牛乳パックどう使う?専門家おすすめの収納ケース・活用アイデア
収納で大事なのが空間を仕切ること。中でも引き出しなどは、仕切ることでスッキリと物を収められます。仕切りを牛乳パックで代用した事例のほか、牛乳パックの活用法も紹介します。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
飲み終わってからきれいに洗って乾かした後でも、さまざまな使い道がある牛乳パック。牛乳パックは、家の中でも収納やキッチンなどで幅広い用途に使うことができます。
今回はキッチンでの使用事例や、収納の仕切りの代わりに牛乳パックを使った事例をいくつか紹介します。
牛乳パック、どう使う?
飲み終わった牛乳パック。再利用の資源として回収拠点に持っていくのもいいですが、家の中のさまざまな場面で再利用することができて便利なんです。
牛乳パックを活用することで、収納に役立ったり、家事が楽になったりします。
キッチン・クローゼット・納戸など、家の中でどのように活用できるかを具体的に紹介していきたいと思います。
キッチンでの使用事例① まな板代わりとして
キッチンでは、生肉や生魚を処理するときに使うまな板代わりに使っています。その際は牛乳パックをよく洗い、開いた状態で使用します。
牛乳パックはそのまま使い捨てできるので、まな板の上で切るのにちょっと抵抗のあるものを切るのに重宝しますよ。
材料を切る以外にも、パンなどをこねたりする作業を牛乳パックの上でやることも。まな板に生地がくっつくのが嫌な方にはオススメの方法です!
牛乳パックを開いた状態で何枚かキッチンにストックしておくと、使いたいときにサッと取り出して使えるので便利です。
キッチンでの使用事例② 冷蔵庫引き出しの仕切りとして
まな板がわりに使用するほかにも、冷蔵庫の中で仕切りとして使っています。
作り方は、牛乳パックの縦1辺にハサミを入れて、底の部分は斜めに切れ目を入れます。それを中表になるように裏返します。
そうすると、冷蔵庫の野菜室の引き出しを区切るための仕切りになります。この仕切りは、冷蔵庫以外でも引き出しの仕切りとして使うことができて便利ですよ。
納戸での使用事例:引き出しの仕切りとして
さまざまなものを詰め込んでしまいがちな納戸。我が家でもちょっと気を抜くと乱れてしまう場所でした。
納戸に収納ボックスを置いていますが、その中には乾電池や工具、メジャー、テープなど細かい雑貨を詰め込んでいます。その収納ボックスを上手に区切ってくれるのが牛乳パックです。
作り方は簡単です。牛乳パックの一面を縦に切り取り、箱状にするだけです。
我が家の収納ボックスの場合、牛乳パック2本分が引き出しにぴったりでした。
クローゼットでの使用例:靴下の仕切りとして
あると便利な靴下の仕切りケース。仕切りがあることで、靴下をペアでしまえて綺麗に整理できます。こういったケースはIKEAやニトリ、無印やダイソーなどでも売られています。
しかしその仕切りケース、牛乳パックでも代用することができるんです。
我が家ではクローゼットではなく、洗面所に靴下を収納していますが、牛乳パックなのでクローゼットでも洗面所でもどこでも使うことができます。
牛乳パックの靴下ケースの作り方
牛乳パックで作る仕切りの作り方は、次の手順で作ることができます。
① 注ぎ口に切り込みを入れて、封をする。
② 全長の半分のところに印をつける。
③ 1辺を残して切り込みを入れる。
④ 半分に折り返して全体をくっつける。
⑤ 3~4本分をまとめる。
リビングでの使用例:ワイパーケースとして
リビングでも靴下ケースと同じものを置いておけば、リモコンを入れたり、ワイパーケースとしても使用できます。
包装紙などを貼っても
牛乳パックそのもののパッケージだと生活感が否めませんが、その部分に包装紙や余っている布をボンドなどで貼ってみると、牛乳パックとはわからない仕上がりに!
まとめ
キッチンでの調理だけでなく、食料品や細かい雑貨などの収納グッズとしても大活躍してくれる牛乳パック。
靴下の仕切りケースは、市販のものがたくさんありますが、家に牛乳パックで仕切りケースが作れれば、便利ですね。入れたいものに合わせて幅、長さを調整できるのも牛乳パックのいいところ。
開かずにパックの状態のままのものと開いたもの、それぞれ2~3本まとめてキッチンに取っておくといいでしょう。使いたいときにすぐに使えて便利ですよ。