【子ども服のお下がり】かさばるストックをムダなく収納できる裏技
お下がり用の子ども服や、かさばってしまうストック品。たくさんあるものを、もっと効率よくきれいにケースに入れられたらいいのに……。今回は、そんなときに役に立つ裏技をご紹介します。用意するものは、いつも使っている収納ケース。「あること」をすれば、あっという間に収納する量を増やせる便利な裏技です。
ご覧いただきありがとうございます。南の島でお片づけ 沖縄・宮古島の整理収納アドバイザー川根礼子です。
季節が変わるころになると、「早くやらなきゃ!」と思うのが衣替え。
そんな衣替えシーズンは、子ども服のサイズを見直すいい機会にもなりますね。
特に小学校までの子どもの成長は早く、あっという間に大きくなってしまい、気がつくとサイズアウトした服がたくさん……ということもよくあります。
下に兄弟姉妹がいる場合、サイズアウトしたけれどまだまだ状態がよい服は、「お下がり用」としてとっておくお宅も多いのではないでしょうか? また、子ども服のお下がりはまとめてお友だちや親戚からいただく場合もあり、枚数が増えてしまいがちです。
何もかもとっておくのはおすすめしませんが、必要な服だけにしぼっても、結局かなりの枚数になってしまうこともあります。
今回は、そんなときにケースを有効活用してムダなくきれいに収める裏技をご紹介します。
お下がりの洋服だけでなく、数が多い消耗品やキッチンのストック品などにも使えますので、覚えておくと便利ですよ!
お下がりの服をきれいに収納する裏技
お下がりの子ども服やシーズンオフの洋服は、まとめて衣装ケースなどに入れて押し入れやクローゼットの棚板にしまっている方が多いと思います。
その際、通常はケースを平置きにして洋服を入れていくと思うのですが、この洋服を入れるときにひと工夫!
それは……。
ケースの向きに注目
その方法とは、ケースを立てて置き、下から積むようにたたんだ洋服を入れていくだけ!
道具も特別な技もいらないので、とても簡単にできる裏技です。
通常通り、平置きにしたケースに洋服を入れていく場合は、量が多くなってくると無理に押し込んだり、服と服の間に突っ込んでギュッと入れたりしてしまいがち。
そうすると、せっかくたたんだ洋服に余分なシワがよってしまいますし、見た目もきれいにそろいません。
ですが、この方法なら上に積み上げる状態になるので、どの洋服もきれいに立てた状態をキープすることができます。
また、服の重みで沈んでいくので、ケース内でムダなスペースを生むことなく有効活用できるようになり、洋服の枚数もより多く収納することができるようになるんですよ。
「あと2~3枚ほど入れたい……」、そんな場合でも上からギュッと抑えるとスペースが空くので、そこに洋服を入れればOK。
子どもが大きくなった我が家では、この方法でフリマサイト行きの服を収納しています。
お下がり服を探しやすくする、ひと工夫
お下がり服はしまうだけでなく、着るタイミングを逃さずに、しっかりと下のお子さんに活用するのが目的なので、以下の手順で探しやすくしておくことも忘れずに!
①「わける」
しまう前に、この4つに注意してわけてみて下さい。
・性別別(ちがいがある場合)
・サイズ別
・アイテム別(トップス、ボトム、上着など)
・シーズン別
服の量に応じて、「サイズ別だけでOK→アイテム別でさらにわける」としておけば、のちのち探しやすくなります。
②「まとめてラベリング」
・小さなお子さんの服なら、まとめて入る大きなチャック袋に入れてから、立てたケースに積み上げていけばOK。チャック袋に何が入っているのかわかるように、袋に明記して下さいね。
・袋ではなくケースに収納するときも、適当な大きさにカットした厚紙や段ボールに、サイズやトップス、ボトムなどのアイテム名を記入して仕切り板にしておくと、パッと見て何が入っているのかがわかりやすくなります。
・ほかにもわけた分ごとに、マスキングテープでグルっと軽くくくっておく方法もあります。マスキングテープに、サイズやアイテム名がわかるように直接記入しておけばOKです。
もちろん、ケース自体にも中身が何なのかわかるようにラベリングするのもお忘れなく!
「わけて」から「ラベリング」して「裏技でしまって」おけば、たくさんのお下がり服があっても必要なときにサッと見つけることができるようになりますよ。
キッチンのストック品も同様に
服のほかにも、キッチンでもこの裏技が役立ちます。
たとえば、我が家ではキャットフードもこの方法で収納していて、ケースの大きさピッタリに立てて収納することができるようになりました。
同じ量のキャットフードでも、Beforeの写真のように普通に入れていくと、ギュウギュウ詰めだったり、ケースに入りきらなかったりすることも。でも、Afterのようにケースを立てて収納することで、ゆとりができ、きれいにピッタリ入れられるようになりました!
ほかにはこんなものも!
スティック状のキャットフードのほかにも、「出汁パック」や「麦茶パック」「袋に入ったインスタントスープ」など、パッケージから出してほかの収納ケースに詰め替えるときにも使えます。
収納ケースの大きさに余裕があれば、ランダムにグチャッと入れてしまっても問題はありません。ですが、「あと少しの量が入らない」「見た目をきれいにそろえておきたい」「省スペースにまとめておきたい」という方には、詰め替えの際にそろえる手間はかかりますが、今回紹介した裏技がおすすめです。
また、ランダムに入れるよりも取り出しやすく、残りの在庫管理もパッと見てわかりやすくなりますよ。
注意とまとめ
いかがでしたか?
簡単な方法で収納量を増やして、ムダなくきれいに収納する裏技をご紹介しました。
この方法は、ギュッとたくさんの物を入れておくことができるのですが、キッチンでご紹介したような日常でよく使う食材などは、あまりギュウギュウ詰めにしてしまうと、ひとつ目、2つ目が取り出しにくくなってしまいますので、入れる量はほどほどに。
一定期間、保管しておきたいお下がり服などの収納では、効率的に入れることができるので、兄弟姉妹がいらっしゃればお試ししてみて下さいね!
衣装ケースにムダなく収納できると、ケースをしまっておく押し入れやクローゼットのスペースも最小限で済むので、部屋全体をスッキリとさせることにも繋がります。
簡単なので、衣替えの時季などに参考にしてみてくださいね!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!