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2019年02月02日 21:00 更新

業者いらず! リメイクシートでキッチンを気軽にチェンジ

キッチンの雰囲気をガラリと様変わりさせるには、壁紙を貼り替えるのが近道。とはいえ、貼り替えを業者に依頼するとなると、費用も時間も必要になってしまいます。そこでおすすめなのが、リメイクシートを使ってDIYする方法。ローコストで手軽にイメチェンできるとあって注目を集めています。上手な貼り方や注意点などについてご紹介します。

リメイクシートで汚れたキッチンの壁も大変身

Lazy dummy

キッチンの壁は、油汚れなどで汚れやすく、さらに一度固まった油は取りにくくなっています。そんなキッチンにリメイクシートを貼ることで、汚れ隠しもできるというメリットもあり。素材によっては、防水、耐熱などを選ぶことができます。壁に直接汚れが付着しないので、掃除も楽ちんになる可能性大! また、防汚タイプのリメイクシートだったら、壁を拭いただけで汚れがするんと落ちるものもあります。

機能面は落ちますが、最近では100均でリメイクシートも手に入るので、チャレンジしやすいのもうれしいですね。

専門家も購入した100均のリメイクシート▽

キッチンの壁にリメイクシートを貼る方法

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1. キッチンの壁の長さを測ってリメイクシートを購入
リメイクシートの必要量の目安は、実際に貼りたい部分のおよそ1.5倍です。ただし、小さな壁など、リメイクシート1枚をそのまま貼る場合は、壁のサイズそのままでOK。コンロまわりに貼る場合は、熱に強いタイプを選ぶようにしましょう。

2. 壁のホコリや表面の汚れを除去
リメイクシートを貼る前に、布に水や中性洗剤を含ませ、壁に付着した油汚れなどを取り除いておきます。中性洗剤が残っているとリメイクシートが貼り付きにくくなるので、水気を拭き取っておくことが大切です。

3. マスキングテープなどで仮止めしてイメージ作り
マスキングテープでメイクシートを貼りたい位置に仮留めします。実際に貼った様子をイメージできるのでお試しください。

4. シートを剥がしながら貼っていく
フィルムを剥がしながらゆっくりと貼り付けていきます。

5. スキージーなどで空気を抜く
リメイクシートを貼る際、どうしても気泡が入ってしまいます。そんなときには、スキージーを使って空気を抜いていってください。タオルなどで、リメイクシートの表面を優しくなでるのでもOK。
冬場など室温が10度を下回っている場合は、ドライヤーで温めると貼りやすさがアップします。逆に、温度が高すぎるとヨレてしまうことがあるため、夏場などは涼しい時間帯に作業するとよいでしょう。

キッチンの扉にリメイクシートを貼る方法

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キッチンの壁だけでなく、キッチン扉が変わるだけでも空間の雰囲気はガラリと変わります。壁の貼り替えは、ちょっとハードルが高そうという場合は、キッチンキャビネットのリメイクを試してみるのがおすすめです。

事前に、キッチン扉に付着した汚れをキレイに落としておくことをお忘れなく。

取っ手のない扉の貼り方

キッチン扉の寸法を測り、同じ大きさになるようリメイクシートをカット。取っ手が付いていない扉であれば、空気が入らないように貼るだけです。

取っ手のある扉(ねじを取り外しできるもの)の貼り方

取っ手のある扉は、リメイクシートを貼る前にドライバーを使って取っ手を外してから作業してください。穴を気にせずにリメイクシートを貼ってOKです。シートを貼ったあとにキッチン扉の表側から、ねじ穴めがけてドライバーなどで穴を開け、取っ手を取り付けたら完成です。

取っ手のある扉(ねじを取り外しできないもの)の貼り方

取っ手の取り外しができない扉の場合は、あらかじめ、取っ手の形にそってリメイクシートを切り抜いておきましょう。

リメイクシートをキッチンに貼るときの注意点

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リメイクシートのなかには燃えやすい素材を使用しているものも少なくありません。コンロまわりで使用する場合、一つ間違えると火事になることもあるので、素材については必ずチェックしておきましょう。とくに、セリアなど100円ショップのものは、塩化ビニール製である場合がほとんど。耐熱性がないのでコンロまわりで使用するのには向きません。防水・防油・防汚・耐熱に優れたシートを使うと◎。

まとめ

リメイクシートを使えば、キッチンの模様替えをリーズナブルに楽しむことができます。しかも、油汚れが気になるコンロまわりのお手入れが簡単になって一石二鳥。適材適所な素材選びで、気軽にDIYを試してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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