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2019年03月02日 20:30 更新

クレヨン画の色移りを防ぐ裏技とは? 大切な絵の保管の仕方

可愛い子どもが一生懸命に描いた絵は、パパやママにとって大切な宝物。ところが、紙に描かれた絵は保管が難しく、とくにクレヨン画は、そのままにしておくと他のものに色が付着してしまうことも。そこで今回は、クレヨン画の色移りを防ぐ裏技について解説。大切な絵をいいコンディションでとっておくための便利な方法をご紹介します。

クレヨン画の上手な保管方法

Lazy dummy

用意するもの

可愛い子どもが描いたクレヨン画。できれば思い出と一緒にいつまでも大切にとっておきたいものですよね。ところがそのまま保管しておくと、知らないあいだに色が他のものに移ってしまい、絵が台なしになってしまうこともあります。

そんな事態を回避するおすすめの方法としてご紹介するのが、加熱するというものです。とっても手軽なのに、しっかり絵を守ってくれますよ。

用意するものは、
・アイロン
・オーブンシート

オーブンシートは、触った感触がツルツルしているものがおすすめです。クッキーなどを焼くのに便利な「加熱用」とあるものをお選びください。

裏技のやり方

Lazy dummy

1. まず、クレヨン画の大きさに合わせて、適当なサイズにオーブンシートをカットします。画よりもオーブンシートのサイズが大きくなるように。
2. カットしたオーブンシートをクレヨン画のうえに重ねるようにして置いてください。
3. オーブンシートのうえからアイロンがけをします。
4. アイロンによる熱が冷めるまで、そのまましばらく放置してください。

熱がひいたら完成です。オーブンシートを貼る前と見た目にはまったく変わりませんが、絵の表面を触ってもクレヨンが手や他のものに付かなくなりますよ。

加熱することによって、オーブンシートにクレヨンの油分が吸われ、さらっとした手触りに。これで他のものと重ねてしまっても色移りしにくくなります♪ 保管時に心配な方は、オーブンシートを上に重ねてしまっておくほうがよいでしょう。

クレヨン画にアイロンをあてるときの注意点

Lazy dummy

四隅に重しをのせてアイロンを

熱によって紙が丸まってしまう場合があります。アイロンがけにムラが生じてしまわないよう、四隅に重しを置いて作業するのがおすすめです。

なお、アイロンがけをする際は、必ずクレヨン画のしたにアイロンマットなどを敷いて作業してください。高温で作業することになりますので床やテーブルのうえでじかに作業してしまうと、床材や家具を変色させたり変形させたりしてしまう可能性があります。

火傷に注意

クレヨンは油性です。そのため、アイロンがけした後は熱を吸収しかなり高温状態になっています。

作業したあとは、クレヨンの状態が知りたくてすぐに絵を触りたくなってしまうかもしれませんが、とても危険なのでやめましょう。冷めるまでじっくり待ってくださいね。火傷には十分にご注意ください。

アイロンがけすると、クレヨンが手に付かなくなる仕組み

Lazy dummy

クレヨンの油分が画用紙にしみこむから

クレヨンで描いたあと、触ってみるとぼこぼこしていますよね。紙に定着していないからなのか、触るとクレヨンがポロポロと落ちてきたり、爪でひっかくと付着したりします。

その状態の画を、アイロンによって加熱することで、クレヨンの成分が溶けていきます。すると、紙の繊維の奥深くにまでクレヨンの成分が浸透していき、クレヨンが紙にしっかりと定着するというわけです。

冷めた後、触ってみるとアイロンをかける前はぼこぼこしていた画が、アイロン後はツルツルとした状態になります。

こうなれば、触ったり軽く擦ったりしてもクレヨンは落ちにくくなります。

まとめ

可愛い子どもが描いた絵は、パパやママにとって大切な宝物の一つ。それぞれが成長の軌跡でもありますし、子どもの分身とさえ思えることもあるでしょう。いつまでも大切にとっておきたいものです。

ところが、タンスなどに大事にしまっておいたつもりが、あるとき取り出してみたら色移りしてしまっていて、原形を留めていなかった……。見返したときに、なんだか寂しい気持ちになるのは避けたいところです。

1枚や2枚であれば額に入れて飾るというのもありですが、いくつもあるとそうもいきません。ご紹介した裏技なら、何枚でも簡単に処理することが可能です。しかも、お家にあるものでできます。

子どもが大きくなったときに、タンスの奥から取り出してきて、一緒に鑑賞して楽しめるようにあらかじめ処理して保管しておきましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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