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2018年11月10日 18:00 更新

フィルター交換なし! 時短でコーヒーが淹れられる「フレンチプレス」

コーヒー一杯を飲むのに、フィルターセットやそれに伴うコーヒーメーカーのお掃除など、なかなかケアすべきことが多いもの。そこでおすすめなのが「フレンチプレス」なんです。一見、時間のかかりそうな機器だけれども、実は簡単でおいしく、そして掃除も楽なコーヒーメーカーなんです。今回は「フレンチプレス」の魅力について紹介します。

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

こんにちは、ライフオーガナイザー®の片元友紀です。

実は私、結婚する前はコーヒーを飲む習慣がそんなにありませんでした。仕事で営業に寄る前に、喫茶店でたまーに頼むくらい。なんなら紅茶の方が多いくらいでした。けれど、結婚相手がコーヒー好きの場合、やっぱりコーヒーを飲むようになるんですよね。不思議です!

私の実家はコーヒーメーカー派。すでに挽かれた豆を、毎朝コーヒーメーカーにセットします。紙フィルターも必要で、掃除する部分もたくさん! もちろん電動なので丸洗いなんてできず、コーヒーカスも端っこの方には残ってしまいます。

対して夫の実家は、手で入れる派。挽かれた豆を紙フィルターに入れ、義母さんは沸騰したヤカンから少しずつ少しずつお湯を注ぎます。お掃除は全て丸洗いなのでめちゃくちゃ簡単! だけどコーヒー作りにはつきっきりだし、すっごく時間かかるんですよね……。

小学生の男子二人を抱える私には、朝の時間はとっても惜しい! だからこそ簡単に、おいしく、ついでに掃除もラクなコーヒーの淹れ方ないかな? と都合のいいことを思っていたら、ありました!

そして見つけてから10年間、ずっとこの淹れ方です♪

「フレンチプレス」って知ってますか?

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今回、私がご紹介する方法は、「フレンチプレス」というコーヒーの淹れ方です。あまりご存知ない人もいらっしゃるかもしれません。

『フレンチプレス』という淹れ方は、国によっていろんな名前で呼ばれているよう。そのため、名前だけではあまりピンとこない方もいるかと思うのですが、まずは使う器具を見ていただくと……

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ん? お湯を入れるポット? と一見間違いそうですよね。

フレンチプレスとは、粉を入れて、湯を注ぎ、数分後にプレスするだけという簡単な抽出器具です。

紙ではなく、金属のフィルターで濾すフレンチプレスのコーヒーは、コーヒー本来の油分まで余すところなく抽出できるので、コーヒーの素材本来のおいしさを味わえるというメリットがあります。

確かに私も「フレンチプレス」で淹れ始めてから、コーヒーの豆の違いがとってもわかりやすくなった気がします。

「フレンチプレス」の淹れ方をご紹介

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準備するもの

●コーヒープレス
●コーヒー豆(プレス容量 350ml=16g、500ml=24g、1000ml=42g)
●熱湯(沸騰直後の熱湯)
●タイマー(4分計測)

大体マグカップにしっかり入る量で、軽量スプーン1杯分になっています。

フレンチプレスは、コーヒー豆にそのままお湯を入れるタイプ。そのため、抽出時間が長くなると苦味も出てしまうのでタイマーは必須です!

美味しいコーヒーの淹れ方

1)必要なものを準備し、お湯を沸騰させます。

2)お湯が沸騰したら、フレンチプレスの器具にコーヒー豆を入れ、お湯を入れます。

3)タイマーで4分計ります。

4)4分経ったら、圧力をかけるプランジャーをゆっくりと下げて、 フレンチプレスの器具からゆっくりとコップにコーヒーを注いででき上がり!

手順も準備物もめちゃくちゃ簡単です! そして、一度お湯を入れたら4分間放っておけるのも、朝の忙しい時間にはありがたいです。

私はその4分で顔を洗ったり、お皿を下げたり、何かと用事をすませるようにしています。何となく4分というタイマーとの競争をしてしまいます(笑)。

「フレンチプレス」のメンテナンス方法

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メンテナンス方法と言っても実はあまりないのが、私がこの「フレンチプレス」を続けられている一番の要因かもしれません。

1)コーヒーを入れた後、器具に残っているコーヒー豆を捨てる。

2)水で軽く器具をゆすぐ。

3)器具の3分の1ほどお水を入れて、食器用洗剤を2滴ほど垂らす。

4)プレンジャーを何度か上下させて、器具内で泡立てる。

5)食器と一緒に洗う。

プレンジャー部分だけは変色してくるので、たまに重曹水でつけおき洗いするとスッキリします。

「フレンチプレス」のメリット・デメリット

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まずはデメリットから。

この「フレンチプレス」は市販のコーヒー豆が使えません。「フレンチプレス」用のコーヒー豆(既存の豆よりも少し荒く轢いたもの)でなければ、プレンジャーでしっかり押すことができないからです。

ただ、コーヒー豆専門屋さんではもちろん注文することができますし、タリーズ、カルディなどの豆を販売しているお店でも「フレンチプレス用でお願いします」と一声かけるとお願いできます。

わが家はカルディが近いので、普段はカルディのコーヒー豆を愛飲しています。たまにコーヒー豆の10%オフがあるのでオトクに購入できますし、期間限定でいろんな豆が出てくるので、お気に入りの豆に会えるかもという楽しみもあります♪

メリットは私の中では幾つかあります。

・おいしいコーヒーが手軽に飲めること
・紙フィルターを使わないので、金銭的にも収納的にもありがたいこと
・コーヒーを淹れている間は放っておけること
・淹れた後の手入れが簡単なこと
・大勢分作るのも一気にできること

などが挙げられます。

今のところ、メリットが大きく上回っているので、とても画期的な方法が出てこない限りは、今後も「フレンチプレス」にお世話になるだろうな~と。

まとめ

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まだまだあまり知られていない「フレンチプレス」。私の使用しているのはメンテナンスも楽なのでステンレス製のものですが、ガラス製やプラスチック製の器具もあります。簡単・おいしい・楽チンが叶うコーヒーの淹れ方なので、忙しい朝にホッと一息つくために取り入れてみるのはどうですか?


今回の記事が参考になれば幸いです♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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