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2023年11月07日 10:57 更新

【子どもの初めての年賀状】96%の親が「出してよかった」と回答、子どもたちの反応はどうだった?

フタバはこのほど、一般の人200名を対象に「お子さんが出した初めての年賀状」に関する調査を実施しました。

年賀状シーズン到来!子どもの「初めての年賀状」はどうだった?

小さい子どもは年賀状を知らないかもしれませんが、年賀状は世代を超えて人とのつながりを感じられる日本の文化です。どのような結果となったでしょうか。

子どもの年賀状デビューは「4〜5歳」が最多!

(N=200,n=200名、単一回答。2023年9月19日〜26日に実施したインターネット調査による)

「初めて年賀状を出したのはお子さんが何歳の時ですか?(書いた・作った含む)」に対する回答は、「4〜5歳」が最多で86票を集め、次に「6〜7歳」が57票、「2〜3歳」が28票という結果でした。

今回の調査では、保育園・幼稚園の年中クラス〜小学1年生あたりに年賀状デビューを経験している子どもが多いようです。また、「0〜1歳」の回答も複数あり、赤ちゃん時代に年賀状デビューを果たした子もいました。

200名中193名の親が「出してよかった」と回答

(N=200,n=200名、単一回答。2023年9月19日〜26日に実施したインターネット調査による)

「親目線で、年賀状を出してよかったと思いますか?」との質問では、「はい」が96%を占め、200名中193名が“出してよかった”と回答しました。

以下、その回答理由を紹介しています。

子どもの自信につながった
・「字を書くことがあまり得意ではなかった(楽しくなかった)息子が、字を書いて人に喜んでもらえることを知り、また祖父母の嬉しそうな顔を見れて自信になったと言ってくれて、改めて出して良かったと思いました」(30代女性)

気持ちをカタチに残せた
・「普段絵を描くことがあまり好きではない子どもですが、年賀状は興味をもち自ら描いた。祖父母の喜んだ反応も嬉しかったようです。気持ちをカタチに残せるのがいい」(30代女性)

字や絵を描くのが楽しくなった
・「ハガキを出すという事が初めての経験で、とても良い思い出になったから。それをきっかけに字や絵を描くのが楽しくなったようだから」(40代女性)

祖父母とのよい思い出になった
・「どんな風に書いたの話しを聞いたり、ココを頑張ったんだよ!と教えてもらったり、祖父母にとってもいい思い出になったと思います」(30代女性)

初めての経験をたくさんできた
・「ハガキを買う、挨拶文を書く、ポストに入れるといった初めての経験をたくさんできたからです」(40代女性)

子どもの成長を感じられた
・「送りたいという気持ちでいるので、自分から進んで絵を書いたりポストに入れに行く姿は成長も感じられたのでとても良かったと思いました」(40代女性)

年賀状文化に触れられた
・「子どもが嬉しそうにしていましたし、なかなか年賀状の文化は薄れてきていますが、お手紙を書くという経験をさせてよかったと思っています」(40代女性)

子どもの可愛い姿を見せられた
・「可愛い姿を親戚や、友達などに見せることができたからです」(30代女性)

「出してよかった」の回答理由としては、年賀状を通して子どもの成長を感じられたことや、子どもが人に喜んでもらう嬉しさを知れたことなどを挙げる人が目立ちました。

また、純粋に年賀状のやり取りを楽しむ子どもの姿を見て、出してよかったと思う人が多いようです。

半数以上の子どもが年賀状を「もう一度出したい!」

(N=200,n=200名、単一回答。2023年9月19日〜26日に実施したインターネット調査による)

「お子さんはもう一度年賀状を出したそうですか?(書いた・作った含む)」と質問したところ、「はい」が139票を集め、次に「どちらとも言えない」が48票、「いいえ」が13票という結果でした。

それぞれの回答理由を紹介しています。

出したそうにしている
・「今年はこんな絵にしようかな。こんなこと書こうかなと自発的に考えて、毎年オリジナル溢れる作品が出来上がっています。一年学校であったことや楽しかったこと、お正月会ったらしたい事、を主に書いています」(30代女性)
・「翌年以降も作ると張り切っている様子でした」(30代男性)
・「先生からの返信が嬉しくて、毎年楽しみに出しています」(40代女性)

どちらとも言えない
・「お絵描きと違って字を書くことが大変だった様子のため」(30代女性)
・「時間が経って年賀状のことについてもう忘れていそうです。親が年賀状を作る時期になったらやりたいか確認してみます」(30代女性)
・「次の年も言えば書いていたが面倒くさそうだった」(30代女性)

出したそうにしていない
・「LINEで「ありがとう!」と返事がかえってきて一度送ったら満足してそれ以来年賀状は書かなくなりました」(40代女性)
・「お返事が来て喜んだりしていましたが、次の年にはすっかり忘れたようでした」(30代女性)
・「年賀状に関しては、書き終わったら、あまり興味はなさそうな気がしました。描き終わったことで満足しているようでした」(50代女性)

全体的に「もう一度出したそうにしている」子どもが多かったものの、中には「どちらとも言えない」「出したそうにしていない」子も。

その理由としては、一度書いて満足していたり次のお正月には忘れていたりなど、子どもらしさ溢れる回答が寄せられました。

年賀状デビューのきっかけは「親」と「子」ほぼ同じ割合

(N=200,n=200名、単一回答。2023年9月19日〜26日に実施したインターネット調査による)

続いて「初めて年賀状を出したときのきっかけは親からですか?お子さん本人からですか?(書いた・作った含む)」と聞きました。

結果は「子」が89票、「親」が84票、「どちらとも言えない」が27票で、親と子の票差はわずか5票に留まりました。

また、「初めて年賀状を出したときの経緯」を尋ねたところ、「親の姿を見て興味を示した」「保育園・幼稚園で年賀状の話を聞いた」「小学校の宿題だった」「子ども宛に届いた年賀状のお返しを提案した」など、年賀状デビューのきっかけはさまざまな場面で訪れるようです。

近年、年賀状離れが進んでいますが、日本の文化に触れつつ子どもの気持ちを直接相手に届けられるのは、年賀状ならではの魅力です。

また、子どもの今しかない姿や成長をカタチとして残せるのも、親としては嬉しいもの。今年は親子で、思い思いの年賀状を作ってみてはいかがでしょうか?

【調査概要】

調査期間:2023年9月19日〜26日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:10〜60代以上の男女
有効回答人数:200名


フタバ
https://www.futabanenga.com/

(マイナビ子育て編集部)

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