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2022年02月14日 09:23 更新

乳幼児健診で保健師さんがくれた一言が最高だった「まさかお母さん、家事も育児も完璧にしようと思ってないよね?」

子どもの4ヶ月健診で保健師さんに言われたことを記したツイートが、「まさにそのとおり!」と大反響を呼び、16万件の「いいね」が集まっています。

『家事と育児の両立』に悩んでいたママ

昨年9月に第一子を出産したogami_4mさん(@ogami_55)は、我が子の生後4ヶ月健診で保健師さんに言われたこととして、次のように投稿しました。

「まさかお母さん、家事も育児も完璧にしようと思ってないよね? 家を掃除するのなんて、老後でいいのよ!!」

老後でいい!(笑)

斬新なアドバイスではありますが、確かに完璧にしようと頑張りすぎて壊れてしまっては元も子もありません。これには「肩の荷が下りた」「良い保健師さんだ」と共感・安心のリプライが多数並んでいます。

この言葉をもらって目から鱗が落ちたというogami_4mさんに、お話を聞きました。

ーー4ヶ月健診に行ったときのogami_4mさんの心境や体調はどうだったのですか?

ogami_4mさん ちょっと思い詰めた感じがありました。4ヶ月目に入り、娘の生活リズムができてきた反面、かまってちゃん(抱っこちゃん)になり、少し目を離しただけで泣いてしまうようになっていたので……。
それまでは、家にいるのに何もしない罪悪感から1日1カ所掃除しよう!と決めて取り組んでいたり、主人が食べる夜ご飯はなんとか作ってあげたいと思っていましたが、ずっと抱っこで娘のそばにいないといけないため、そういった家事に費やす時間や気力がなくなってきていました。
ただ娘と遊ぶだけで良いのかなあ……と考えたり、抱っこで肩も腰も膝も痛いし、おまけに腱鞘炎だし、家は汚いし、とてもストレスが溜まりました。

ーー心も体も疲れていたんですね。上記のアドバイスはどのような流れで出たものですか?

ogami_4mさん 4ヶ月健診の問診シートに『悩んでいること』を書くスペースがあったので、『家事と育児の両立』と書きました。それを見た担当の保健師さんに、娘が抱っこちゃんでストレスが溜まり悩んでいることを伝えて、「老後でいいのよ」と言ってもらったんです。

ーーアドバイスを受けて、ogami_4mさん自身に変化がありましたか?

ogami_4mさん 言われた時は耳を疑い、笑いながら『老後ですか?!』と聞き返してしまいました(笑)。
でも保健師さんは笑顔で、『そうよ!老後でいいの!育児に一番必要なのはお母さんが元気でいること。お母さんが元気なら、子どもも元気に育つから。』とおっしゃって。
確かに親の雰囲気って子どもに伝わるし、「無理して家事しなくていいんだ」と、家事に対する優先順位がガクっと下がりました。あとは、「帰ったらすぐに旦那に伝えよう」とも思いました(笑)。

ーーその後は完璧にやろうと思わなくなりましたか?

ogami_4mさん 実は、正直申し上げると、前よりも掃除はするようになりました!(笑) よく考えて、ずっと家にいるのでやっぱり家が綺麗な方が自分にとっても良いと思ったからです。ですが、前よりもやるべきことの優先順位を考えられるようになったと思います。
そしてどんなにやった内容が少なくても、行動した自分を褒めるようになりました。『老後にやればいいことを今やってる自分は偉い』と思ってるからです。
もちろん娘と遊んで過ごすだけの日もあります。思う存分今は抱っこしてあげようと、娘と向き合っています。

ーー『老後にやればいいことを今やってる自分は偉い』これまた名言出ましたね! でも本当にそうだと思います。

ogami_4mさん 自分に多くのタスクを与え過ぎてストレスになっていた私にとって、今自分にとって必要なものは何かを冷静になって考えるきっかけになりましたね。
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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