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2021年02月11日 17:06 更新

ママ友地獄の最前線! 本当にあった怖いママ友トラブルとママ友とうまく付き合う7つのポイント

保育園や幼稚園、小学校、PTAに習いごと……子どもを通じた人間関係が広がっていくと同時に、「ママ友」との付き合いが必要になることも増えていきます。なかには、信じられない非常識な事態に巻きこまれることも! ママたちへのアンケートを通して、ママ友トラブルの実態を探ります。

ママ友が怖い!? ウワサ、陰口、無視、いじめ……

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ママ友グループの情報網は強力! でも、ウソか本当かわからないウワサや陰口も耳に入ってくるのは困りもの……。ときには「ママ友地獄」としかいいようのないドロドロのトラブルに発展することも!

保育園や幼稚園、小学校、習いごとなど、子どもを通じた人間関係が広がっていくにつれて、ママ同士、親同士のお付き合いも避けては通れないものになっていきます。

けれど、なかにはお付き合いを遠慮したいママがいるのも確か……。

子どもをもつママ約300人へのアンケートをもとに、リアルなママ友トラブル事情を探ります。

そもそも「ママ友」とは? ママ友トラブルはよくあるの?

「ママ友」とは、一般には、子をもつママ同士が友人になったもの。

ただし、本来は「友人」というほどの信頼関係はないのに、子ども同士での関係を守るため、「友人」としてふるまわなければならない場合でも、「ママ友」ということがあります。

「ママ友」同士で何かあったら、子どもが虐められたり立場をなくしたりするかも……そう不安に思って、本当は付き合いたくない「ママ友」と付き合い続けているケースも多いのが実態です。

そうした背景が、ときに「地獄」と呼ばれる過激なママ友トラブルに結びついています。アンケート結果から、実態をみてみましょう。

約半数のママが、ママ友トラブルを体験・目撃!

Q. 「ママ友」と、あるいは子どものママ同士とでトラブルになったことはありますか?

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Q.ほかのママ同士のトラブルを見かけたり、聞いたことはありますか?

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ほかのママ同士のトラブルを見かけたり、聞いたりしたことがあるママは56%、自ら体験したことがあるママは44%という結果でした。

ママ友地獄の実態は? 本当にあったママ友トラブル!

具体的に、どんなママ友トラブルがあったのでしょうか?

ママ友トラブルの体験がある、見たり聞いたりしたことがあると回答したママに、具体的な内容を聞いてみました。

子ども同士のトラブルにママが口出し……

ママ同士のトラブルで子どもたちに悲劇が

突然の一方的な無視や仲間外れ!

LINEやSNS発のトラブルも多発!

いつの間にか広まっている!? ウワサや陰口

信じてたのに……! お金や大切なものの貸し借り

不倫、浮気、恋愛関係のウワサはドロドロ……

トラブルをでっちあげるお騒がせママ!

図々しい、ケチなママは嫌われる

役員、当番など仕事の押し付け合いの果てに……

ママ友地獄を回避するには? 付き合い方の7つのポイント

子どもが絡むだけに、トラブルに巻きこまれても、さっと逃げられるとは限らないのがママ友地獄。ママ友と、なるべく揉めないように付き合うには、どうしたらいいのでしょうか?

アンケート結果をもとに、ポイントをまとめてみました。

ポイント1 ママ友同士の距離感を大切に

いきなり家に押しかけたり、根ほり葉ほり相手のことを聞こうとしたり……。ママ友との距離を急に縮める行為は、「図々しい」という印象を相手に与えるなど、トラブルのモト。気づいたら、「あの人すごいおしゃべりだから気を付けて」とウワサされていた、なんてことも!

同じ年ごろの子どものがいるママ同士といっても、背景や価値観はさまざま。意見が合わないことも当然あると考えて。関係を深めるにしても、慎重に相手の様子をみきわめながらにしましょう。

ポイント2 自分のことを話しすぎない

子どものこと、夫のことなど、同じママ同士で話したい気持ちはわかりますが、話しすぎる前にちょっとストップ。その話、ほかの人に聞かれても大丈夫ですか?

「ここだけの話ね」と前置きしても、一度口から出した言葉は取り消せません。ウワサとして広がっても大丈夫と思えないなら、口には出さないで。秘密の話は、本当に信頼できる相手だけとしましょう。

ポイント3 ウワサをうかつに信じない、広めない

ママ友同士の会話から、ほかのママや家庭の様子が耳に入ることは多いもの。

でも、その話、ほかでは話さないほうが無難です。本当かどうかわかりませんし、本当だったとしても、ウワサされている本人は、広められて不快な思いをしているかもしれません。

ポイント4 ママ友グループ付き合いはほどほどに……

とくに人付き合いが苦手な自覚がある人は、グループ付き合いは極力避けて、一対一のママ友関係を大事にしたほうが、トラブルは避けられます。

複数の人間が集まると、なかなか全員が全員と仲良しとはいきません。派閥争いになったり、仲間外れが起きたり……ママ友グループでのお付き合いをうまくこなすのは、一対一の人付き合いより難易度が高いんです。

役員やPTAなど、どうしてもグループに参加しなくてはならない場合以外、集団とは距離をとるというのも、ひとつの処世術です。

ポイント5 お金や大事なものの貸し借りをしない

お金がママ友トラブルのもとになっているケースは、とても多いです。ケチでお金を払わないママが嫌われるのはもちろんですが、お金を気前よく払ったら払ったで「マウンティングだ」と言われたり、「お返しがプレッシャーで……」と思わせたり。

奢り、奢られはママ友同士では避けたいですね。お金を貸したり借りたりするのも、基本的には避けましょう。

大事なものを貸したり借りたりするのも、同じようにトラブルのモトだと考えて。

ポイント6 子どもたちの関係とママ同士の関係を切り分けて

子ども同士のトラブルがきっかけで、ママ友同士のトラブルにつながることは本当に多いです。とくに、ささいな子ども同士のトラブルにすぐに口をはさみたがるママ、大騒ぎにするママは、嫌われがち。園や学校に報告などしようものなら、あっという間に「モンペ(モンスターペアレント)」などとウワサが立ちます。

程度にもよりますが、子ども同士のトラブルは、少し離れて見守る姿勢を大切に。もちろん、ママ同士のトラブルが原因で、仲のよい子どもたちを引き離すなんてことが、あってはなりません。

ポイント7 「期間限定」と割りきって付き合うのもアリ

ママ友付き合いが盛んなのは、一般に、小学校低学年まで。それ以降は、子どもの進路や家庭の教育方針などのちがいから、自然と疎遠になっていくことも少なくありません。

どうしても気が合わないけれど、子どものため、周囲との兼ね合いで、付き合いを続けなければいけないママもいるかもしれません。その場合は、一時的な関係と割りきって、深入りせずに表面上のお付き合いをこなす、というのも手です。

もちろん、本当に気が合う友人が見つかって、お互いハッピーなママ友関係を長く続けられるなら、それに越したことはありません。

まとめ

ママ友トラブルの実例と、回避法を見てきました。

ネガティブなイメージをもつ人も多い「ママ友」ですが、なかには一生ものの親友が見つかったという人、ママ友のおかげで子育てのつらい時期を乗り越えられたという人もいました。

また、とくに子どもが小さいうちは、ママ友仲間から入った情報に助けられたという声も多くありました。

子どもがからむ関係だからこそ、トラブルを起こしたくない!と構えるママも多いのが「ママ友」。必要以上に怖がることなく、基本的な人間関係のマナーを抑えつつ、無理せず付き合えるママ友関係を、上手にセレクトしていきたいですね。

◆アンケート情報
調査時期:2020年12月21日-22日
調査対象:マイナビニュース会員、子どものいる女性
調査数:274名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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(漫画:ニタヨメ/文・構成:マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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