セリアのプラスチックダンボール | 収納のダンボール代わりに最適!
ホームセンターだけではなく、最近は100円ショップ・セリアでも販売されているプラスチックダンボール。家の仕組みや収納を作るうえで、いろいろと活用できる便利なアイテムなんです。どんな使い方ができるのか、その活用方法や事例などをご紹介します。
プラスチックダンボールとは?
こんにちは。ライフオーガナイザー®の橋本智子です。
最近はホームセンターだけではなく、100円ショップなどでもよく見かける「プラスチックダンボール」。通称「プラダン」とも言われます。
その名の通り、段ボールと同じ構造になっているプラスチックシートのことです。
軽量で丈夫、耐水性もあり加工もしやすいので、段ボールと同じようにカットして組み立てることができます。
100円ショップのセリアでは「プラダン」として販売されています(2019年3月25時点)。
サイズは横50cm×縦35cm×厚さ0.3cm。白、黒、青、赤などの色も揃っているので、用途に合わせて好みのものを選べます。
カッターやハサミでも簡単に切ることができますよ。
プラスチックダンボールの活用アイデア
目隠しとして
このプラスチックダンボールを、収納や仕組みづくりに活用することができます。
例えば、半透明の衣装ケースに、プラスチックダンボールを引出しの前に差し込むという方法。中身が見えることを防ぐために目隠しにして活用しているアイデアもよく見かけます。
引出しのサイズや深さに合わせてカットできるので便利ですね。
棚板代わりとして
また、耐水性があるのでキッチンのシンク下収納にも使えます。
写真のように穴があいているラックでも、プラスチックダンボールを一枚敷くだけで、その上にもう一つラックを置くことができ、スペースを有効活用できるんです。
オリジナルの収納グッズとして
プラスチックダンボールをシートとして使うだけでなく、カットして組み立てれば、オリジナルの収納グッズを作ることができます。
我が家の事例ですが、洗面室の収納棚はあまり奥行きがなく、手持ちの収納ボックスを縦に2つ並べたいと思っても、前部分がはみ出て扉がしまりません。
かといって、ボックスを横にすると今度は幅が足りず、2つ並べることができない……。
こんな悩みを解決してくれたのが、プラスチックダンボールでした。
棚板より少し小さめのサイズで、箱の形になるようにカットし組み立てます。
ダンボールと同じ構造なので、筋目に沿って切ったり、曲げたりする時はラクですが、筋目に垂直にカットする際や曲げる際は少し力がいります。
手で曲げることもできますが、よりきれいに曲げるためには、ヘラなどを使うとよいでしょう。
シート同士を貼り付ける際は、プラスチック用の接着剤や両面テープが使えます。
カットして折り曲げると断面や筋目の溝が丸見えになりますので、見た目が気になる場合は、見せる収納というよりは、収納スペース内部の仕切りとして活用する方がおすすめです。
収納スペースに合わせて、サイズや形をカスタマイズできるのがとても便利なプラスチックダンボール。使い勝手が悪かった洗面室の収納棚にもピッタリ! 間に仕切りをつけて、家族別の衣類を取り出しやすく収納することができました。
取り出しやすさ優先で前の立ち上がりを低くしましたが、もっと隠して収納したいという場合はボックス型に作ってもOK。好みに合わせてカスタマイズ自由です!
キッチンの引出しの小さなスペースも、プラスチックダンボールを使って有効活用しています。
写真のように四角い枠を作って、引出しの内側に両面テープで固定し、ラップやアルミホイルの収納スペースに! 引出しを開けるたびにラップが倒れるというストレスがなくなりました。
まとめ
スペースに合った収納グッズ選びは、時に難しいこともありますよね。いくら探してもない、そんな時にとりあえずの収納グッズで妥協したくない……という場合は、プラスチックダンボールを活用して、オリジナルの収納グッズを作ってしまうというのも一つの方法です。
どうしても手作り感は出てしまいますので、見た目を重視される場合は見せる収納には向いていないかもしれません。ですが、使い勝手に合わせてカスタマイズできるというのはメリットですね。参考になれば幸いです。