モノが増えて大変! 子どもとの片づけに最適な「時期」とは?
子どもが生まれて第三者のモノがどんどん増え、お家はパンク寸前! というママも多いのではないでしょうか? 特に保育園・幼稚園・小学生くらいになってくると、プリントやら道具類やらおもちゃやら……種類も多くなってきて、どんどんお部屋を圧迫していきますよね。今日はそんな子どもとの片づけに最適なアプローチ方法をお伝えします。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の片元友紀です。
私がお片づけのプロ「ライフオーガナイザー®」の資格を取ったのは、次男の誕生すぐ後。なんとか長男までは持ちこたえていたおうちが、次男の誕生により、モノも時間も心も崩壊したのがきっかけでした(苦笑)。
そこから、子どもたちとのお片づけの実験の日々が始まります。今までに得た経験とともに、今回はお子様とお片づけをはじめるのに最適な「時期」について、お伝えしていきますね。
お片づけをしたくなる「日」を作る
お片づけのタイミング:クリスマス前
年間行事にもなっていることなんですが、わが家では、クリスマス前に必ずお片づけをします。
クリスマスといえば、子どもたちにとっては“無条件にプレゼントがもらえる日”。子どもたちにとっては本当に楽しみな日ですが、言い換えるとたくさんモノが増える日なんですね(苦笑)。
だからこそ、こんな声かけをします。
「そろそろ、クリスマスが近づいてきたね! 楽しみだね~。今年は何をもらうか、プレゼントは決まった? サンタさんがみんなのところに来てくれてプレゼントを置いてくれたり、ジジババたちからのプレゼントもあったりして楽しみだよね。そしたらさ、せっかくもらったプレゼントを大切に置けるように、ちょっとだけおもちゃのお片づけしようか! サンタさんもお片づけして綺麗にしてくれていたら、プレゼントを置きやすくて嬉しいと思うよ」
すると、子どもたちのスピードは早いです。なぜならば、クリスマスが楽しみで仕方ないから(笑)。楽しみで、自分たちが嬉しい気持ちになることがお片づけの先にある、ということが、取り掛かりをスムーズにするヒントです。
今でこそプレゼントは、ゲームのソフトなどかなり小さめのサイズになりましたが、幼稚園の頃なんかはヒーロー戦隊・ライダー系の武器だったので、一つのモノが大きくて大きくて。しかも、一年で入れ替わったりするので、子どもたちの興味の移り変わりも激しいんですね。
だからこそ一年に一回しっかりリセットできる時期を作る意味でも、サンタクロースの力を少しお借りして、お子様たちとお片づけを前向きに楽しんでいます♪
次のステージをスムーズに進めるための「お片づけ」
お片づけのタイミング:新学期の3日前
幼稚園や保育園、小学校でも、夏休みや冬休みなどの長期のお休みがあると思います。狙い目は、そのお休みが明けて新学期が始まる3日くらい前。
休み前には、幼稚園や保育園、小学校から大量のお便りや手作りの作品たち、小学校からはたくさんの宿題なんかも一緒に持って帰ってきますよね。
新学期が始まる前に、モノでいっぱいになってしまった空間を整え、そして次の学期をしっかり学べるお子様の心の余裕を作る意味でも、この時期がベストかな、と思います。
「お休み前まで、学校(もしくは幼稚園や保育園)お疲れ様でした! いろんな経験ができたし、〇〇の行事なんかもあって楽しかったね。お母さんも授業参観日で君たちの成長した姿が見られてすっごく嬉しかったよ。さて、また始まる学校で忘れ物ゼロのはなまるもらったり、新しいお勉強もしっかりしたり、お友達といっぱい外に出て遊べるように、学校でもらってきたものをちょっとお片づけしてみようか!」
といった具合です。
もう使わないプリントや、先生に丸付けをしてもらったファイル、作ってはみたもののあまり気に入っていない作品、もう期限の過ぎているお便りなどが結構出てきます(苦笑)。
幼稚園や保育園では作品系や多く、小学校では紙類が圧倒的に多いですね。よくクライアント様にも聞かれますが、作品に関しては、わが家では本人たちのお気に入り作品は一定期間飾ることにしています。
\ ブログでも紹介中 /
『ママ友からの質問:子供の作品の手放し方は?』
https://ameblo.jp/toshikosoba/entry-12315359468.html
こうやってお休みが明ける前に空間を整えることによって、前学期を振り返り、ドキドキする新学期をスムーズに進められるよう、子どもたちに寄り添ってあげる時間もつくることができます。
こんな時期にお片づけを始めるのも、もちろんアリ!
お片づけのタイミング:イベント前
上の時期の応用で、
・子どもたちのお誕生日前
・お盆お正月の実家帰省前
・GWの子どもの日の前
なども、お子様とのお片づけとしては適している時期だと思います。
上の二つの時期は、クリスマス前のような、お片づけの先にワクワクする楽しみが待っているケースですよね。
お子様自身が楽しみにしている時期を120%楽しく過ごせるようなお片づけだと、集中力を保って取り組むことができますし、習慣化することができます。
わが家も長男が3歳の頃から実験していますが、今はクリスマス前とお誕生日前は、私が忘れていても本人たちから「そろそろお片づけしなきゃね」と話があるくらいです。習慣化ってすごいな、と思います。
子どもと一緒に片づけするときに! ちょっとだけ注意事項
初めからいっぱいするのは無理
やっぱり子どもですので、集中力はとても短いです。初めからおもちゃ全部、とか学校用品全部、というのは難しいと思っていてください。
大人も子どもも、お片づけは小さい空間からの練習が必要です。初めは電車関係だけ、とかブロック関係だけ、とかから始めてみてくださいね!
「片づけないと」と脅迫するのはNG
ついつい言いがちになってしまうことですが、お子様のお片づけをリードするのに「片づけないと……」という脅迫は、かなりの逆効果となってしまいます。
お片づけってなんのためにするのか? お片づけってしたら、どんないいことがあるのか? それを具体的に教えてあげて、初めてピンとくるものです。
習慣化するまでは、今までご自身が言われてきた言葉だと思うのでキツイかもしれませんが、脅迫はNGです(苦笑)。
まとめ
お片づけって、人生のあらゆるところで使えます。今、私が生きていて、ありがたくもお片づけをお伝えする側にまわっていてそう思います。
そして、子どもたちのお片づけスキルって、環境が大きく影響します。苦手な子だって得意な子だっています。だからこそ、子どもたちができるだけお片づけにトライしやすい【時期】を狙って行うのは、成功確率を上げることにもなるんですよ♪
次、いつやってみようかなー? と計画を立てて、ぜひ挑戦してみてくださいね! 今回の記事が参考になれば嬉しいです♪