「息子がいない!」休みと知らずに登校させてしまい……鍵を持たない息子がいた場所 #「ありがとう」を伝えたい
子どもの学校の連絡網がなぜか届かなかった……登校させてからそのことに気づき焦った経験はないでしょうか。今回は、学級閉鎖になったことを知らず、息子を学校に行かせてしまったという40代ママの体験談をご紹介します。
なぜかメールが届かず……
コロナ禍で感染者が増えたり減ったりを繰り返していた中、息子の通う小学校で感染者が出て、学級閉鎖になったことがありました。
通常、このような緊急の休みがあれば保護者にメールで連絡がきます。しかし、このときはなぜか私のところにメールが届かず……。
学級閉鎖を知らないまま、私はいつもどおり息子を登校させ、自分も職場へと出勤しました。
慌てて帰宅するも、息子の姿がない!
私が学級閉鎖のことを知ったのは、職場に着いて1時間ほど経った頃。
同じ小学校に子どもを通わせるパート仲間との会話でその事実を知り、私は慌てて上司に報告、緊急で帰宅させてもらうことにしました。
その日は気温が10度を下回る寒い日。
普段、息子が帰る頃にはすでに私も帰宅しているため、息子は鍵を持っていません。
寒空の中、家に入れず寂しく待っている息子を想像するだけで落ち着かず、とにかく全力で自転車をこぎ、家へと到着しました。
しかし、家の前に息子の姿はなし。
周囲を見回しても息子の姿は見当たらず、私はパニックになってしまいました。
息子を寒さから救ってくれた、やさしいご近所さん
息子がいない!
焦った私が学校に電話しようとしたとき、どこからか、「奥さん!こっちこっち!」との声が聞こえました。
見ると、お向かいの家に住むお母さんが、私を手招きしています。
そして、「お子さん、ここにいるから!」と。
学校閉鎖に気づき家に戻るも家に入れず待っていた息子を見つけ、今まで面倒みてくれていたのでした。
そのお母さんとは子どもの年齢が離れているためこれまで付き合いはなかったのですが、それ以来、家族ぐるみでお付き合いしています。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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