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2019年04月03日 17:13 更新

階段下収納を活用する6つのアイディア

「ものが増えて、家の収納スペースが足りない」……そんなときは、階段下の空間を収納に利用してはいかがでしょうか。階段下は、狭くて使いづらいと思われがちですが、実は、意外と使えるスペースがあるんです。今回は、階段下にものを収納するときのポイントと、階段下収納を上手に活用するアイディアをご紹介します。

メリットだらけの階段下収納

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階段下収納の使い道とは

みなさんは、階段下の空間を有効に使えていますか? 人が通るには狭く、お家のデッドスペースとなりやすい階段下は、収納に利用するのが最適。クローゼットに入りきらない洋服や、季節物の服と靴、子どものおもちゃ、掃除用具など、階段下にはさまざまなものを収納することができます。キッチンのそばに階段がある場合は、食品のストックを収納しておくのにも使えますね。

階段下収納は広さも十分あるので、大きさのあるものの収納もOK! 押入れの代わりに階段下に布団を収納するのも良いですし、自転車なども収納できます。

収納するときの注意点は?

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階段下が他の場所と異なる点は、天井の高さが不揃いなこと。そのため、階段下に収納棚を置くときには棚をいくつか組み合わせるタイプのものを使うと、スペースを有効に使えます。

また、ただものをつめこむのではなく、使いやすさのことまで考えるのが収納の鉄則。収納するときは、しまったものを取り出しやすくする工夫が必要です。特に、奥行きのある階段下収納の場合、奥に収納したものは取り出しにくくなってしまいがちなので注意しましょう。

そして、階段下は湿気が溜まりやすい場所でもあるため、湿気対策はマスト。ものを詰め込みすぎず隙間をあけて、通気性を良くしておくことが大切です。

階段下収納の活用法

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取り出しやすい収納を意識する

奥行きのある階段下でも、ものを取り出しやすくするためには、ものを詰め込みすぎず、人の入れるスペースを作っておくこと。

例えば、階段下のスペースを左右で半分に区切り、その片方だけにものを収納。そうすれば、もう片方の空いたスペースに人が入ることができ、奥にしまったものを取り出すときも楽チン。「ものを全部出さないと、奥のものが取り出せない」というトラブルを防げます。

可動式の収納アイテムでデッドスペースをなくす

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階段下の空間をめいっぱい使いたいなら、可動式の収納アイテムを使うのがおすすめ。キャスター付きのものやスライド式のものなど、引き出せるタイプの収納棚を使えば、階段下収納のデッドスペースをなくすことができ、有効に使えます。また、棚が引き出せるため、ものを出しやすくなるのもポイントです。

収納アイテムを使ってクローゼット風にしまう

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収納アイテムを上手に使えば、階段下収納がクローゼットに早変わり。突っ張り棒やハンガーパイプを取り付けるとハンガーラックになりますし、側面にフックを取り付けると帽子やカバンの収納だってできます。階段で天井が低くなっている部分にはチェストを置くとスペースが有効に使えます。ついでに姿見も置いておけば、自分だけの身支度スペースの完成です。

大人が立つには天井が低すぎる階段下の場合は、子ども専用のクローゼットにするのも良いでしょう。お家の中に自分だけのスペースができたら嬉しくなって、お子さんが身支度や洗濯物の整理整頓を自分でしてくれるようになるかもしれませんね。

引き出し型の階段を有効活用する

階段の1段1段が引き出しになっているものもあります。このタイプの収納は、深さはあまりありませんが、幅と奥行きがあるため、ものをたっぷりしまうことができます。季節物の服や靴などの収納に使えそうですね。

階段に合わせた棚をつくる

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天井の高さが不揃いな階段下。収納棚を置こうと思っても、形がピッタリ合う棚はなかなか見つからないもの。それならいっそ、自分で棚を作るのもアリです。

ダボレールなどを使えば、自分でも簡単に棚をつくることができます。階段下を横から使うときは、上の方には幅の短い棚板、下の方には長い棚板を取りつけましょう。そうすれば、自分の家の階段下の形に合った棚ができあがります。棚に本やお気に入りの雑貨を並べて、見せる収納にしても素敵ですね。

収納BOXでスッキリ収納

細々としたものを階段下の棚などにしまうときは、収納BOXを利用するのが◎。そのままではごちゃごちゃして見えがちなものも、分類して収納BOXに入れればスッキリと収納できます。同じ種類の収納BOXを複数揃えると、統一感が出てきちんとした印象に。どの収納BOXに何が入っているかわからなくならないように、それぞれのBOXにラベリングしておくことも忘れずに。

まとめ

意外と広い階段下は、押入れに次ぐ大容量の収納スペースにもなり得ます。階段下収納を賢く使うには、階段下の特徴的な形と奥行きの深さを上手に活用することがポイントです。あなたもぜひ、今回紹介した収納アイディアを参考にして、使いやすい階段下収納をつくってみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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