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2019年04月23日 11:00 更新

手間と時間をかけない! 衣替えなしの楽々クローゼット収納法

暖かくなり気持ちの良い季節ですが、気温の変化と共に「衣替えしなきゃ」とお考えの方も多いのではないでしょうか? 我が家では、子どもの洋服は、成長に伴いサイズチェックをしながら衣替えしていますが、大人は一年分の洋服をクローゼットに収めているので衣替えはなし。一年中、全ての洋服をすぐに手に取れるクローゼットにしています。

こんにちは! 福岡で個人宅のお片付けサポートとお片付け講師をしている、ライフオーガナイザーⓇの甲斐祐子です。

お客様宅のお片付けサポートでも、「衣替えしやすいクローゼットを作りたい」など洋服整理のご依頼は多いんです。洋服のサイズがどんどん変わるお子様では難しいのですが、工夫すれば、大人は衣替なしのクローゼットを作ることができます。

今日は、年に2回の衣替えをなくしてもOKな、「日々使いやすい大人のクローゼット収納」について、書かせていただきます。

衣替えをしないクローゼットのメリットって?

Lazy dummy

衣替えをするとしたら、春・秋と年間2回、洋服整理をすることになります。

洋服整理は、手持ちの洋服をチェックできるいい機会なのですが、「面倒だなぁ」と先延ばしにしてしまいがち。全体量を把握しないまま新しい洋服を買ってしまい、保管する場所がなく、クローゼットから溢れてしまうこともありますよね。

私も以前は今よりたくさんお洋服を持っていて、クローゼットが散らかって探しにくかったのです。そのため、存在を忘れてしまい、シーズン中に一度も着なかったお洋服もありました。

今は、持っている洋服全てを、いつでもすぐに見ることができる状態にして、手持ちの洋服もある程度把握できているので、「新しい洋服を買ったけど着なかった……」というような失敗は激減しました。

衣替えの手間と時間がかからないというのも、最大のメリットだと思います。

整ったクローゼットを維持する秘訣は、徹底的な枚数管理です。洋服をたくさん持ちすぎていても、そもそも体は一つ。

本当にお気に入りの洋服を繰り返し着る!

そんな洋服の持ち方や着方をしたいと思ったので、最初は「クローゼットに収まるだけ」を目標にし、片付けに慣れてからは「私は○枚くらいの洋服を持つ」と、まず洋服の量を数でコントロールすることを決めました。

ライフスタイルや好み、住環境も違うので正解とされる枚数があるわけではなく、自分の場合は「どのくらいの枚数が適量かな?」ということを考えてみてくださいね!

ハンガーの数が洋服の増減バロメーター

Lazy dummy

クローゼット整理の方向性が決まったら、ハンガーも揃えることもお勧めします。

以前の私は、クリーニングで洋服と一緒に返ってきたハンガーも普通に使用していましたが、それだと自分の洋服が増えたのか減ったのかわかりにくいんです。自分のハンガーを揃えていると、洋服が減ったか増えたかすぐにわかりますよ!

「洗濯して乾いたらそのままクローゼットに掛けるだけのハンガー」「洋服が滑り落ちないハンガー」「厚みがあり、しっかりしたハンガー」「薄くて省スペース化できるハンガー」「スカート用ハンガー」「パンツ用ハンガー」と、ハンガーもさまざまなものがあります。

好みのハンガーが見つかると使い勝手も良くなりますし、整ったクローゼットを維持するモチベーションにも繋がりますよ。

衣替えなし! 一目で見渡せるクローゼット

衣替えなし! 一目で見渡せるクローゼット

我が家は賃貸住宅ですので、クローゼットのサイズまで選ぶことはできません。

クローゼットの上部には、IKEAのボックスを使っています。

ポールのハンガー収納に、アウター類・スカート・ワンピース・シャツ・ブラウスを掛けています。パンツは二つに折りたたみ、タンスの上に置くだけです。

少し工夫している点は、肩部分だけ「洋服カバーを使用している」ということ! オフシーズンの物は洋服カバーをかけ、クローゼット左に寄せておきます。そうすることで、夏は着ないコート類が視界に入りにくいようになり、さらに洋服を選びやすくなります。

畳む収納は引き出しにアイテム別に収める

クローゼット内のタンス:畳んで収納

下段にあるのは、4段の備え付けのタンスです。
・1段目には、アクセサリー・ハンカチ・靴下・タンクトップ。
・2段目には、半袖Tシャツ。
・3段目が、薄手の長袖Tシャツやニット。
・引き出しが深かった4段目に、厚手のニット。
タンスの中も、一年中入れ替えることはなく、その時によって必要な洋服を取り出すだけです。

決して広いクローゼットではありませんが、量をコントロールすると、衣替えなしで快適に洋服を選ぶことも、収めることもできます。

小物も種類別に分ける! 一目でわかるゆったり収納

クローゼット内のタンス:アクセサリー収納

アクセサリーや、ベルト、ストール、帽子、タイツなどの小物も種類別に分けています。持っている物を忘れてしまわないよう、重ねないようにゆったりと収納しています。

クローゼットにスペースがない場合や動線によっては、洗面所やリビングにアクセサリーコーナーを設けても良さそうですね♪

まとめ

クローゼットはあくまで、洋服を入れる場所。「たくさん入りすぎていてシワになってしまった」「どこに何があるかわからない」では役割を果たせていません。快適に洋服を選び、着るのが目的です。

四季がある日本では洋服の量が多くなってしまいがちです。最初は少し難しいかもしれませんが、衣替えしなくていいクローゼットやタンスを作ることができると楽ですよ!

ぜひ自分がコントロールしやすい量の洋服を快適に持っていただき、ファッションも楽しんでくださいね♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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