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2018年12月26日 18:00 更新

毎年増える年賀状、扱いを見直して楽に収納管理しませんか?

毎年いただく年賀状。年始のご挨拶として、恩師や友人の近況を教えていただくことは嬉しいけれど、その後の管理に頭を悩まされている方も多いのではないでしょうか。年を追うごとに増えていくのは分かっているけれど、なかなか整理ができない……。そんな時は、保管のルールを見直してみましょう。年賀状整理の近道になるかもしれません。

Lazy dummy

こんにちは、ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

街のあちこちでクリスマスツリーを見かけるようになると、年末を意識し始める時期になります。そうなると、翌年の年始の挨拶状、年賀状の作成を考えなければなりませんね。

デザインを考え、いざ宛名書きになった際、「誰に出すんだっけ?」「引っ越しのお知らせのハガキをいただいていたかもしれない。いただいた年賀状やハガキを確認しないと……」なんてことも。ハガキをきちんと整理して収納しておかないと、山のようにたまった年賀状の中から、間違えて何十年も前の年賀状をひっくり返したり、お知らせのハガキが見つからなかったりと、いろんな作業が発生してしまう可能性が……。ただでさえ忙しい年末に、そんな手間は省きたいものです。

今回は、我が家流、年賀状保管の方法と場所についてお伝えします。

年賀状を保管するためのルール決め

保管年数で管理

我が家では、1年ごとに無印良品のハガキホルダーに入れ、保管しています。

ホルダー1冊に対し、1年分の年賀状。100円ショップで購入したかごを年賀状ボックスとし、その中にホルダーを収めます。無理なく5冊が収まることを目安に、保管期間は5年と決めています。

入れ替えのタイミングは新年。新しい年賀状が入ってきたタイミングで、1番古い年の年賀状をホルダーから取り出し、新しいものに差し替えます。

同時にラベルも張り替えます。張り替えといっても、マスキングテープに西暦を書くだけなので、手間いらず。マスキングテープは、剥がすのも簡単です。

古い年賀状は、個人情報に注意し、シュレッダーで処分します。

思い出として管理

5年保管後は、全て処分しているわけではありません。

甥が幼い時、慣れない手つきで書いてくれた、平仮名だけの「ことしもよろしく」の年賀状。結婚して、初めて迎えたお正月にもらった、両親からの激励の言葉が入った年賀状。小学校の恩師からの年賀状。

本来『今年もどうぞよろしくお願いいたします』という挨拶を伝えることが、年賀状の役割だと思います。しかし、それ以上の気持ちを抱くことができる年賀状は【大事な手紙】【思い出の品】と役割を変えて、別場所に保管しています。

目につく場所で保管

年始に送られてきた年賀状に、「元気かな~」と目を通し、年末に、翌年の年賀状を作る際に目を通す。

そう、1年のうちで、年賀状を目にするのは、たった数回。使用頻度が低いのならば、奥にしまい込んでしまっても問題はないかもしれません。

ですが、我が家はリビングから近い、1階和室の、扉を外した押し入れ上部を年賀状ボックスの定位置としています。

引っ越し、お子様の出産、喪中のご連絡などは、時期に関わらずぽつりぽつりと届きます。年賀状を作成するタイミングで、住所録等をまとめて変更すればいいので、それらを年賀状と一緒に保管しておけば、年末になって慌てることはありません。

年賀状ボックスが、和室の取り出しやすい場所に置いてあるのはこのためです。わざわざ取り出さなくとも、手前にスッと差し込めば完了。取り出して片づけることが面倒で、後回しにした結果、年末に慌てた経験を何度もしている私でも、差し込むだけならすぐに処理できます。

年賀状自体を見返すことは少なくても、年の半ばで届くご連絡を紛失せずに保管することを優先事項とし、この場所で管理しています。

翌年楽になる、年賀状を管理するヒント

デザインも決まった。住所変更等も確認した。

いざ、印刷! となった時、「あれ? 何枚必要なの?」と手が止まってしまうことはありませんか?

多すぎては、お金の無駄になってしまいますし、少なすぎては、不足分の買い出しで時間の無駄になってしまいます。

今年分の年賀状は
・購入枚数
・使用枚数
をメモで残してみませんか?

昨年と全く同じにはならないとしても、必要枚数に悩む時間を減少させることはできるかもしれません。

まとめ

新しい年の始まりに届く、懐かしい人からの直筆の近況報告や、友人の写真。見ていて嬉しくなるのは、子どものころから変わりません。

そんな、喜びを届けてくれる年賀状が悩みのタネなんて、なんだか悲しい気持になってしまいませんか。

思い出として全てを長期間保管したいのか、挨拶状として、年賀状の本来の役割が済んだら、保管の必要はないのか……年賀状をどの様に扱いたいのかについて、まずは、じっくり考えてみませんか?

年賀状に対する思いが見えてきたら、ご自身に合った年賀状整理の保管方法や保管期間が見えてくるかもしれません。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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