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2022年06月08日 05:55 更新

【父の日】3割強のお父さんはこれまで一度も子どもから贈り物をもらったことがない!?

シック・ジャパンは、「子どもからの贈り物」に関する調査を実施しました。その結果、3割強のお父さんはこれまで一度も贈りものをもらったことがないことがわかりました。

ウェットシェービング国内トップクラスのシェアを誇るシック・ジャパンは、6月19日の「父の日」を前に、「子どもからの贈り物」に関する調査を実施。

Schickブランドが日本市場に参入した1960年から日本中のお父さんをサポートしてきたシックは、いつも頑張っているお父さんのために「もっと父の日を盛り上げていきたい」と考え、世のお父さんたちが置かれた状況を理解し、子どもからの贈り物事情を紐解くべく、今回の調査を実施したと言います。

まずは、全国の社会人の子どもを持つ50代の男性を対象に、「父の日の子どもからの贈り物」に関するアンケート結果がこちらです。

「父の日に贈り物をもらったことがあるか」を質問したところ、「ある」と回答した人は67%という結果になりました。つまり、3割強のお父さんはこれまで一度も贈りものをもらったことがないということになります。

「子どもから贈り物をもらった時期とそうでない時期がある」と回答したお父さんから子どもの年代別の状況を質問すると、幼児~小学生まで父の日の贈り物は増えていく傾向にあり、「子どもが小学生の時期(7~12歳)」に贈り物をもらったお父さんは約40%になります。しかし、中学生からは減少傾向になり、高校生で減少のピークを迎えます。大学生でも約20%と低水準で、中学生~大学生相当(13~22歳)までの10年間は贈り物がもらいにくい「贈り物停滞期」と言えます。その一方で、子どもが社会人になると34.9%まで上がり、子どもからの贈り物が増えていく傾向が見られます。

「子どもからもらったもの」 は何かを質問したところ、0~6歳(未就学相当)では贈り物の9割以上が「絵や手紙などの制作物」であり、7~12歳(小学生相当)でも、8割近くが同様であることがわかりました。「贈り物停滞期」である中学生以降は「ファッション小物」や「お酒・グルメ・スイーツ」など、贈り物が多様化していきます。つまり、贈り物の選択肢が増えるからこそ、「何をあげていいのかわからない」「金銭的理由」などであきらめるケースが増えることが想像できます。大学生~社会人での贈り物は、共通して1位「お酒・グルメ・スイーツ」、2位「ファッション小物」となりました。年齢が上がるほど、よりお父さんの好みに合わせた贈り物をする傾向があるようです。

つぎに、20~39歳の男女442人を対象に、「父の日の贈り物」に関する調査を実施しました。

贈り物をしなかった理由をきいたところ、「何をあげていいのかわからない」が30.1%と最も多い回答です。また、2位は「そもそも贈り物をするという意識がない」で、「父の日」に贈り物をするという習慣自体がまだまだ根付いていないことが推測されます。3位の「金銭的理由」の答えからは、特に中学生~大学生相当の時期には金銭的な余裕がなく、自身のことに使うことが優先されるため、必然的にお父さんへの贈り物が減ってしまう傾向が見て取れます。

お父さんへの調査で、社会人になると父の日に贈り物をする子どもの割合は34.9%まで増加するという結果がわかったので、「社会人になり、親への贈り物をした理由」を質問しました。

すると、贈り物を再開した理由の第1位は「価値観の変化が生まれた」が50.6%と過半数を超える結果になりました。社会人の仲間入りを果たし、独立したという自覚が芽生えたことや、様々な人と接する中で“父の日には贈り物をするべき”という価値観が生まれたこと。また、結婚して自分もお父さんになったことで、育ててくれた親に対する感謝の気持ちがより強くなったことも推測されます。2位は「金銭的なゆとりができた」が49.4%と過半数に迫る結果になりました。子どもが贈り物をしなかった理由の3位になった「金銭的理由」が、社会人として収入を得るようになり、解消されたという結果になっていると思われます。調査結果から、子どもたちが社会人になり、仕事や結婚をする中で価値観が変わったこと、また金銭的な余裕が生まれたことでお父さんへの贈り物を再開する傾向になっていくことがわかりました。

最後に、お父さんから寄せられた「思い出深いエピソード」の一部を紹介します。

お父さんたちの気持ちとしては、ものをもらわなくても、日頃の感謝の気持ちを手紙や言葉で送られることでも、特別で忘れられない思い出になるということがわかりました。

調査を行ったシック・ジャパンは、「贈り物停滞期」の子どもを持つお父さんたち向けに、「セルフ父の日」を楽しんでもらえるよう、今後はギフトを勧めていくとし、この提案が、日々頑張っているお父さんたちを応援する、そして何を贈ったらよいか悩んでいる子どもたちの背中を押すことができればと締めくくっています。

【調査概要】
調査期間:5月11日~5月20日
調査対象: 父親;社会人のお子様を持つ50代の男性2200人 / 子ども;20~39歳の男女442人
調査方法: インターネット調査
調査会社: 株式会社ジャストシステム(ネットリサーチサービス「Fastask」にて実施)

(マイナビ子育て編集部)

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