ライフスタイル ライフスタイル
2019年07月29日 22:00 更新

夏祭りに親子でお揃い! 簡単3STEPで浴衣に似合う髪飾りの作り方

夏は、浴衣でお出かけできる唯一の季節です。浴衣にあわせた髪飾りを手作りして楽しんでみませんか? 簡単につくれて応用も効く、アーティフィシャルフラワーを使ったかわいいヘアアクセサリーの作り方をご紹介します。

こんにちは、フラワーデザイナーでフォトスタイリストのはぎわらりえこです。

花火大会に夏祭り。夏は浴衣を楽しめる数少ない季節ですよね。普段着物に慣れていないかたでも、最近では簡単に着ることのできる浴衣もあるそう。本格的な着物に比べて、浴衣はぐっとカジュアルで手軽な存在かもしれません。家族そろって浴衣でお出かけするのも良い思い出になりそうです♪

そんな夏は、せっかくのお出かけのチャンス。浴衣に似合う髪飾りを手作りしてお洒落してみませんか? 今回は3ステップで簡単にできる髪飾りの作り方と、浴衣に合わせやすい花材(素材)などをご紹介します。

夏祭り
photo Rieko Hagiwara

髪飾り作りで準備するもの

髪飾り
photo Rieko Hagiwara

・アーティフィシャルフラワー(ブルーのスプレーバラを使用)
・茶色か黒のフローラルテープ
・細めのワイヤー(♯28)
・ワイヤーをカットできるハサミ

材料は、すべて100円ショップや手芸の材料店などで購入できます。

髪飾りの作り方

STEP1

髪飾り作り方
photo Rieko Hagiwara

アーティフィシャルフラワーを、1輪ずつ花首1.5㎝~2㎝程度でカットします。

アーティフィシャルフラワーの中には、茎の中に硬いワイヤーが芯として入っているものがあります。カットする時は、必ずワイヤーをカットできる丈夫なハサミをご使用ください。

STEP2

髪飾り作り方
photo Rieko Hagiwara

STEP1でカットした花の首部分にワイヤーを巻きつけます。

花の茎は滑りやすい素材のものが多いので、ガクのしたのくぼみに巻くようにすると、ワイヤーが滑らず巻きやすいですよ。

STEP3

髪飾り
photo Rieko Hagiwara

ワイヤーを巻きつけた部分を覆うように、ワイヤーの上からフローラルテープを巻きます。

フローラルテープは、伸ばして使うとくっつく特性があります。フローラルテープを巻くときは、テープを伸ばしながら巻くことがきれいに貼るコツ!

最後に、テープを巻いた部分のワイヤーを約5cm程度に切りそろえたら完成です。

アーティフィシャルフラワーってどんなもの?

Lazy dummy

アーティフィシャルフラワーとは、本物の植物に似せて作られた造花の呼び名です。

本物に忠実につくられたものからそうでない簡素なものまで、その材質や、品質、形もさまざま。造花の名称には、その他にも香港フラワー、シルクフラワー、アメリカンフラワー、ビーズフラワー、パンフラワーなど、名前も素材もいろいろありますが、どれもまた造花の名称です。

アーティフィシャルフラワーという名称が出始めたのは、2000年ごろと言われています。現在でも、同じ材質、見た目であってもその呼び方は、フェイクフラワーや、シルクフラワーなど名称の統一はされていません。

アーティフィシャルフラワーの材質の多くは、花部分は、ポリエステル、茎や葉部分は、ポリエチレン等のプラスティックで構成されています。丈夫な素材で作られたものが多いので、多少の水に濡れても壊れない点は便利で扱いやすいです。生産は、中国製のものが多いです。

アーティフィシャルフラワーには、どんな花の種類があるの?

花屋さんで扱っている生花なら、ほとんどの種類の花がアーティフィシャルフラワーにもあります。珍しい花でも、専門店やネットなどで見つけられるかもしれません。

浴衣にあう花の種類とは?

浴衣の髪飾り
photo Rieko Hagiwara

浴衣には、やはり夏の花が似合います。

ひまわりや朝顔は夏の花の代表で、みなさんもよくご存知の夏の花だと思いますが、浴衣にはそういった夏の花の模様が描かれていることが多いので、浴衣に描かれた花と同じ花を髪飾りに使うと夏らしくお洒落にコーディネートできますよ。

上の写真は、蓮の花の浴衣でした。蓮の花のアーティフィシャルフラワーは、あまり見かけないかもしれません。けれど、浴衣と同じ花が見つからなくても大丈夫! そんな時は、浴衣や帯の色と同系色の花を合わせてみてください。同じ色で揃えるとかわいくまとまります。失敗がありません。

夏祭りのお出かけ先では、暑さ対策にミストがでていたり汗もたくさんかきますが、水に強いアーティフィシャルフラワーの髪飾りなら壊れたりする心配がほとんどありません。

また、この髪飾りの方法を一度覚えてしまったら、夏以外の季節でも七五三のお祝いやピアノやバレエの発表会など、材料を変えてさまざまなシーンで応用可能です!

まとめ

夏の髪飾り
photo Rieko Hagiwara

親子でお揃いの髪飾りというのもかわいらしいかもしれません。ママが大きい花をつけてお子さんがお揃いの小さな花を付けたりとコーディネートを考えただけでも楽しくなります。

短い夏の今しかできないことを楽しむのも日々の暮らしを充実させるコツ。

夏休みの工作感覚でお子さんと一緒に手作りするのも楽しそうです。ぜひ浴衣に合う髪飾りに挑戦してみてくださいね♪

花火大会
photo Rieko Hagiwara
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-