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2019年04月07日 21:00 更新

電気ポットやコーヒーポットしまう前に! 汚れを落とす方法

電気ポットやコーヒーポットをしまうときにチェックしておきたいのが、汚れがキチンと落ちているか。汚れたまましまってしまうと、雑菌が繁殖してしまいます。今回は、しまう前にやっておきたい電気ポットやコーヒーポットのお掃除方法を紹介。次に使うときに備えて、清潔にしておきましょう。

電気ポットやコーヒーポットをしまう前のチェックポイント

Photo by rawpixel on Unsplash

保管する前にやっておくべきこと

水を必ず捨てる

電気ポットやコーヒーポット内に残った水は、保管前に必ず捨ててください。水が入ったまま収納するとカビが発生したりニオイが残ったり、衛生面が心配です。水を捨てて、十分に乾かしてから収納しましょう。

ポット内を洗浄する

ポット内には、水道水しか入れないとはいえ汚れが付いています。よく見るわかりますが、水垢汚れとして付着していませんか? これは水道水に含まれているミネラル成分が原因です。沸騰させることによって、水道水のミネラル成分だけが残って付着したもの。身体に害はないといわれていますが、汚れがつきすぎるとお湯の中に白い浮遊物が浮かぶようになるので、定期的に洗浄したほうがいいでしょう。

外側に付着した汚れを取る

電気ポットやコーヒーポットには、外側にも汚れがついています。電気ポットにはカップラーメンや急須にお湯を注いだときに飛び散った調味料、お茶などがついていることが多く、コーヒーポットも同じようにコーヒーが付着しています。

また、キッチンに置きっぱなしの場合は油汚れがついてベタベタしているかもしれません。油汚れは酸化すると取れにくくなるので、保管する前に拭き取りましょう。

電気ポットの内部を洗浄する方法

Photo by Goran Ivos on Unsplash

クエン酸を使って

電気ポットの内側についた水垢は、酸性の掃除用品を使うときれいに落ちます。用意するものは100円ショップやドラッグストアなどに売っているクエン酸です。

【洗浄方法】
1.コップに30gのクエン酸を入れ、水で溶かします。
2.クエン酸水を電気ポットに入れて、満水位置まで水を入れます。
3.電気ポットの洗浄モードを選択して、洗浄をスタートします。(洗浄モードがない場合は、通常通り湯沸かしして1時間ほど保温状態にしてください)
4.洗浄が終わったら中の水を捨てます。
5.ポットに水だけを入れて沸騰させます。
6.お湯を捨てたら洗浄は完了です。

お湯をすてるときは、注ぎ口から捨てると、注ぎ口付近に溜まっていた汚れを落とせます。

なお、操作方法はメーカーによって異なる場合があります。行う前には、必ず取扱説明書でご確認ください。

クエン酸の効果について

Photo by rawpixel on Unsplash

水垢はアルカリ性の性質を持っており、酸性のクエン酸を使用すると中和して落としやすくなります。レモンなどにも含まれているクエン酸は、口にするお湯が入った電気ポットの内側を掃除するのにぴったりなアイテムです。

また、お酢は酸性ですがポットに入れるとツンとしたニオイが残ってしまうので避ける方がいいですね。

クエン酸と同じくナチュラルな掃除用品として人気な重曹は、残念ながらポット洗浄には向きません。重曹はアルカリ性の性質なので、同じ性質を持つ水垢を落とすのは難しいでしょう。

ポットの内部を掃除するときに、やってはいけないこと

内部に付着した汚れを金属たわしなどでこすり洗いするのはNGです。内側の錆防止コーティングがはがれてしまい、そこから錆が発生しやすくなってしまいます。内側をこすり洗いしたいときは、柔らかいスポンジを使いましょう。

電気ポットの外側を洗浄する方法

Photo by Joanna Kosinska on Unsplash

重曹水を使って

電気ポットの外側についた汚れには重曹を使います。クエン酸とは反対に、アルカリ性の重曹は酸性の油汚れを取るのに適しています。調味料やお茶、コーヒー、油汚れがついてしまったら重曹を使うようにしましょう。

まず、水300mlに対して重曹大さじ1杯を溶かし、重曹水を作ります。布を浸して固く絞ったら、外側を拭き掃除してください。布を水ですすいで水拭きし、最後に乾拭きして水分を取り除いたら終了です。

電気ポットの汚れをつきにくくする裏技

Photo by Steinar Engeland on Unsplash

保管前の掃除をできるだけ楽にして、長く使い続けるために、汚れをつきにくくする方法をご紹介します。

ポットに水を入れたまま放置しない

水道水などに含まれるミネラルによって、水垢になるので、使わないときには乾いた状態で置いておくようにしましょう。少しでも濡れていると、水だけが蒸発しミネラルだけが水垢となってしまうので、なるべく水分を残さないようキッチンペーパー等で拭いておくのがいいですね。

1~3カ月に1回、クエン酸洗浄する

ポットの内側の水垢は、放置するほど取れにくくなります。使用頻度にもよりますが、1~3カ月に1回を目安にクエン酸洗浄をしてください。

外側に汚れがついたらすぐに拭き取る

調味料やお茶が飛び跳ねて、ポットの外側に付いてしまったときは、すぐに拭き取りましょう。気づいたときに掃除する習慣を身につければ、汚れが頑固化せず掃除も短時間で終わりますね。

まとめ

電気ポットやコーヒーポットは、毎日のように使っていると水垢や油汚れが付着してしまいます。保管する前は中の水を捨てて、内側と外側を洗浄してからしまってください。汚れがついたままにしておくと、次に使うときにニオイが気になることもあります。ポットのお湯は口にするものなので、家族みんなが安心して使えるようお掃除しましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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