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2019年03月03日 11:30 更新

ひな祭りに食べたい! 簡単かわいい手作りスイーツレシピ5選

女の子の節句であるひな祭りには、やっぱりかわいいスイーツがあると嬉しいですよね♪ 乙女心をくすぐるようなスイーツがお店には並びますが、手作りでオリジナルのデコレーションをするのも、また楽しいですよ。今回は、ひな祭り向けに、簡単にできるスイーツのレシピをご紹介します。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

ひな祭りにはお祝いのご馳走を食べますが、できれば可愛いスイーツも楽しみたい♡ スイーツ好きの女の子は多いので、やっぱりそう思いますよね。(わが家は揃ってスイーツ男子だらけなので、さらに輪をかけてデザートの必要性が高まるのですが……)

ご馳走の準備もあるので、市販のスイーツを利用する方も多いと思いますが、比較的簡単なものを選んであらかじめ準備しておけば、手作りでも直前は仕上げだけで済むものもあります。お祝いに集まる人の好みや希望に合わせて作ることができるのも手作りならでは。今回は、ひな祭り向けに、簡単にできる5つのスイーツレシピをご紹介します。

乙女な桃色ケーキ

桃の花のクッキーをデコレーションした大人な雰囲気のケーキです。苺とキウイをたっぷりと使い、ひな祭りカラーの桃・白・緑の色合いでまとめています。

【型抜きクッキー】
・無塩バター…140g
・砂糖…100g
・卵…1個
・薄力粉…240g
・バニラエッセンス…少量

①バターを室温に戻して、クリーム状に練る。砂糖を2~3回に分けて加えてよく混ぜる。
②溶いた卵を2~3回に分けてよく混ぜ、バニラエッセンスも加えて混ぜる。
③ふるった薄力粉を加えて混ぜる。
④冷蔵庫で30分以上寝かせる。
⑤めん棒で3mm程度の厚みに伸ばし、型で抜く。
⑥180℃に予熱したオーブンで15分焼く(オーブンによって違いがあるので調整してください)。

クッキーが冷めてからアイシングをします。私自身、アイシングはあまり得意ではないので、難しいアイシングはしていませんが、桃色の濃淡を使って、アラザンを使って華やかさをプラスすれば、ひな祭りらしさは出てきます。

このケーキを作るときに使ったのは、共立食品の「デコレーション粉糖」。牛乳(または水)を加えるだけでアイシングが作れるというものなので、誰でも簡単にアイシングを準備することができます。2019年現在はパッケージなどリニュアルされて「アイシングシュガー」という名前になっています。かなり鮮やかに色づくので、薄いピンクにするために粉糖を加えて色の濃淡を作りました。

以前は、このような商品は製菓材料の専門メーカーだけが扱っていたと思いますが、アイシングクッキーの人気が高まるとともに、この数年で100均でもアイシング関連の商品を見かけるようになっています。簡単に作れるアイシングの素だけでなく、すぐに使えるアイシング用の絞り袋もあるので、初心者でも挑戦しやすくなりました。チョコペンを使っても良いですね♪

スポンジケーキにフルーツや生クリームをデコレーションし、クッキーを乗せていきます。フルーツはあまりきっちり並べるとかえって粗が目立つのでランダムに。ヘタ付きの苺をいくつか使うと彩りがきれいです。小さい子どもが食べづらい場合は、ヘタ付きはなくても大丈夫です。

おひな様カップケーキ

こちらはカップケーキのデコレーションです。大勢が集まるときは、ホールケーキよりもカップケーキの方がそのまま取れるのでおすすめ。簡単デコでもカップケーキタワーにしたら見栄えすること間違いなし! 段になっているケーキスタンドがない場合は、お皿とカップを重ねて代用することもできます。その時は、倒れないように重さのシッカリあるものを選んだり、きちんと接着したりしてください。

デコレーションに使うクッキーは、桃色ケーキで使う型抜きクッキーと同じレシピです。今回はアイシングではなく、生地に色付けをして使います。ひな祭りカラーの桃・緑は食用色素で色付け、茶色はココアパウダーを使って色付けします。

型抜きを使って桃の花やおひな様を作ります。組み合わせて抜いたり、ずらして抜いたりすることで、抜ける形が広がりますよ♪

カップケーキにクリームを絞って、クッキーを乗せるだけ♪ 頭に乗せた花は裏にクリームを少し塗っておくとくっつきます。クッキーとカップケーキを前日に作っておけば、当日は仕上げをするだけで済むので、そこまで時間も取られません。このくらいならお子さんにお任せしてもいいかもしれませんね。

苺を真ん中に乗せて、お花のクッキーとミントの葉を添えるだけでも可愛いですね♡

クッキーの花と葉を組み合わせても良いですよ♪

白玉入り! 苺小倉クリーム

今度は少し「和」を取り入れて。小倉クリームと甘酸っぱい苺の組み合わせはベストマッチ。ガラスのカップや深さのある器を使うと、側面の美しさも楽しめます。

豆腐を使ってこねて作ると、時間が経っても柔らかい白玉団子が作れます。白玉粉に少しずつ豆腐を加えてこね、耳たぶくらいの柔らかさになるよう調整します。生クリームは泡立てて絞り袋に詰め、苺は半分にカット、キウイは半月切りにしておきます。あんこは市販のものを使用すれば簡単です。

好きな順で重ねていきます。苺の断面はきれいなので側面に貼り付けるようにすると映えます。上にデコレーションするために苺とキウイ、お好みでブルーベリーやチャービルを取り分けておいてください。生クリームにクリームチーズをプラスしてチーズクリームにしてもおいしいですよ♡

市販のお菓子で作る、プチシューのうさぎひな

市販のお菓子を使って、立体的なおひな様を作ります。そのままでもデコレーション素材としても使えます。

使うお菓子はこちら。今回はプチシューを使いましたが、鈴カステラなど小ぶりの丸いお菓子なら何でもOK!

【ひな様2対(4体)分】
・プチチュー…8個
・ポッキー…4本
・アーモンドスライス…8枚
・ホワイトチョコレート…1/2~1枚
・アラザン…適量
・チョコレート(チョコペン)…適量
・白玉粉…100g
・砂糖…60g
・水…160ml
・食用色素(赤・緑)…少量

【うさぎひなの作り方】

①ポッキーに溶かしたホワイトチョコを付けてプチシューを2個刺す。(ポッキーはそのままだと長すぎるので適当な長さに折っておきます)
②耳になるように、切れ込みを入れてアーモンドスライスを差し込む。
③湯煎で溶かしたホワイトチョコをスプーンでかけるようにしてコーティングしていき、冷蔵庫に入れ固める。(カップにマスキングテープを格子状に貼って、隙間にさすと安定します)

④羽二重餅を作る。耐熱容器に白玉粉、砂糖、水を入れて混ぜてラップをかけずにレンジでチン(500W・2分)。混ぜてから、再度1分加熱してよく混ぜる。
⑤半分に分けてそれぞれ食用色素で色付けする。
⑥片栗粉を上下にかけて伸ばして冷ます。(ラップで挟むと作業しやすいです)
⑦冷やして固まったうさぎひなに2色重ねて巻く。
⑧溶かしたチョコレートとアラザンで顔やお花をデコ。残っているホワイトチョコレートに食用色素で淡いピンクに色付けし、耳やほっぺを付ける。

ポッキーがそのままピック代わりになるので、ケーキに刺しやすくなっています。こちらは先に紹介した苺小倉クリームにデコレーションしたもの。羽二重餅は柔らかいですが、型抜きすることもできます。耳をもう少し短くするとくまちゃんにもなります。

菱餅色のミルクゼリー

ひな祭りスイーツの代表といえば、菱餅カラーの3色で作ったものではないでしょうか。最後の5つ目は、簡単にできる3色のミルクゼリーです。大人可愛いお花のレースをホワイトチョコで作ってデコレーションしました。プルンとした食感のミルクゼリーは、食後のデザートとしてぴったりです。

作りやすい量での分量となっています。これで、容量約1,400mlの容器+カップ2個分作りました。全体としては1,500mlくらいになると思います。150~180mlのデザートカップだと10個分になります。

■緑の層
・ゼリーエース(メロン)…1箱
・水…250ml
・牛乳…150ml

■白の層
・牛乳…500ml
・ゼラチン…10g
・砂糖…70g

■ピンクの層
・ゼリーエース(イチゴ)…1箱
・水…250ml
・牛乳…150ml

【作り方】

①緑の層を作る。小鍋に水を入れ、80℃くらいになるまで加熱し、ゼリーエースを加えてよく混ぜて溶かす。
②牛乳を加えてよく混ぜ、容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
③白い層を作る。小鍋に牛乳半分と砂糖を入れて80℃くらいになるまで加熱し、砂糖を良く溶かす。
④ゼラチンを加えてしっかり溶かし、残りの牛乳を加える。
⑤緑の層が固まってからその上に流し入れ、冷蔵庫で冷やす。
⑥ピンクの層を作る。緑の層と同じように作る。白い層が固まったら上に流し入れ、冷蔵庫で冷やす。

ゼリーエースは400mlの液体で作ります。水と牛乳の割合は変えても良いですが、合わせて400mlにしてください。あまり熱いうちに重ねて入れると、前の層が溶けるかもしれません。粗熱が取れてから流し込んでください。

ゼリーを入れて冷やす大きな容器は、無印良品のホーロー保存容器(大)を使用。ホーロー容器は熱伝導がはやいので、すばやく冷やすことができて、今回のように何層も作るときは時短になります。

■レースチョコ

ホワイトチョコレートでお花のレース模様を描いてデコレーションします。

①オーブンシート、またはクッキングシートにクッキー型をなぞって下書きをする。
②ペンのインクが付かないように裏返してトレーに貼る。
③ホワイトチョコレートを湯煎で溶かし、コルネに入れる。
④下書きをガイドにしてレース模様を描く。
⑤冷蔵庫で冷やして固める。

模様はかなり適当で大丈夫です。最初に縁を描いてから中のレース模様を描いていくと書きやすいです。線はすべてどこかにつながるようにしてください。つながる場所が少ないと強度が下がります。仕上げに縁にドットを付けるとよりレースっぽくなります。小さな花の花芯は、ドライストロベリーを細かく刻んで付けました。

しっかり冷やして固まったミルクゼリーに、乗せるか差し込んでデコレーション♪ フルーツや生クリームをデコレーションするのも素敵ですが、少しの生クリームを泡立てて準備したり、フルーツをカットしたり、忙しいときには意外と手間取ります。このレースチョコなら時間のある時に作って、冷蔵庫で待機させておけば、出すときに差し込むだけなので、とっても楽ちん♪

大きな容器で作ったゼリーは、菱形にカットするとひな祭りの雰囲気が一気に上がります。

バックの色が変わると色の見え方も雰囲気も変わります。テーブルセッティングするときには、クロスやペーパーナプキン、食器の色でひな祭りらしさを演出すると素敵ですね♪

まとめ

ひな祭りのスイーツは、簡単だけど少し可愛いものがいいですよね。今回紹介したレシピは、前日に作ってしまえるものや、下準備をして当日仕上げるものもあります。お子さんができるものはおまかせして、当日は段取りよく準備をしてください。

スポンジケーキやカップケーキは前日に焼いてしまえますが、時間がないときや面倒な時は市販のものを活用したりして、手を抜けるところは抜いて、準備で疲れてしまわないようにすることも大事。当日は、一緒に楽しんでお祝いできるようにしましょうね♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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