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2018年12月29日 16:33 更新

家族旅行は鳥取で遊ぼう!親子で楽しめるスポット&おすすめグルメ

澄み渡る日本海と豊かな緑に囲まれた鳥取県。二十一世紀梨をはじめとした果物や新鮮な海の幸、鳥取砂丘などで知られていますよね。家族旅行で訪れるなら、どのようなスポットがおすすめなのでしょうか。親子で楽しめる鳥取の観光名所と食べておきたいグルメをご紹介します。

鳥取で絶対行きたい家族旅行スポット8選

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新鮮な海の幸などの美味しいグルメのイメージから大人の旅行先と思われがちな鳥取県ですが、実は子供が楽しめる場所も多く、家族旅行にもおすすめの地域なんです。親子で訪れたなら行ってみたい、おすすめのスポットをご紹介します。

鳥取砂丘

鳥取といえば、どうしてもはずせないのが砂丘でしょう。何もない、砂しかないなどの声も聞かれますが、日本で砂丘が見られる場所はそう多くありません。特に、鳥取砂丘の中心部およそ146ヘクタールは、国の天然記念物に指定されている唯一の海岸砂丘でもあります。せっかく鳥取に来たのですから、一度は立ち寄ってみたいですよね。東西約16km、南北約2.4kmに広がる見渡す限りの日本の砂漠を満喫してみましょう。

鳥取砂丘には “スリバチ”と呼ばれる大きく窪んだ場所があり、中には深さが約20mにもなるところも。風紋や砂柱、砂簾なども見ながら、まずは散歩を楽しんでみましょう。お子様におすすめは、らくだ遊覧。観光用のらくだに乗って砂丘を歩くことができます。2人乗りもできるので、小さいお子様も楽しめますよ。

長靴の貸し出しなど観光客用のサービスも整っているので、砂丘に行くから運動靴じゃなきゃ……という心配もありません。また、駐車場から鳥取砂丘入口までは木造のスロープがあるので、赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま砂丘を見ることもできます。砂丘を走行できる車いすの無料貸し出しも行っていますよ。

鳥取砂丘こどもの国

鳥取砂丘に来たなら、子供たちをここで遊ばせないわけにはいきません。鳥取砂丘を間近に望む約19ヘクタールの広大な敷地内には、大型のアスレチック遊具や水遊び場、キャンプ場などがあり、大自然の中で思いっきり遊ぶことができます。また、バッテリーカーなどの乗り物や、砂の工房、木工工房などの体験施設もあり、さまざまな体験が可能。

中でもおすすめは、やはりアスレチック遊具でしょう。ローラーすべり台や大型鉄棒コンビネーション、ドリームキャッスル、ネットやはしごが交錯する大型の塔遊具など、何時間でも飽きずに遊べる楽しい遊具がたくさんそろっています。広い芝生広場(わんぱく広場)もあるので、思いっきり走り回ったりボール遊びを楽しむことも。天気の良い日は家族でお弁当を広げてもいいですね。

夏には水の遊び場でプールもできます。ウォータースライダーなど大きいお子様が楽しめるものもあれば、水深の浅い小さいお子様向けプールもあるので、年齢を問わず楽しむことができます。他にも、レールトレインやサイクルモノレール、バッテリーカー、変形自転車など、子供が喜ぶ乗り物もいっぱい。工房での手作り体験など、子供のやりたいことが全部そろったレジャー施設です。

●鳥取砂丘こどもの国ホームページ
http://kodomonokuni.tottori.jp/

森の国

西日本最大級のフィールドアスレチックを誇る自然アミューズメントパークです。アスレチック以外にも、芝ソリやパターゴルフ、手裏剣など、大自然の中でさまざまな遊びを楽しむことができます。

おすすめは、何と言っても2コース45種の遊具からなるアスレチック。アリジゴク脱出、オケラ道進みなど、大山の昆虫を模した遊具からなる「昆虫コース」、雲海のぼり、大山滝くだりなど、大山での冒険をモチーフとした「大山コース」と、ここでしか体験できないアスレチックとなっています。3歳(身長100cmくらい)からできる遊具も多いので、小さなお子様でもチャレンジすることができますよ。

遊び広場には、芝ソリができる「グリーンスライダー」や子供でも楽しめる「コロコロゴルフ」、ストラックアウトやキックターゲット、手裏剣や弓矢など、親子で楽しめるさまざまな遊びがそろっています。また、すべり台やつり橋、ボルダリングなどを楽しめる巨大コンビネーション遊具も設置。思いっきり体を動かして遊んじゃいましょう。キャンプ場も併設されているので、夏にもおすすめです。

●森の国ホームページ
http://www.japro.com/morinokuni/

大山乗馬センター

森の国から車で1分の場所に位置する乗馬施設です。馬とのふれあい体験や厩舎ガイドツアーだけを楽しむこともできれば、ポニー乗馬や引馬体験、馬でのトレッキングまで、希望する乗馬体験ができます。小さいお子様にはポニー乗馬がおすすめ。3~7歳のお子様限定ですが、かわいいポニーに乗って歩くことができます。スタッフが引いてくれるので、安全面の心配もありません。また、親子2人乗りでトレッキングを楽しむのもいいですね。放牧場の中を散歩する「お散歩ハーフ」、山道と道路を歩く「お散歩コース」、放牧場から山道、道路を歩く「お散歩ロング」の3つのコースから選べます。すべて最初に練習があり、お散歩中はガイドがつくので初心者でも安心。本格的な乗馬ができるスポットなので、ぜひ子供と一緒にチャレンジしてみてください。森の国で申し込むとおまけが付くので、森の国で遊んだついでに寄ってみるのもおすすめです。

●大山乗馬センターホームページ
http://www.daisen.net/uma/

浦富海岸

山陰海岸のなかでもっとも美しいといわれ、山陰の松島とも呼ばれる浦富海岸。花崗岩の断崖や奇岩、洞門など豪快な景観が見渡せるおよそ15kmのリアス式海岸で、国の天然記念物にも指定されています。人気は、島めぐりのクルージング。白砂青松の美しい砂浜や複雑に入り組んだリアス式海岸などをのんびり観賞できる遊覧船と、遊覧船では通れない狭い航路や水深の浅い入り江を通り、洞門や洞窟、断崖などを間近に見ることができる小型船の2コースから選ぶことができます。ちょっと大きなお子様との旅行なら、ファミリーフィッシングもおすすめ。船長のサポートのもと浦富海岸から近い釣り場で行い、船にはトイレも完備されているので、子供や初心者でも安心して釣りを楽しむことができます。

とっとり賀露かにっこ館

松葉ガニで有名な鳥取県ならではの、見て、触れて、体験できるカニが主役の水族館です。小さな水族館ではありますが、いろんな種類のカニだけでなく、ヒョウモンダコやクロゲンゲ(深海魚の一種)など、他ではあまり見られない珍しい海の生き物も展示されています。また、ふれあい水槽ではヤドカリやヒトデ、ウニ、魚などに触ることができ、足首までしかない浅瀬の川のような屋外プールにはドチザメやイシダイなどが泳いでおり、夏場は入って触れることもできます。他にも、松葉ガニが住む深海の世界が体験できる「松葉ガニ牧場」や、さまざまなイベントが行われる「体験実習室」など、楽しいコーナーもいっぱい。授乳室やおむつ交換代、ベビーカーの貸し出しもあるので、赤ちゃんや小さなお子様も安心して遊ぶことができます。

●鳥取県ホームページ「とっとり賀露かにっこ館」
https://www.pref.tottori.lg.jp/kanikkokan/

わらべ館

童謡・唱歌のふるさととも呼ばれる鳥取県。わらべ館は子供のうたの歴史を展示した「鳥取県立童謡館」と国内外のおもちゃ約2,000点を展示した「鳥取市立鳥取世界おもちゃ館」からなる複合施設で、‘89鳥取・世界おもちゃ博覧会の成功をたたえて平成7年に開館しました。

おすすめは、2階のおもちゃの部屋。子供から大人まで世代を問わず楽しめる体験型おもちゃが展示された「おもちゃ研究所」、16種類のキットを使って自由に自分だけのおもちゃを作れる「おもちゃ工房」、特徴的なおもちゃがいっぱいの広場で靴をぬいでのびのびと遊べる「遊ぼう広場」、昔から今日までのさまざまなおもちゃが展示された「おもちゃの世界」、昭和30年代のとある路地を再現した空間で懐かしい遊びを楽しめる「ゆうやけ広場」と、夢のような5つのエリアに分かれています。年齢や好みによって遊ぶエリアを選べるので、どんなお子様でもおもちゃの世界を満喫することができるでしょう。また、子供だけでなく大人にとっても楽しい空間になること間違いなし。自分の子供時代を思い出しながら、ちょっとノスタルジックな気分を味わうことができますよ。

1階の童謡の部屋はわらべうた、唱歌、童謡など、時代ごとにエリアが分かれ、さまざまなイベントも開催されます。エリアのひとつ「ドレミランド」ではカラオケや楽器の演奏など、音遊びを楽しむことができ、歌好きの子供たちが喜ぶ空間となっています。

この他、5千冊以上の本を無料で読めるライブラリーや食べ物の持ち込みOKの休憩コーナーなど、ゆっくり楽しめるスペースも。授乳室や多目的トイレ、ベビーカーの貸し出しなど、小さなお子様を持つママに嬉しい設備やサービスも整っています。

●公益財団法人 鳥取童謡・おもちゃ館 わらべ館 ホームページ
https://warabe.or.jp/

水木しげるロード

ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげる先生の出身地である境港市。その駅前から水木しげる記念館までのおよそ800mの道は、通称「水木しげるロード」で知られています。沿道には100体を超える妖怪ブロンズ像が並んでおり、妖怪ポストや妖怪グッズを販売するお土産屋さんが建ち並ぶなど、そこはまさに妖怪の街。好きな妖怪と記念写真を撮ったり、珍しい妖怪アイテムを購入することができる日本で唯一のスポットです。もしかしたら、小さなお子様にはちょっと怖いかもしれませんが、絵本の世界に足を踏み入れたような雰囲気に興奮する子も多いはず。

境港駅までは、米子駅から出ている鬼太郎列車に乗ることをおすすめします。「鬼太郎列車」「ねずみ男列車」「ねこ娘列車」「目玉のおやじ列車」が毎日ローテーションで運行しています。外観はもちろん車内にもキャラクターのイラストが描かれているので、移動の際も妖怪の世界を満喫することができますよ。

鳥取のおすすめグルメ

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鳥取は美味しいグルメでも有名。行ったからには特産品を食べましょう。現地の方お墨付きの、鳥取に行ったら食べておきたいグルメをご紹介します。

「鯛喜」の海鮮丼は見逃せない

鳥取と言えば日本海の海の幸ですよね。そこでおすすめしたいのが、鳥取砂丘の近くにある「鯛喜」。10種類の海鮮が惜しげもなく乗っている豪華な海鮮丼です。海鮮好きにはたまらない、夢の海鮮丼と言えるでしょう。ただし、必ず事前に予約してから訪れましょう。

浜坂でカニを堪能しよう

鳥取に行ったならカニを食べたい、という方も多いでしょう。特に、カニの季節である冬に訪れるなら食べないわけにはいきません。鳥取でカニを食べるなら、兵庫県との県境にある浜坂がおすすめ。大山の火山灰が堆積してできた漁場で、質の良いカニがたくさん捕れることで有名です。

おすすめは、浜坂温泉「魚と屋(ととや)」への宿泊。浜坂漁港の目の前に位置する大手水産卸会社直営の宿なので、カニはもちろん、浜坂漁港直送の新鮮な海の幸を堪能することができるんです。メインのカニは、カニ刺しからカニ焼き、カニ鍋とフルコースでお腹いっぱい食べられ、シメの雑炊は極上の逸品として知られています。特に冬は泊まらなければ損!鳥取のグルメを堪能するにふさわしい旅館です。

まとめ

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美味しい海の幸や天然記念物にも指定された美しい自然など、大人の国内旅行にぴったりと考えられる鳥取。でも、自然を楽しめるアクティビティが豊富で、実は子供にとっても魅力的な旅行先なんです。大人も子供も休みを満喫できる、親子で楽しむにはもってこいの地域。ぜひ一度家族旅行で訪れてみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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