無印良品の人気棚「ユニットシェルフ」と収納アイテムを上手に組み合わせる方法

ユニットシェルフのなかでも、とくに汎用性が高いのがスチール棚です。木材の棚に比べて頑丈で汚れにも強いため、いろんな場所で幅広く使えるのが魅力。

例えばキッチンでは、シルバーの冷蔵庫の横に並べることで、色調の整った平面収納に。丈夫なので、食器を重ねて収納したり、電子レンジや炊飯ジャーなどを収納したりするのにも便利です。追加でワイヤーバスケットを設置して、食材やキッチン用品のストックをキレイに並べておいても素敵。

また、最下部にあえて棚板をつけずに、ダストボックスを設置するというアイデアもおすすめ。ダストボックスのフタを無理なく開けられるくらいの間隔をあけてスチール棚を設置すれば、使い勝手もグンとアップします。

スチールユニットシェルフは、衣類の収納にも大活躍してくれます。最上段にハンガーポールを、下の方にスチール棚を設置すれば、空間を無駄にすることなくたっぷり収納することが可能です。ハンガーもシルバーで統一すれば、ミニマムでスタイリッシュな印象のクローゼットに。下着や靴下などは、追加用帆布バスケットやソフトボックスにたたんで収納するのがおすすめです。

子供部屋にもおすすめです。衣類をかけておいたり、おもちゃをまとめて収納したりするのにスチールユニットシェルフは便利。子供部屋の収納スペースはカラフルになりがちですが、棚全体をシルバーで統一することで、ごちゃごちゃした印象になりません。見せたくないものは、追加用帆布バスケットに収納してしまえば、オープン棚でもすっきり見せることができますよ。子どもの成長に合わせて棚の高さを変えられるのもいいですね。

サニタリースペースで使うなら、タオルや洗剤などの収納に最適です。背丈のある棚でも、カラーをシルバーで統一することで不思議と圧迫感がありません。

ユニットシェルフなら、まるでライフスタイルショップのようなおしゃれな収納も楽しめます。組み合わせの自由度が高く、収納する物に応じて高さを調整することができるから、無駄なスペースもできません。

キッチンにユニットシェルフを設置するなら、例えば最上段にお揃いのガラスジャーにパスタや砂糖などの食材を入れてディスプレイ。

二段目と三段目にはボウルや鍋など、高さが同じものを。とくに鋳物やホーローの鍋など、見た目が可愛いものは、見せる収納の主役です。取り出しやすさを考えるなら、鍋は重ねずに収納するのがよいでしょう。

四段目にはオーブントースターや電子レンジなどキッチン家電のほか、キッチンペーパーホルダーなど高さのあるものを収納。

そして五段目にはポリプロピレンの引出式収納ケースやファイルボックスを並べ、瓶入り調味料など細々としたものを入れて。さらに最下段には、使用頻度の低いキッチン家電などを収納。お気に入りの生地で目隠しすれば、見せるものと隠すものとのバランスがとれた、ショップライクなおしゃれ収納の完成です。

パイン材を使用したユニットシェルフも人気です。パイン材は、木材として軽量でやわらかいことが特徴。また、節が多いことで知られ、ナチュラルで温かみのある質感が持ち味です。新品のときは白っぽい色をしていますが、使えば使うほど風合いが変化し、飴色に変わってきます。また、購入して間もない頃はとくに心地よい香りがあり、まるで森林浴のような感覚を味わえることも。

木材を多用したお家には、パイン材のユニットシェルフがとくにお似合い。横板は金具で設置する仕様になっているので、かなり安定感があります。そのため、例えばキッチンの背面収納に使って、電子レンジや大きめの鍋など、重めのものを並べておくのにうってつけ。また、ごちゃごちゃして見えるので隠しておきたくなる小麦粉などの食材や調味料もワイヤーバスケットに入れてキレイに整頓しておけば、おしゃれな見せる収納に。

用途に応じたパーツが選べて、いろんな場所で使える無印良品のユニットシェルフ。使い方の幅はアイデア次第で広がります。置く場所を考え、どんなテイストでまとめたいかも加味して考えるとよいでしょう。