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2023年12月29日 07:00 更新

暖房の悩み、我が家はこれで解決します!光熱費を節約しつつ部屋を暖める工夫をリサーチ

冬の暖房器具は、なにを使っていますか? エアコンやストーブ、ファンヒーターなど、さまざまな種類がありますね。しかし、なにを使っても気になるのはコストです。燃料費の高騰は家計を直撃しています。今回は省エネでもちゃんと暖かさを感じる暖房の工夫をご紹介します。

冬の時期に使っている暖房器具はなんですか?

冬の時期に使っている暖房器具をすべてお選びください。
(複数回答)

暖房器具としては、圧倒的にエアコンが人気です。約83%の人が使用しています。次いで、こたつが約28%、電気ストーブ・ヒーター、ホットカーペット、床暖房が僅差で続きます。

住んでいる地域によって使用する暖房器具に差はありますが、上位の特徴は、電気を使用し、熱源があらわになっていないことです。小さなお子さんやペットのいるご家庭では、やけどの心配が少ない電気機器の使い勝手がよいということでしょう。また、こたつやホットカーペットはどこでも使えて便利です。

冬の暖房の悩みは何ですか?

冬の暖房の悩みは何ですか?
(複数回答)

続いて、冬の暖房についてのお悩みを聞いてみました。

1位は「燃料費」についてです。約86%の人が、暖房にかかるお金に悩んでいます。近年、電気やガスの料金が値上がりするなど、燃料費の上昇は家計に大きな打撃を与えています。

燃料費以外の悩みは、乾燥や足元の冷えなど、使用する暖房器具に由来するものでした。次項から、もっとも大きなコスト面のお悩みを解決するための、暖房費削減方法についてご紹介していきます。

冬の暖房費節約術

暖房器具を使い分ける

●エアコンで一度部屋が暖まったらあとはこたつで暖をとる。(女性/33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

●ファンヒーターの風がこたつに入るように繋げている。(女性/29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

●サーキュレーターを使い効率よく部屋を暖めてます。(男性/41歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

特徴の異なる複数の暖房器具を使い分けることで、暖房のお悩みを解決することができます。

ファンヒーターは立ち上がりが早く、床暖房は足元から体全体を温めてくれます。エアコンは温度管理が簡単にできる点が便利です。こたつは消費電力が少なく、空気も乾燥しにくいのがメリット。サーキュレーターは冷房時だけでなく、冬場の暖房時にも使用をオススメします。

それぞれを賢く組み合わせて、コスト削減につなげましょう。

衣類で暖かく!

●家の中でもボアつきのスリッパを履いたりヒートテックやセーターを着込んで身体を温めている。(女性/44歳/小売店/販売職・サービス系)

●吸湿発熱するインナーを着る。(女性/48歳/自営業/クリエイティブ職)

●暖かい格好をする。特に靴下は厚手のものを履く。(女性/39歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

さすがに「冬でも暖房を使わない」という人はいませんでしたが、「極力使わないようにしている」という人はいます。寒ければ上着を1枚足せばよい、という考え方は、省エネにつながります。

昔と違って、いまはフリースなど暖かくて軽い素材の衣類がたくさんありますから、上手に利用しましょう。足元の冷え対策に、厚手の靴下やルームシューズを併用する、という工夫をしている人もいました。

断熱アイテムを活用

●自宅の断熱リフォームを検討中。(女性/33歳/建設・土木/事務系専門職)

●窓にプチプチを貼る。(女性/35歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

●窓に断熱シートを貼る(寒気防止)。カーペットの下にアルミシート(床用の厚みのあるもの)を敷く。(女性/46歳/医療・福祉/一般事務)

暖房コストを下げるために家の断熱化を進めるのもよい方法です。壁や床下に断熱材を入れる大がかりなリフォームだけではなく、窓に貼るアルミシートや断熱フィルム、置くタイプの断熱ボードなど、実行しやすいプチ断熱も効果的です。

家全体の断熱化をおこなうと、部屋ごとの温度差が少なくなり、暖房効率も上がります。初期費用は多少かかりますが、長い目で見るとコストダウンにつながるアイデアです。

使用時間を減らす

●寝るときは寝室の暖房はつけないでいいように、お風呂で温まったらなるべく早く寝る。(女性/43歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

●暖房を使用する部屋にできるだけ人が集まるようにして、各部屋で同時に暖房器具を利用しているといった時間を減らす。(女性/41歳/情報・IT/技術職)

●日中は日が当たるので暖房をつけない。(女性/20歳/建設・土木/技術職)

ほかにも燃料費を節約する工夫があります。「日中は日当たりのよい部屋で過ごす」「なるべく家族が同じ部屋で過ごす」「昔ながらの湯たんぽを使う」など、燃料費がかからない方法を駆使して、暖を取りましょう。

「エアコンを使う場合は、設定温度を低めにする」という声も多数ありました。

まとめ

アンケートの結果から、冬の暖房器具として電気を使用するタイプを活用しているご家庭が多く、燃料費の高さに悩んでいる実態がわかりました。

暖房費はできるだけ節約していきたいものの「冷えは万病の元」とも言います。また、部屋ごとの温度差が大きすぎると、ヒートショックと呼ばれる健康被害を引き起こす恐れもあります。

暖房費を無理なく抑える工夫を積み重ねて、寒い冬を乗り切りましょう。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年9月24日~25日
調査人数:148人(20代~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

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