサミのような形状が特徴の「ブックストッパー」。本をピンチではさんでページを固定することができます。ブックホルダーというと、大きなものを連想しがちですが、コンパクトでスペースをとらないのがポイントです。
「ブックストッパー」は1つ単位で販売されていますが、見開きの両側をそれぞれはさんで使用すると、よりいっそう使いやすくなります。できれば2つ購入するのがおすすめですね。
「ブックストッパー」には重しが付いているため(120g)、ペーパーバックタイプの本でも開いたまましっかり固定することができます。ピンチ部分の幅が1cmぐらいしかないので、余白に固定しておけば、本の内容を隠すこともありません。
デメリットとしては、ピンチ部分の幅が狭いせいで、衝撃があるとはずれてしまうこと。
洗濯バサミで自作する方法
「ブックストッパー」のように重しが付いたブックホルダーは、簡単に手に入る材料を使って自作することも可能です。
・洗濯バサミ
・シャックル
洗濯バサミは、どんなものを使ってもOKですが、厚みのある本にも使いたい場合は、大きく開くタイプのものを選ぶのがよいでしょう。
シャックルとは、ロープやワイヤーなどを連結するためのU字形をした連結金具のこと。本来の用途ではなく、単に重しとして使用します。あまり見たことがないかもしれませんが、通販のほか資材の扱いがあるホームセンターにも売っていますので簡単に見つかるでしょう。
作り方は、シャックルのスティック部分をいったん取りはずし、洗濯バサミの金具部分の穴に通して差し込むだけでOKです。
ただし、1つだけ注意点があります。洗濯バサミによっては、シャックルのスティック部分を通すことができないため、2つのサイズ感が合うものを購入することが必要です。はじめにシャックルを購入して、組みあわせ可能な洗濯バサミを探しましょう。
洗濯バサミとシャックルのサイズさえあえば、「ブックストッパー」と同様、大きな本にも使うことができます。
コンパクトなページオープナー
差し込んで使うタイプ
持ち運びできることを重視するなら、コンパクトなサイズであることはポイントの一つです。なかでもおすすめなのが「ページオープナー」です。柄の部分が短いフォークのような形状をしているのが特徴で、4本の爪を使って本を固定することができます。
しおりとして使えるくらいの薄さ。薄くてかさばらないだけでなく軽量なので、文庫本にはさんで持ち歩くことができるのもポイント。
注意点としては、使用できる本の大きさに限りがあることです。適用できるのはだいたいA5サイズくらいが限度。それより大判となると、スルッと抜けてしまうことも。
ただ、「ページオープナー ワイド」もあるので、楽譜などの大型本に使いたい場合は、そちらを選ぶとよいでしょう。
片手で本を開いたままにできるグッズも
電車内の読書に最適
片手で本を読むのをアシストしてくれる便利グッズもあります。例えば、電車などで吊り革を握ったまま、無理なく読書をすることができると評判なのが「thumb thing」です。
使い方は、穴に親指を通した状態で本を手にするだけで、本を見開いた状態で安定させることができます。本を強引に指で押さえつける必要がないので、とても快適。とくに文庫や新書などのペーパーバックに最適です。
S、M、L、XLと4サイズ展開されているので、読むサイズの本にあわせてお選びください。「thumb thing」はカラフルで6色ものバリエーションがあります。
まとめ
本を開いたままの状態でキープしてくれるグッズがあれば、いろんなシチュエーションで快適に読書することが可能です。使ってみて納得、もっと早く知りたかったと思えるはず。パタンッと閉じてしまうストレスから開放されますよ。
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