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2019年03月26日 21:00 更新

クリーニング後の洋服、そのままはNG! きれいに保存する裏技3ステップ

クリーニングからあがってきた洋服はどのように保管していますか? ビニール包装されている場合がほとんどですが、そのままクローゼットやタンスに入れているという方も多いと思います。ところが、ビニールをかけたまましまい込むとカビが発生する原因になることも。今回は、クリーニング後の洋服の保管方法をご紹介します。

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ステップ1:クリーニング後はビニール包装を外そう

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ビニールは何のため?

クリーニング後の洋服はほとんどの場合、ビニールがかけられています。とくにしばらく着ないことがわかっている洋服の場合、ホコリよけぐらいのつもりでそのままクローゼットにかけてしまう方も多いのではないでしょうか。タンスにしまう場合でも、何となく汚れがつかなくていいぐらいの感覚でそのまま入れたくなる気持ちもわかります。

ところが、これが洋服にとってよくないんです。ビニールをかぶせたままクローゼットやタンスに収納すると、洋服はいわばビニールハウスに入っているようなもの。確かにホコリをかぶることはありませんが、とても湿気がたまりやすい状態です。

クリーニング後の洋服にかぶせられているビニールは、工場から運ばれるあいだ、洋服に傷がついたりゴミが付着したりするのを防ぐためのもの。そのまま保管することを前提にしているものではないので、クリーニング店から戻ってきたら、クローゼットにしまう前に外しましょう。

ビニールをつけたままだとどうなる?

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ビニールをかぶせたまま収納すると、洋服の周辺の湿度があがりカビが発生しやすい環境になってしまいます。とくにクローゼットにかけて収納する場合は注意が必要です。

クローゼット内で水分が蒸発する際、湿気は下から上へとのぼっていきます。ビニールは上から被せるタイプのものが多いです。そのため、とても湿気がたまりやすい構造だといえます。とくに初夏など湿度の高い季節は、ビニールを被せたままにしておくことによって、水分を閉じ込めている状態に。

また、ビニールが原因となって洋服に黄ばみができてしまうこともあります。ビニールは時間が経過すると劣化してしまいます。するとビニールの成分の一部が洋服に付着し、黄ばみとなってしまうというわけです。

カビや黄ばみは落とせない場合もありますから、せっかくきれいにした洋服をかえって汚すどころか、台なしにしてしまうことにもなりかねません。クリーニングから戻ってきた洋服は、できるだけビニールから出すのが良さそうですね。

ステップ2:クリーニング後はハンガーを交換しよう

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針金ハンガーのデメリット

クリーニング店から受け取った洋服は、ビニールから出すだけでは十分とはいえません。ビニールと同じくらい注意したいのが、付属のハンガーです。

ジャケットやコートなどはハンガー仕上げであがってくることが多いと思います。何となくそのままクローゼットにかけてしまいたくなりますが、これも洋服にはよくありません。

クリーニング店で使われているハンガーは、あくまで一時的に使うことを前提にした簡易的なものです。プラスチック製のものが使われていることもありますし、針金タイプの場合もあります。どちらにしても、そのまま使い続けると洋服が型崩れをしてしまうことがあるので注意が必要です。

ジャケットやコートなど、肩のラインが重要な洋服の場合は、しっかり幅のあるハンガーにかけ直すことが大切です。その上でいったん直射日光が当たらない風通しの良い場所にしばらく保管し、クリーニングに使用された薬剤の臭いがなくなったのを確認してからクローゼットに収めるのがベスト!

ステップ3:クリーニング後は衣類カバーをかけよう

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通気性が良いものを

しばらく着る予定のない洋服は、そのままクローゼットに入れてしまうとホコリをかぶってしまうので、衣類カバーをかけるのがおすすめです。

衣類カバーは、クリーニングが戻ってきたときについていたビニールとは異なり、通気性がよい素材が使われているものがほとんど。とくに不織布製のものが通気性に優れるといわれています。ちゃんと袋のなかにも新しい空気が流れ込みますから、大切な洋服にカビを発生させることなく、ホコリが付着するのを防いでくれるはずです。

衣類カバーのタイプにはさまざまなものがあります。ジャケットにはショートタイプを、ワンピースやロング丈のコートにはロングタイプをという具合に、適切なものをお使いください。

通気性に優れるとはいえ、クローゼット内でぎゅうぎゅう詰めになっていると、空気の流れはどうしても滞ってしまいます。なるべく衣類と衣類の間隔をあけて収納するようにしましょう。

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まとめ

カビや黄ばみができないよう、洋服がクリーニングから戻ってきたら、ビニールは外してから収納することが大切です。ハンガーも適切なものに取り替え、衣類カバーをかぶせて、洋服にとって理想的な状態で保管してあげたいですね。

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