もう生乾きに悩まない!【ニトリ】乾きやすいハンガー2種の実力をレビュー
天候が悪いときでも気温が低い時期でも、これがあれば格段に乾きやすくなる! そんなハンガーがニトリにあります。随所にみられる、計算された使いやすい構造に注目です。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
4人の子どもがいる我が家は、毎日洗濯物がたくさん。その日の洗濯物が乾かないと、片づかなかったり、次に日に必要なものが間に合わなくなったりと困ることもありますよね。スペース的な問題もあります。
特に気温の低い冬場や、雨続きで湿気の多い梅雨時などは大変。乾くまで時間がかかると、生乾きの嫌なニオイまでついてがっかりすることもあります。
そんな中、特に乾燥しにくいのが厚手の生地やフードのついた衣類。ポケットなどで生地が重なる部分が多いものもなかなかしっかりと乾いてくれません。
乾燥しやすくするのに鍵となるのは「風が通る」こと。いくら天気がよくても風のない日は乾いていないことってありますよね。風が通りやすくなるように間隔を空けて干したり、部屋干しの時は扇風機を当てたりする方法も重要ですが、それに加えてハンガー自体が乾きやすく干せる機能がついていると格段に違ってきます。
【ニトリ】衣類が乾きやすいハンガー
ニトリには、まさに乾きやすさを追求した「風が通って 衣類が乾きやすい ハンガー」があります。これがまた痒い所に手が届くような、使いやすい特長がいっぱいな欲張り機能ハンガーなんです。
■サイズ(約):幅49×奥行8.5×高さ21cm
■原料樹脂:ポリプロピレン
■数量:3本組
■重量:約80g
■色:ライトグレー
■価格:407円
3本組なので1本あたり約136円。機能を考えるとなかなかお手ごろ価格です。
見ての通り変わった形。使ってみると、この変わった形のひとつひとつに理由があって、使いやすさにつながっているとわかります。こうだったらいいのにな~を形にするとこうなるのか! と実感。
特長① アームが回転!
1番大きな特長はアームが回転すること。丸みを帯びたアームのつけ根部分は手で360度回すことができます。
回して横向きにすると、干したときに空間が空くようになるのが、風の通りをよくする最大のポイント。
横にした時は約8.3cmの幅ができます。厚手のデニムだってこれだけ広げて掛けられたら、生地が重ならずに空気の通り道がしっかりできます。ポケット部分も乾きやすくなって◎。部屋干しでも、これを使えば中までしっかり乾かせます。
特長② アームが伸びる!
このアームは回転するだけでなく、長さも変えられます。アームのつけ根を今度は引っ張ると、片方だけでも3㎝くらいまで伸ばすことができます。
家族の衣類はそれぞれサイズが違うので、肩幅や腰幅に合わせて長さを調節できると助かります。
特長③ 掛けやすい!
フックの根元部分をよく見ると、片方が抜けている非対称な形をしています。一見アンバランスに見えてしまうこの形にも意味があります。
実は服を掛けるときに、襟ぐりを引っ張って伸びてしまわないように、抜けている部分にスライドさせながら狭い幅で掛けることができるようにするため。襟ぐりが狭めの服でも掛けやすく、子どもの服でも掛けやすい優しい構造。
特長④ 連結できる!
スペースの確保は常にある問題ですが、そこにも対応してくれるのが中心にある突起。別のハンガーをかけられるので連結可能になっています。縦につなげることで省スペースが可能に。
もちろん全く別のハンガーや、帽子やアクセサリー類でも掛けられるので出番多め。この機能は乾かすときというよりも、収納時のときのことを考えたものと感じますが、干すときも意外に便利。マスクなどのちょっとした小物類などを洗濯したときに、一緒に掛けられます。
普段片づけて置くときにはこの突起がかえって邪魔になるのでは……との心配はご無用。重ねたときにぶつかり合わずに余計なスペースは取りません。
特長⑤ ずり落ちを防止!
アームの形は緩やかなカーブがついていて、掛けやすく、ずり落ちしにくく、変な後もつきにくい形状になっています。肩紐のある衣類などはずり落ちしやすいですが、くぼみ部分に引っ掛けるようにすれば、まず落ちることはありません。
アームも緩く凹む形なので、ずり落ちにくいので◎。ちょっとの風くらいでは衣類が落ちません♪ 何気ないデザインと思ったら、どこもかしこも使いやすさを追求した作りで、洗濯物が乾きやすく干しやすい!
取り扱い上のご注意
熱や日光にはあまり強くないので、火気の近くや熱風の当たる場所、直射日光の当たる所に長期間置いておくことはNG。面倒でも使用後は屋内に片づけたほうが長く使えます。
回転や移動する際には、強い力を加えるのも破損の原因となってしまうので、無理に回したり、引っ張ったりしないようにしましょう。
【ニトリ】パーカーハンガー
「パーカーハンガー」もあったら便利! を形にした商品です。フードがついたパーカーは好きだけど、冬場にしっかり乾かすのが難しいものナンバーワン。これまで、フードの先を物干し竿に洗濯ばさみで掛けたり、どうにか風通しを作って裏側まで乾くようにしていたものの、部屋干しではフードを掛ける場所自体がなくて困っていました。これをスッキリ解消してくれる、このハンガーを見つけたときは嬉しくて! もうパーカーを洗濯するのも怖くありません~♪
■サイズ(約):幅41×奥行2×高さ22.5cm
■原料樹脂:ポリプロピレン
■数量:1本
■重量:約130g
■色:ライトグレー
■価格:304円
パーカーに特化したものと思ったら、実際には多様な使い方ができる商品。こんなところまで考えて作ってあるんだな~と感心するポイントがいっぱいです。
特長① フードが広げられる!
ハンガーの内側についているアームは可動式。かんたんに手前に出すことができます。
このアームにパーカーのフードを掛けると広げることができて、生地が重なることなく乾かすことができるように。つまり、ひとつのハンガーで本体とフードのどちらも掛けることができるというわけです。これは便利~! 乾きが全然違います。
特長② 2枚干しも可能!
アームはフードを掛けるだけではなく、ほかの衣類をかけてもOK! ただし、襟ぐりの狭めの衣類など、アームを出すと邪魔になるような物を干すときには向かないこともあります。
特長③ 掛ける場所に合わせて対応できる!
パーカーって厚手の生地で作られたものも多かったり、2枚干しをしたりすると、通常よりも重量がかなり大きくなりますよね。風の抵抗も受けやすかったりもするので、ハンガーのフック部分の強度があまりないと、壊れたり、落ちたりする心配があります。そこをカバーする事もしっかり考えられた構造です。
重みや風に強いグリップ式。直径40mmまでの竿ならOK。ガッチリと竿を挟んで落ちません。ちょっと掛けられるようにフックもついています。
グリップは部屋干しのときにも力を発揮。グリップで鴨居をしっかりくわえて掛けても、フックで掛けても大丈夫。さらには、グリップの根本が回転できるので、ハンガーの向きも変えられるんです。
パーカーを干すときにはこれがすごく便利で、掛ける場所に合わせて向きを変えることで、フードを掛けた出っ張りがどちらの方向に向けるかを変えることができるように。限られたスペースの中で、効率よく干すことができます。
特長④ アームが伸びる!
本体の方にも可動アームがついています。これでサイズに合わせて干すことが可能に。子どもと大人の服だとかなり幅が変わるのでとても便利。いろんなサイズのハンガーを揃えなくても大丈夫♪
肩部分がゆったりしたデザインの衣類など、ハンガーの先が切替部分に合っていないと変なクセがついてしまいます。
アームを移動して幅の調整をすることで、きれいな肩のラインを保ったまま乾かすことができます。
特長⑤ 滑り落ちを防止!
アームには可動できるクリップがついていて、衣類をかけるときにしっかり挟むことができるようになっています。これが実は結構重要で、ちゃんとしたハンガーではなくアームに掛けるだけなのでクリップがないと不安定。
クリップは先まで移動できます。
このクリップのおかげでTシャツやズボンでも掛けられます。
アームの先にもフックがついています。
フードを掛けたときにひっ掛けると落ちにくくなります。せっかくフード用のアームがあるのに風で落ちていたら意味がありませんよね。そうならないための工夫がこんなところにもあるわけです。
取り扱い注意
こちらのハンガーも衣類が乾きやすいハンガーと同様、火気や熱風、直射日光の当たる場所に置くことで劣化や破損の原因となります。また、しっかりグリップがあるからと言って、強風にさらされるのも破損の心配があります。使用後は屋内に片づけたり、天候のよっては部屋干ししたりするといいですよ。
まとめ
ニトリには乾きやすさを追求したハンガーがいくつも商品化されています。今回はそのうちの2商品をご紹介しました。どちらも細やかな機能が考えられ、実際に活用してみるとその使いやすさを実感できます。特に天気の不安定な季節や、気温の低い冬場など、部屋干しするときには力を発揮。なかなか乾かず、時間がかかったり、場所に困ったり、嫌な生乾き臭がしたりするストレスを、少しでも軽減できるアイテムとしてオススメです♪