妊娠中おのののかさん「お腹の赤ちゃんは本当に大丈夫なの?」妊婦のコロナワクチン接種について悩み
第一子を妊娠中のタレント・おのののかさんが、8月22日にTwitterを投稿し、妊娠中のコロナワクチン接種について、自身が打つか否かを「ずーっと悩んでいる。。」と告白しています。おのさんは今年5月に第一子を授かったことを公表しており、この秋に出産予定です。
おのののかさん、産婦人科で「ワクチン推奨」も払拭できない不安を吐露
おのののかさんはTwitterに「ずーっと悩んでいる。。」という一言と、一枚の画像を投稿。その画像には、次のような文章を綴りました。
「妊娠中のコロナワクチン接種。
通っている産婦人科では、「日本産婦人科感染症学会では推奨されています。」ということ。
自分だけの身体だったらすぐにでもワクチンを打とうと思うけど、お腹の子のことを考えると正直とても悩む。
12歳までワクチンNGなのにお腹の赤ちゃんは本当に大丈夫なの、、?
数年後どうなるかも結果でてないし、、
薬だけでも妊娠中ダメなもの多いのに、、て考え出すと止まらない
専門家の皆様(もし見ていたら)自分の家族が妊娠中でもコロナワクチン接種すべきと言えますか、、?
妊婦さん、悩んでる方たくさんいますよね、、」
この投稿には、共感や「私は打ちました」といった経験談をはじめ、様々なコメントが寄せられました。おのさんは「疑問に思うことは全て解消してから、どうするか自分で決めたいと思っています」とし、リプライをくれた医師とのやりとりを続けました。
また、おのさんは新潟大学小児科学教室のTwitterアカウントによるリプライを受けて、妊娠中や授乳中の方の新型コロナワクチンの接種についてまとめられた同アカウントのツリーをRT。妊婦さんの疑問や不安に寄り添い、現在までにわかっている医学的な情報がまとめられています。
妊産婦の新型コロナワクチン接種に関する情報
コロナ禍での妊娠・出産、そして育児には、多くの方が不安を抱いています。
今年8月14日には、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会が、新型コロナウイルスワクチンについて、「わが国においても、妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします」「妊婦の夫またはパートナーの方は、ワクチンを接種することをお願いします」と声明を発表しています。[*1]
厚生労働省の新型コロナワクチンに関するQ&Aページには、妊娠中または授乳中のワクチン接種に関する情報もあります。
それによれば、新型コロナウイルスワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はなく、妊娠中、授乳中、また妊娠を計画中の方も、ワクチンを接種することができます。[*2]また、妊娠中(特に妊娠後期)にワクチンを接種することで、新生児にも抗体が移行する可能性があるとの報告についても言及されています。[*3]
また子どもへのワクチン接種に関しては、現在、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンは、いずれも12歳以上が接種対象となっています。ただし、ファイザー社及び武田/モデルナ社の新型コロナワクチンは、海外で、生後6ヶ月~11歳を対象とした臨床試験も実施されており、日本においても、今後、接種の対象年齢が広がる可能性はあります。[*4]
今後の新しい情報は厚生労働省や日本産科婦人科学会などから出てきますので、常にチェックしていってくださいね。