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2018年10月10日 18:33 更新

床暖房の6つのメリットと4つのデメリットとは?

電気代はどのくらいかかるの? 暖まる速さは? 他の暖房器具との違いなど、床暖房のギモンを解決します。エアコンなどの暖房器具により、肌が乾燥する、足元の冷えが気になるという方は要チェックですよ。

床暖房の種類をチェック

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床を暖めてくれる床暖房は、足元を暖めてくれるので、床から伝わる冷気を感じさせません。

床暖房は大きく分けると、電気式と温水式、2つの種類があります。電気式は、深夜にためておいた熱を、昼間に放熱することで、床を温めるというタイプ。深夜に電力を使うことによって、電気代を抑えられるのが特徴です。一方、温水式は大気中にある熱で温水をつくるというもの。つくった温水を、パイプに流すことで床を暖めることができます。

床暖房のメリット・デメリットとは

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床暖房のメリット

■足元からの冷えを防止
冷えは女性の大敵!! エアコンなので、空気が暖まっていても、足元は冷えるという方もいるのでは?床暖房は、床から暖めるため、足元の冷えを防ぎます。

■乾燥しにくい
エアコンは空気を温めるため、部屋が乾燥します。部屋の乾燥は、肌がカサついたり、体の水分を奪ってしまうことも。床暖房は温風がないので、乾燥しづらいのが特徴です。

■部屋全体が暖まる
床暖房は、足裏など直接体に伝わる伝導熱と部屋全体に伝わる輻射熱で部屋を暖めます。ストーブや電気カーペットなどは、部屋の一部をしか暖めませんが、床暖房は全体を暖めることが可能。

■部屋を広く使える
床下に床暖房を設置するので、部屋に器具を置く必要がありません。部屋のスペースを奪わないので、広々と部屋を使えるのです。

■掃除の必要なし
部屋内に設置していないので、掃除の必要がありません。他の器具はホコリがかぶってしまったりするので、常時掃除やメンテナンスをしなければならず手間に。しかし、床暖房はその手間も省けますね。

■家族の団欒時間が増える
床が暖かいと自然にその部屋に人が集まりやすくなる、ということはありませんか? 部屋が暖かくなると、家族が集まってコミュニケーションが取りやすくなるかもしれませんね。

床暖房のデメリット

■暖まるのに時間がかかる
電源を入れてからすぐに暖まるわけではなく、だいたい30分〜2時間ほどで暖まります。暖まるまで時間がかかってしまいますが、タイマー搭載の機種も出ているので、設定しておけば、暖まるまで待たなくて済みますよ。

■暖房代が高い
エアコンや他の暖房器具に比べると、暖房代が高くなる傾向が。エコキュートやオール電化など、電気代を安くおさえる方法を導入するのがいいでしょう。

■導入費用が高い
他の暖房器具は導入もラクで費用も手軽ですが、床暖房は設備工事をしなければならないので、初期費用がかかってしまいます。初期費用は安くありませんが、一度導入すれば長く使えるので、長い目で見たコストもふまえて検討しましょう。

■つけっぱなしにしてしまう
作動音や温風がでるわけではなく、その静かさからつい消し忘れてしまうことも。つけっぱなしだと、電気代がかかってしまうので、タイマー機能を駆使して上手に使うのがコツです。

いま床暖房が進化している!?

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暖まるのがはやくなった

床暖房は、なかなか暖まらないとデメリットであげましたが、今では早く暖まるものも出てきています。リンナイによると、温水式は暖まるまで約1時間、電気式は約2時間30分で暖まるそう。これまでは、暖まるまで時間がかかるのがネックでしたが、最新のモデルは約45分という速さで暖まるのだとか!

暖房代が安くなった

他の暖房器具に比べると高くなってしまう暖房代。リンナイによると、これまで温水式の床暖房は、およそ月15,200円かかると言われていましたが、最新のものだと月9,600円と、かなり電気代が安くなるものが出ています。

まとめ

いかがでしたか? 導入コストはかかると言えど、床暖房の快適さを考えると検討の余地もあるのではないでしょうか。節電対策もされているので、コストも安く抑えられるようになっています。快適な冬対策に検討してみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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