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2017年12月11日 17:03 更新

シェルフを簡単にdiy!初めてでも簡単に作れる方法を紹介

壁に沿って物を置くことができるシェルフは、収納家具として便利です。しかし、シェルフといっても種類があるため、どれを購入すればいいか迷っている方もいるでしょう。シェルフの種類から、シェルフを作って活用する方法まで紹介します。

シェルフとは

Lazy dummy

シェルフとはどんな家具なのか知ってみましょう。シェルフが使われている場所や、どのような使い方がされているのか紹介します。

シェルフって何?

シェルフとは英語で「Shelf」と書き、棚という意味です。壁に直接棚を設置するタイプから、支柱に棚板を渡し、数段横板がつくられているタイプなどいくつか種類があります。使用されている素材は、木製、アイアン、スチールなど種類があります。

シェルフを上手に活用することによって、収納したものを見やすくしたり、あるいは収納をデザイン的に魅せたりと、さまざまな工夫ができます。インテリアにこだわりたい方、家がすぐに散らかってしまう方、本をきれいに収納したい方などは、このシェルフの使い方を知っておくと便利でしょう。

シェルフの使用用途とは

シェルフにも種類があり、本を乗せるブックシェルフ、食器や調理器具を乗せて使うキッチンシェルフ、オーディオを乗せるオーディオシェルフなどです。使う用途によって名前が異なっていますが、シンプルな棚はどこで使っても構いません。

シェルフの特性として、オープンなつくりが挙げられます。本棚のように板で囲われた棚ではなく、背面がなく空間を演出する目的もある家具です。そのため物を乗せて片付けるという意味合いだけでなく、飾り棚として活用しインテリアを楽しむ用途にも使われています。

賃貸でもできるシェルフをdiy

Lazy dummy

シェルフは簡単に手作りすることができます。賃貸住宅で作り付けの家具を設置できない家庭も、diyのシェルフなら活用しやすいでしょう。

用意する物

用意する物は、オープンシェルフならすのこ、ブックシェルフはSPF材です。塗装する場合はペンキ、オイル、ワックスなど好みのものを選びましょう。ネジが必要なものは準備してください。道具は電動ドライバー、メジャー、養成シート、ビニール手袋、布、鉛筆、ドライバーセットがあると便利です。

アンティーク仕上げにしたい場合は、ブライワックスやワトコオイルなどを使いましょう。木目に薄く色を付けるタイプで、使い続けるごとに色が変化していき、木目の質感がいかせるオイルです。すのこやSPF材のように安価な木材でも、これらのオイルを使うと高見えできます。

オープンシェルフの作り方

オープンシェルフは市販のすのこを使って作っていきます。すのこは100均でも小さなものが売られていますし、ホームセンターでも手に入るため入手しておいてください。今回使用するのは1枚のすのこのみで、木材をカットする必要がなく、diy初心者の方でも作ることができます。

すのこは好みの塗装やオイルで仕上げておいてください。それとタオル掛けのような取っ手を、本を置く分だけ購入しておきましょう。セリアでアイアン風の取っ手が売られているため、それを必要な分量だけ購入すると安価で済ませられます。

すのこの裏側から、セリアのアイアン風取っ手をネジで固定していきます。すのこにある横板と横板の中間に取っ手を取り付けると、間に雑誌を入れることができて便利です。雑誌の大きさに合わせて高さを調節しましょう。子供用の絵本を見せるためにも重宝する棚で、オープン棚として使うことができます。できあがったすのこを壁にかけるだけで、できあがりです。

ブックシェルフの作り方

ホームセンターに行くとSPF材を壁に固定できる「ディアウォール」という商品が売られています。天井と床に取り付けて、突っ張り棒のようにして設置し、好みの横板を設置するだけで、ブックシェルフが作れる便利な道具です。ディアウォール4つと、横板を止める金具やネジも購入しておいてください。

木材はあらかじめ塗装やオイルを塗っておきましょう。蜜蝋ワックスを使うと自然素材で子供にも優しく、乾かす時間が短くてdiy初心者さんでも扱いやすいです。蜜蝋は手作り家具だけでなく、無垢材のフローリングにも使えます。

縦に突っ張るSPF材に、横板となる位置を鉛筆で書きこんでいきます。左右の位置がずれないよう板を添えて書いてください。初心者の方は板の上下に印を書き込んでおくことで、板の位置がずれません。ディアウォールは縦になるSPF材に上下固定していきましょう。横板を付ける場所にネジを仮止めしてください。

縦に突っ張る板に横板を取り付けていきます。横に板を2本置いて、間に横板をすべて渡してから、1本ずつネジをしめていきましょう。片側のみすべてのネジを仮止めして、板を横にして上からネジをしめていくとガタつきません。左右のネジをすべてとめたら、ディアウォールを壁に設置してください。ディアウォールは天井になる部分にバネが付いているため、突っ張ることでピッタリ壁に設置できます。

まとめ

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シェルフを設置したいと考えている方は、安価なSPF材やすのこを活用して手作りしてみましょう。ディアウォールを使ったシェルフ作りは、ホームセンターでカットしてもらえば、初心者でも簡単に作ることができます。女性でも設置できますから挑戦してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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