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2023年12月30日 16:01 更新

妊娠中の夫婦生活、「まったくしなかった」人が6割近く。ママの本音は?

嫌いになったわけじゃないのに、気づけばご無沙汰。出産をきっかけにそのまま自然とレス状態に……という夫婦は、実は少なくありません。今回は、子育て中の女性に妊娠中の性生活について聞きました。

妊娠中は、それまでと変わらずセックスをしていましたか?

妊娠中の女性は、個人差もありますがつわりや腰痛、お腹の張りなどの体調不良に悩まされる人が多いもの。体調が万全でないため、それまでのように夫婦での性行為を楽しめなくなったという声もよく聞かれます。

今回は子育て中のママに、妊娠中の性行為について聞きました。

「まったくしなかった」人が6割近く

調査の結果、「まったくしなかった」と答えたママが57%で断トツの1位に。全体の約6割にのぼりました。

次いで「かなり回数が減った」が25.8%、その次は「少し回数が減った」が12.7%という結果となりました。

やはり妊娠中は、意識して性行為を避けていた女性が多いことがわかります。

妊娠中の性行為について、あなたが感じていたことを教えてください

続いて、子育て中のママに「妊娠中の性行為についてどう感じていたか」を聞いてみたところ、次のような声が寄せられました。

「まったくしなかった」理由は……

●赤ちゃんのことを心配して、夫婦ともそういう気持ちにはなれなかったです。(40代/夫40代、長男11歳、長女8歳/結婚して15~20年)

●つわりがひどくてそれどころじゃなかった。(40代/夫40代、長男12歳、次男9歳/結婚して6~10年)

●体調が悪く、切迫流産になりかけて入院していたので夫婦ともにセックスどころではなかった。(30代/夫30代、長男5歳、長女3歳/結婚して11~15年)

やはり赤ちゃんへの影響を心配したという回答がほとんどで、さらにつわりや切迫流産などで体調が悪かったママは「それどころではなかった」というのが本音のようです。

「回数はかなり減ったけどしていた」ママの本音

●お腹の赤ちゃんが心配だったが、夫の性欲があるだろうと、安全な時期はしていた。(40代/夫50代、長女26歳 長男23歳/結婚して20年以上)

●妊娠中は心身ともに不安定で、夫はお腹の赤ちゃんが気になると言って積極的ではなかった。それが「女として見られていない」という不安につながって、よりメンタルが不安定になった。(30代/夫30代、長女9歳、次女7歳、三女5歳、長男2歳/結婚して11~15年)

「自分はしたくなかったけど、夫に求められて仕方なく」という声が目立ちました。また逆に、夫に拒否され「女として見られていない」と不安を覚えた人もいるようです。

「妊娠前と頻度は変わらなかった」

●妊娠中も変わらず夫としたいと思った。(40代/夫30代、子ども3ヶ月/結婚して1年)

●つわり時期はその気になりませんでしたが、つわりがない期間は今までと変わらない頻度でお互い求め合っていました。(20代/夫30代、長女1歳/結婚して2~5年)

少数派ですが、妊娠前と変わらずに夫としていたという人もいるようです。性行為によって夫婦仲が深まれば、メンタル的にもプラスに働くかもしれませんね。

まとめ

このアンケートの結果からは、妊娠前に比べて夫との性行為の頻度が減ったという女性が圧倒的に多いことが伺えます。そして、その理由はやはり「赤ちゃんが心配だったから」という意見が大半でした。

次回は、男性に聞いた妊娠中の夫婦の性生活の調査結果を公開します。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年4月28日~5月11日
調査人数:244人(20~40代のママ)

(マイナビ子育て編集部)

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