見やすく整理! 冷凍室は「立てる収納」で家事の時短に【キッチン収納】
お肉や魚、冷凍食品など、いろいろな種類のものが入っている冷凍庫。みなさんはどのように収納していますか? 今回は、以前ご紹介した冷蔵庫収納に引き続き、冷凍庫の意外なお話のほか、収納に使える100均グッズなども合わせてご紹介したいと思います。
こんにちは。結婚してまだ間もなかった頃、冷凍室が冷凍のスナックパンで満杯だったankoです。
冷蔵庫収納に関しては、SNSなどの投稿でもよく目にすることがありますが、冷凍室の収納に関してはあまり情報を見つけにくいです。
季節柄、アイスクリームでいっぱいな冷凍室もあれば、お弁当のおかずに冷凍食品をたくさんストックしていらっしゃるご家庭もありますよね。
ただ詰め込むだけの収納だと、どうしても取り出しにくくなってしまったり、あれがない! これがない! といろいろ探しているうちに、早く閉めて〜と冷蔵庫が催促してきたりすることも。
「分かりやすく、そして取り出しやすい!」……今回はこのポイントをしっかり押さえた収納アイディアを、我が家の冷凍室を例にご紹介していきたいと思います。
冷凍室はパンパンなほうがいい!?
冷蔵室の場合、中にものを入れすぎることで冷えにくくなってしまうため、あまり入れないほうがいいと言われています。
しかし、冷凍室の場合はその逆なんです。冷凍室では、ものをたくさん入れることによって、そのもの自体が凍って保冷剤としての役割を果たしてくれるので、冷凍室内の冷えも良くなるそう。
さて、我が家の冷凍庫なのですが……前述の説明にもある通り、パンパンな状態です。
昔はただ保存袋に入れたお肉や魚を適当に入れていたのですが、そうすると庫内もごちゃごちゃしてしまい、いざ必要なものが取り出しにくく、いろいろと探しているうちに保存袋が破れてしまうこともありました。
そうした状況を回避すべく、我が家が始めたのがプラ容器を使った収納。容器を使って、お肉や魚を立てて収納することにしたのです。
こちらの容器は、フレッツという100円ショップで購入したものなのですが、セリアにも同じメーカーのものが置いてありました。
サイズや薄さも豊富なので、冷凍室の容量や、出し入れ頻度の高い食品などに合わせて、サイズを選ぶといいかと思います。
そしてこちらの容器の側面に、豚肉や魚などの名前をラベリングして、冷凍室を開けた際、上から見たときにも中に何が入っているのか分かりやすいようにしています。
我が家の場合、お肉や魚などは直接容器には入れず、あらかじめ買ってきたものを小分けにラップに包んだ後、冷凍バッドの上でしっかりと凍らせてから、この容器に移して立てて収納しています。
直接お肉などを入れるとなると、容器の消毒などが毎回大変なので、ラップで包んでから入れるとラクですよ。
冷凍室の収納に保存袋も有効活用!
お肉や魚以外に、半端に残ってしまった野菜や食パンなどは、保存袋を使って収納しています。
保存袋も、ただ入れているだけでは中に何が入っているのか分かりにくいので、クリップなどを使ってラベリングしておくと、プラ容器と同様に、上から見ても何が入っているのかすぐ分かるようになります。
お肉や魚を冷凍する際のポイント
買ってきたお肉や魚を冷凍する際、パックに入ったまま冷凍室に入れる方が結構いらっしゃいます。
(何を隠そう、昔の私です……)
お肉や魚が入っている買ってきたままパックは、温度が伝わりにくい素材になっているため、冷凍室に入れていても、冷凍するまでに時間がかかってしまうんです。
新鮮なお肉や魚は、すぐに冷凍することでその鮮度やおいしさも保たれるので、必ず買ったときのパックから出して冷凍することをオススメします。
お店のラップのまま冷凍してもいいの?
買ってきたパックのまま冷凍するのは良くないというお話をしましたが、ラップに関してもじつは同じことが言えます。
お店でパックの上にかかっているラップは、業務用であることがほとんどです。良く伸びて、しっかりとパックにも密着して、中の汁が漏れたりすることもありませんよね?
ただこの業務用ラップにも欠点があります。それは酸素を通しやすく、食品の保存には向いていないということです。
新鮮なうちに冷凍したはずのお肉がパサパサしていたり、変な臭いがしたり、冷凍焼けしたり、鮮度が落ちたりする原因にもなりかねません。そんな事態を防ぐためにも、買ってきたお肉や魚は一度パックから出し、お家のラップに包みなおしてから冷凍することをオススメします。
まとめ
知ってるようで知らなかった冷凍室のあれこれや、冷凍する際のポイントなど、うまく活用していけば、食費の節約にも繋がっていきますよね。我が家も、冷凍を活用するようになってからは、お肉などを安いときにまとめ買いし、必ず小分けにして冷凍室に入れています。
下味を付けておけば、お料理を作るときの時短にもなるので、ぜひみなさんも冷凍室を大いに活用していただければと思います。
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