住まい 住まい
2018年04月30日 09:00 更新

【専門家が教える】悩み別・狭いミニキッチンを快適に使う収納法

賃貸の部屋で一人暮らしをしていた時、一番の悩みはキッチンが狭いことでした。料理が苦手だったわたし、狭くて使いづらいキッチンではやる気も起きず…。そこでやってみたのがキッチン用品を使いやすくしまうこと、楽しく料理できるアイテムを使うこと。今回は、そんな工夫をまとめてご紹介します。

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

モノの置き場に困るときに活躍するキッチンアイテム

Lazy dummy

こんにちは、かたづけこびとの堀中里香です。整理収納コンサルタント&防災備蓄収納マスタープランナーとして活動しています。

カレールーや缶詰、ジャガイモや消耗品の食品ストックから、フライパンやボウル、お玉や菜箸などの調理器具、キッチンペーパーやスポンジなどの消耗品……。キッチンにはたくさんモノがありますよね。今ある収納では入りきらない場合は、デッドスペースをうまく見つけましょう。空間があるところ、そこにデッドスペースあり!

壁と壁の隙間に、すき間ワゴンを!

冷蔵庫とキッチンの隙間や、壁と食器棚の隙間を見つけたら、すき間ワゴンが置けるかも。サイズも10センチぐらいのものもあり、高さもバリエーション豊富です。ある程度広ければ棚タイプでもよいですが、狭い場合は引き出せたほうがモノを置くスペースも広く使えるので、引き出せるワゴンタイプがオススメです。

田窪工業所 バスケットワゴン ハイタイプ100 WWH-100
¥ 10,204 (2018/04/30時点)
(2018/4/26時点)

冷蔵庫の上に、トースターやオーブンを置くなら

小型の冷蔵庫の場合、多くの人がその上に電子レンジやオーブン、トースターを置いているかと思います。でもちょっと待って! 冷蔵庫の上に、熱くなる家電は置かないほうが無難です。対応機種の場合でも、トップテーブルの耐熱温度は約100℃。電子レンジやオーブンレンジの本体は100℃までは熱くならないそうですが、オーブントースターはとても熱くなりますので、そのまま置かないでくださいね。サイズ的にはみ出してしまうものは、重過ぎる可能性もあります。置くならこんな冷蔵庫ラックがオススメですよ。

冷蔵庫ラック 3段 幅59.5×奥行41×高さ180.5cm キッチン収納 ナチュラル -
¥ 6,980 (2018/04/30時点)
(2018/4/26時点)

シンク下には突っ張り棒を活用しよう

シンク下に、鍋やボウルなどの調理器具などを収納されているご家庭も多いと思いますが、案外その上側には空間があったりしませんか? 突っ張り棒が使えれば、そこにキッチンペーパーロールをセットできたり、突っ張り棒2本とメッシュパネルで棚を設置したりと、さまざまな空間活用ができます。薄い蓋や、ラップなど細いものを置くスペースとして使えること間違いなし。

調理スペースが狭い! を解決するキッチンアイテム

Lazy dummy

まな板を置いたら、食材を置くスペースがない……なんて、ミニキッチンではよくあること。けれども、優秀なアイテムを使えば、そんな悩みも解決!

シンクの上にも置き場所を

シンク上にちょっとした置き場を作るだけで、だいぶ快適さが違います。洗った野菜のチョイ置きなどに重宝しますよ。

和平フレイズ シンク調理台 スライドラック シンプレックス SR-9857
¥ 714 (2018/04/30時点)
(2018/4/26時点)

作業台の上も上手に使おう

もうちょっとスペースが欲しいときは、思い切ってこんな突っ張り式の洗いかごを使うのもありですよ。空間を上手く使って、できるだけ作業スペースを確保する。狭いキッチンを快適に使うための鉄則です!

be worth style 流れる突っ張り水切りラック ステンレス 日本製
¥ 9,980 (2018/04/30時点)

壁面に収納すれば使い勝手抜群!

よく使う調理器具なら、メッシュパネル&フックでひっかける収納にするのはいかがでしょう。お玉やフライ返しをかけておくと、すぐ手が届いて楽チンです。包丁やハサミなど、磁石が使えるものはマグネットのツールホルダーが便利。でも、よく使うモノだけにしておいてくださいね。あまり使わないものをかけておくと、調理中に飛び散った油でべたべたになってしまうかもしれません。

OBDSPACE ナイフラック マグネット式 磁気包丁立て 壁掛け 粘着式 ステンレス製 ナイフストリップ 組立必要ない 簡単装着 キッチン収納 (41cm 4-5丁収納)
¥ 2,269 (2018/04/30時点)
(2018/4/26時点)

料理が楽しくなるように

Lazy dummy

料理が楽しいのって、きっと材料を合わせたり、炒めたり煮込んだりしているときですよね。その前の準備って、実はあんまり楽しくない(苦笑)。だからこそ、その準備がスムーズにできるかどうかがすごく大事だと思うのです。そんな楽しくない準備を少しでも変えるポイントをご紹介します。

洗いかごとシンクは空に

料理しなくちゃ! で取り掛かったはいいけれど、洗いかごもシンクもモノで一杯だったらどうでしょう? いちいち避けながら洗ったり切ったりするのって、ストレスですよね。まず、スペースを空けること、これが大切。そのために、洗いかごとシンクは空にしてから、料理を始めるようにするといいですよ。

ラベリングすれば迷わない

料理の最中に、「あれ、どれが薄力粉だっけ?」「この調味料何だろう」なんてことになると、手が止まってしまいますよね。料理はテンポも大事。見てすぐわかるように、迷いそうなモノにはラベリングしておくことがオススメです。例えば、マスキングテープに書いて貼るだけでも大丈夫。近くにマスキングテープを置いておき、メモして貼っておきましょう。

使いやすくてお気に入りのアイテムで楽しさ倍増!

使いやすくてお気に入りのアイテムは、楽しさをさらにアップさせてくれますよ。おしゃれな調味料入れを使ったり、好きなカラーやデザインのアイテムでそろえたり。料理が楽しいって思わせてくれるアイテムをチョイスしましょう。

まとめ

狭いキッチンのいいところは、移動しなくてもすべてに手が届くこと。見方を変えればこんなに使いやすいキッチンはないのかも。デッドスペースをうまく使うこと、気分が上がるアイテムを使うことで、狭くても料理が楽しくなるキッチンを目指しましょう!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-