住まい
圧倒的な収納量！ タンスの収納実例と0円でできる仕切りテク
最近は、クローゼットの引き出し収納に押されがちなタンス。ですが、タンスを所持しているご家庭もまだまだたくさんあります。タンスは抜群の収納力を誇る定番の収納用品！ 現在持っているタンスのメリットを改めて確認できる、タンスの収納テクニックをご紹介します。
タンスのメリットとは？
こんにちは！ SPACE PLUS＋ 東京の整理収納アドバイザーの斉藤夏枝です。
洋服の収納に困っているなら、新しい家具を買うより、まずは手持ちのタンスやチェストの収納状態を見直してみましょう。
タンスは一般的に木製の箱型収納家具で、大きくて少し高価ですが、丈夫で長持ちします。一方でチェストとはいわゆる西洋家具。木製からプラスチックまで素材も豊富にあります。
タンスのメリットは主に2つ。ひとつ目は引き出しが多く、大型なものが多いので、とにかく収納力が高いこと！ そしてふたつ目は、取り出すまでのアクション数が少ないこと。
タンスだと引き出しを開ければすぐに目的のものを取り出せますが、クローゼットの中にある引き出しだと、一回クローゼットの扉を開けてから引き出しを開ける、という2回の動作が発生します。
タンスを使う際は、下にタンスシートを敷くようにしましょう。防虫機能のついたタンスシートを使えば、虫よけ防止と衣類の保護をしてくれます。
ちなみにおばあちゃんの知恵袋として、「新聞紙を下に敷くと、インクの成分で防虫効果がある」と、昔からいわれているそう！ しかし、新聞紙を敷くとなると、気になってくるのがインクの色移り。昔と異なり、今はインクの性質もだいぶ性能が上がっているので、多少のことではインクが写らないそうですが、それでも心配な方は、裏が白紙のチラシやコピー用紙を、新聞紙との間に挟むといいでしょう。
タンスの収納【上部編】
タンスの上部は小さめの引き出しがついている場合が多いため、小物収納に向いています。
我が家はアクセサリー収納にし、細かいものは化粧箱などで仕切っています。引き出しの開け閉めによるズレが気になる場合は、フェルトや耐震マットを下に敷くのがオススメ！ どちらも好きな大きさにカット可能ですし、身近な100円ショップで手に入ります。
日々使うものは重ねないようにして収納しましょう。手持ちのアクセサリーが一目でわかり、選びやすくなります。
下着の収納は「仕切る」のがポイント！
細かい衣類の収納には、小さく区切ることが大切。
ちなみに我が家では、下着類の収納にはIKEAのSKUBBを利用しています。使わないときには折りたためますし、規格が統一されているので並べて使いやすいのです。
女性の下着類はブラやショーツだけでなく、キャミソールやタイツ、靴下、肌着など細かいモノがたくさんありますよね。軽くたたむ、もしくは、そのまま投げ込み収納にしても、仕切りがあるので、引き出しの中がゴチャゴチャしなくなります。
最初から仕切りを作り、モノの住所を決めておくことで、収納しやすく、かつ取り出しやすくなり、「靴下どこいった？」などと探す時間が減ります。朝の貴重な準備時間の短縮につながりますよ！
引き出しの奥側は、使いにくい場所になりやすいので、靴下のストックやオフシーズンのモノなどを入れています。（例：夏ならば、冬のタイツなどは奥側にしまっても問題ありませんね）
トップスは立てて！ 0円でできる仕切りが大活躍
ニット類の収納こそ、タンスがオススメ！
ハンガーにつるす収納だと、ニットが伸びたり型崩れしたりしてしまいますが、ニットはたたんで収納してもしわがつきません。
仕切りが必要な場合は、どこのおうちでもある材料で仕切りを作成してみましょう。
０円でできる！ 牛乳パックの仕切りの作り方
1）牛乳パックの一辺を、下までカットします。
2）底の部分をカットした部分から斜めに切ります。
3）広げて牛乳パックの外側の柄の部分を、セロテープでくっつけます。
これで、0円でできる真っ白な仕切りの完成です！ 複数つくって繋げると、仕切りを長くすることもできます。
【種類別】タンス収納のススメ
引き出しがたくさんあるからこそ、収納ルールを作ることが大事。我が家では、トップスの引き出し、ボトムスの引き出し、半そでの引き出し、長そでの引き出し、など引き出し別に衣類を分類しています。
また、同じ引き出しの中でもボーダー系、Tシャツ系など仲間を集めて、仲間同士は近くに収納するクセをつけています。そうすれば、コーディネートを作るのも楽になりますし、手持ち服のジャンルの量が見えてきます。例えば、ボーダーばかりや白い色のものばかり持っているなど、服の偏りに気づきます。これが、次に買う服の参考になりますね。
まとめ
タンスは、たくさん洋服を持っているあなたの強い味方になります。たたんで立てて収納することで、圧倒的に収納力UP！ タンスを何気なく使っている方は今一度、タンスの収納を見直してみませんか？
●SPACE PLUS＋とお片付け
https://spaceplus2017.com/
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どうして我が家は片付かないんだろう？職場の人や家族が片づけてくれない。片づけに悩んでいる方に、大田区の整理収納アドバイザー、SPACEPLUS+の斉藤夏枝が「片付く仕組み作り」をセミナーやお片付けサービスを通じてお伝えしています。一日で資格が取れる整理収納アドバイザー２級認定講座も開催しています。
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