ライフスタイル ライフスタイル
2023年09月26日 11:03 更新

【喪中はがきのマナー】いつ出すのがいい?デザインは?送り先に気を遣わせないための注意点とは

フタバはこのほど、喪中はがきの気遣いに関するアンケート調査を実施しました。

訃報を知らせる喪中はがき、送る側に必要な気遣いとは?

年賀状印刷サービスなどを行うフタバは、このたび、喪中はがきでの気遣いについて意識調査を実施しました。訃報を知らせる喪中はがきは、実際に送る側になるとさまざまな気遣いを必要とするものであり、また、年賀状のやりとりをしている相手は、翌年の年賀状についても考える必要がある点にも注意が必要だといいます。そこで行われた今回の調査。今後、喪中はがきが届いた時や、送る時の参考にしてみてはいかがでしょうか。

喪中はがきは「出す時期」に要注意!遅れると迷惑がかかる!?

まずは自分が送り主だった際の気遣いについて紹介しています。

・「あまり早すぎても、相手が忘れて年賀状を出してしまうことがあるので、12月の頭に届けるようにしている」(50代 女性)
・「簡潔で分かりやすい内容になるように意識して文を書く。気を遣わせることが無いよう、明るい色彩とデザインを選ぶ」(20代 女性)
・「享年を記入し、大往生だったと知ってもらうようにした」(30代 女性)
・「出す時期を考える、毎年年賀状を送っていた人には一言近況等を添える」(30代 女性)

寄せられていた気遣いで最も多かったのは、喪中はがきを出す時期についてでした。

年賀状を出す時期だけでなく、予約や購入などのことを考えて早めに伝えるという意見が多くありましたが、反対にあまり早くても喪中のことを忘れてしまうのではないかという意見もあり、11月末から12月頭くらいを目安に送る人が多いようです。

また、デザインや文面についても、喪中だからこそあえてシンプルにする人もいれば、暗い印象になり過ぎないように絵柄に色があるものを選ぶなどそれぞれの気遣いをしているようでした。

文章の文字も黒ではなく薄い色(灰色)を使うなどの気遣いをしている人も多くいました。

【体験談】喪中はがきに込められた送り主のあたたかい気遣い

続いて、自分が受け取る側だった際の気遣いについて紹介しています。

・「やわらかな色合いのデザインで、どこか優しさを感じられるようになっていたこと」(30代 女性)
・「喪中の内容とともに簡単にではありましたが、心情も綴られていると状況を想像でき安心できました。直接な聞きにくいことなので送り主から発信があると気遣いいただいていると感じます」(30代 女性)
・「本当はマナー違反だろうが、直筆で御家族様から生前の故人(親友)と仲良くしてくれてありがとうと感謝が述べられていて泣いてしまった」(40代 女性)
・「あえて普通だからこそ必要以上に気遣わないので、それこそが送り主の心遣いだと思う」(50代 男性)
・「年賀状について『皆さんからのご挨拶が力になるので、送ってくれてもまったくかまわない』という趣旨の言葉があったことです」(20代 女性)

受け取った側として感じた気遣いにも、年賀状に関するものが多く寄せられていました。

本来、喪中の相手に年賀状を送らないのはマナーとされていますが、年賀状を例年通りだしてもらって構わないという意見の人も多いようですね。

もちろん、全員が喪中でも年賀状を送ってもらってよいと考えているわけではないので、お相手によって柔軟に判断することが大切ですが、受け取った側が対応を変える必要がないので負担が少ないかもしれません。

また、近況報告等を喪中はがきですることはマナー違反と感じる人もいますが、相手への気遣いが感じられるメッセージなどは一言書かれていると嬉しいという意見も多く寄せられていました。

喪中はがきを出す機会があるときに気を付けたいこと

(N=200名、複数回答。2023年8月23日~28日に実施したインターネット調査による)

今後喪中はがきを出す機会があったときに気を付けたいことを尋ねたところ、最も多かったのは、喪中はがきを出す時期でした。

喪中はがきを出す時期は年賀状の準備を始める時期でもあり、出すのが遅いと、年賀状を出した後に喪中はがきが到着するかもしれません。そのため、できれば12月の中旬までには届くように配慮が必要です。

その他を選んだ人に、具体的な内容についても聞いています。

・「文字を印刷ではなく手書きにすること」(20代 女性)
・「後喪中はがきは出さずに電話で直接話します」(60代 男性)
・「気持ちもこめて印刷以外でも手書きでもかく」(30代 女性)
・「手書きする時には、カラーペンを使わないように気をつけようと思います」(20代 女性)

その他では、手書きで書こうと考えている人がいました。

喪中はがきは多くの人に送る場合、すべてを手書きにするとかなりの時間がかかります。そのため、すべてを手書きにしなくても一言だけメッセージを添えるだけなどの工夫をするとよいでしょう。

喪中はがきはお世話になった人との大事なコミュニケーションツール

最後に、喪中はがきを受け取った際の気持ちについても尋ねました。

・「少し疎遠になっていた人が亡くなったことを知ったときは、会っておけば良かったと後悔の思いかあった」(50代 女性)
・「年賀状の送付リストから必ず外さないとと、大事に取っておこうと思います。(30代 男性)」
・「良くしてもらっていた方の訃報だったのでショックだったが、相手への気遣いが詰まった行為だと思った」(20代 女性)
・「遠くの知人等から、喪中ハガキが届いたときに亡くなったことを知ったりするので、葬儀に参列出来なかったこととか申し訳ないと思うことがある」(50代 女性)
・「喪中で色々大変な中で出してくれて心遣いありがとうと感じました」(30代 女性)

喪中はがきを受け取った際には、年賀状について注意しなければならないという意見や、お悔やみの言葉をどうやって伝えるかを考える人もいるようでした。

また多くの人は、亡くなった方への寂しさやご遺族を心配する声が多くあり、同時に忙しい中でも喪中はがきを送ってくれたことを感謝しているようです。

忙しさや悲しみがある中でも喪中はがきを送ってもらうことで、相手からの気遣いを感じられます。

喪中はがきは、今までお世話になった人とのコミュニケーションツールとして上手に活用したいですね。

【調査概要】

調査期間:2023年8月23日~25日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:10〜60代以上の男女
有効回答人数:200名


フタバ
https://www.futabanenga.com/

(マイナビ子育て編集部)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-