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2021年06月26日 18:54 更新

集中できるのは職場か家か「出社or在宅」どっちの勤務スタイルがいい?

新型コロナウイルスの影響で急速に進んだリモートワークの普及。週の半分は在宅で残り半分は出社するなど、柔軟な働き方になった職場もあるようです。リモート普及を歓迎する人もいれば、在宅ではやりにくいという人も。そこで「もし選べるとしたら出社か在宅か」どちらの勤務スタイルがいいかアンケート調査を実施。リアルな声を集めました。

選べるなら「出社or在宅」どちらの勤務スタイルがいいですか?

「もし、出社と在宅のどちらかが選べるとしたら?」という質問に対し、「出社派」は約52%、「在宅派」は約48%と意見はおおむね半分に分かれました。コロナ禍で世間の働くスタイルに変化が見られ、自分自身の仕事をする環境も見つめ直している人が多いようです。

では、それぞれどのような意見があったのかを見ていきましょう。

「出社がいい」という回答を選んだ人の意見

メリハリがつく

家での仕事は"メリハリをつけることが難しい"という意見が多く寄せられました。家の中にいると、つい整理整頓したくなったり、ゴロゴロしたくなったり、子どもや他の家族のことが気になったりと、気が散りがち。オンとオフの線引きが難しくなるようです。

出勤するスタイルならば、通勤の道中で仕事モードに切り替えられます。場所が変わるというのは、案外、気持ちのスイッチを入れるのに大事なのかもしれません。

メンタル面を考えた結果

もともと人と接することが好きだという人にとっては、長引く自粛生活がストレスに。家族などごく限られた人としかコミュニケーションが取れず、家にこもりきりになることは、メンタル的にまいってしまうケースもあるでしょう。

電話やチャット、オンライン会議ツールなどを活用し、非接触でも外部の人とのコミュニケーションを図ることは可能ですから、上手に活用してほしいですね。

職場でのコミュニケーションを重視

ちょっとした相談や、今すぐ確認したいことは、オンラインではなかなかコミュニケーションが取りにくいと感じる人もいるようです。これも、チャットやオンライン会議ツールなどを使いこなすことによって、ある程度は改善できそうですが、スムーズにいかなかったり、職種によっては難しいこともあるのかもしれません。

出社しなければならない職業

所定の場所へ行かないと作業ができない、または対面ではないと成り立たない職業もあります。エッセンシャルワーカーをはじめ、コロナ禍でも対面で働いている人は少なくありません。だからこそ、出社しなくても成立する職種に関しては、できる限り在宅に切り替えて、人手を減らそうと呼びかけられているんですよね。

「在宅がいい」という回答を選んだ人の意見

時間を有効に使いたい

出勤派は「家は気が散って仕事に集中できない」という在宅のデメリットを挙げていましたが、これも一方の在宅派にとっては「隙間時間にあれこれできる」というメリットに反転。とらえ方次第なのかもしれませんね。「通勤にかかる時間を、ほかのことに使えるから在宅がいい」と回答する人もいました。

通勤がストレスに感じる

通勤に使う公共交通機関(電車やバスなど)は、大勢の人が利用し、密になる状況を避けられないことも多々あります。ただでさえ満員の状態をストレスに感じる人も多いでしょう。通勤がないというだけでストレスから解放されるため、在宅がいいという声は一定数ありました。

ペットと一緒に働ける

ペットと暮らしている人にとっては、在宅ワークが憩いのひとときになっているようです。以前はペットと一緒に過ごす時間が一日数時間しか取れなかったという人も、コロナ禍でワークスタイルが変わったことによって、平日にペットと触れ合えるメリットを実感しているのかもしれません。

まとめ

新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるため、多くの企業や組織が従業員の働き方に関する対策を講じています。職場環境の見直しもさることながら、働く人それぞれの仕事をするスタイルにも変化が生じているようです。

アンケートの結果では、出社派と在宅派はおおむね半々でしたが、この記事を読んだ人はどのように感じたでしょうか。社会全体が、個々人に合ったよりよい働き方を選択できるようになったらいいですね。

(マイナビ子育て編集部)

◆アンケート情報 調査時期:2021年2月9日 調査対象:マイナビニュース会員、既婚女性 調査数:135名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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