無印良品の人気ごみ箱3種を比較！　おすすめはどれ？

無印良品の「フタが選べるダストボックス」は、幅19cm×奥行41cmと、ちょっとした隙間に入れられるサイズ感で、20リットル袋用（高さ37cm）と30リットル用（高さ54cm）の2種類がラインナップされています。

中のごみが見えてしまうことに抵抗がある方は、別売のフタを利用しますが、これがなんとも機能的。ごみ箱を設置する隙間のかたちに合わせて横開き、縦開きから選べるようになっているんです。フタがいらないという場合はそのまま使ってOK。フタを使わなくてもすっきり見えるように工夫されています。無駄を省いたシンプルなデザインだから、見えるところにおいても生活感を匂わせません。

内部にはごみを分別しやすいように袋止めワイヤーが付いているのもポイント。使いやすさにこだわった仕様です。また、収納ケース用のキャスターを底に取り付けられるようになっていて、移動させて使いたい場合に重宝します。

ごみ箱としてだけでなく、いろんな使い方ができるのも魅力です。例えば、小さなお子様がいるお家なら、おむつ入れに使うのもおすすめ。トイレットペーパーがちょうど収まるので、トイレットペーパー収納として、サニタリースペースで使用するというアイデアもあります。

そのままでも主張しすぎないデザインですが、30リットル用はどうしてもサイズの関係で目立ちやすい傾向が。よりインテリアになじませるには、20リットル用を複数使いする方がいいかもしれません。

木製のごみ箱も人気です。無印良品では、以下の2タイプの木製ごみ箱をラインナップしています（2018年9月現在）。

・木製ごみ箱・袋止めワイヤー付　オーク材突板・丸型
・木製ごみ箱・袋止めワイヤー付　オーク材突板・角型

どちらも薄くスライスしたオーク材を使っています。薄いながらも強度があり、堅くて耐久性があるのが大きな特徴です。また、天然素材ならではの、素朴で温かみがある質感と美しい木目を楽しむことができるのも人気の理由。

美しい曲線が印象的で、どんな空間にもほどよくなじみ、インテリアの雰囲気を損なうことがありません。ポリプロピレンのごみ箱とはまた違った魅力があり、とくに木のテイストをメインとしたナチュラルなお部屋におすすめです。

サイズは、丸型が直径およそ23.5cm×高さ30cm（フタを装着すると30.5cm）。角型が、幅28.5cm×奥行15.5cm×高さ30.5cm（フタを装着すると31cm）となっています。リニューアルしてポリ袋をとめておくためのワイヤーが付き、使いやすさがさらに向上した点にも注目です。

どちらのタイプも開口部が大きいため、なかのごみが気になるという場合は、別売りのフタを使うのがおすすめ。丸型のふたは、中央に穴が開いているのが特徴です。フタをしたまま無理なくごみを捨てられて、なかも見えにくいように工夫されています。

角型専用のフタは、完全に閉じるタイプ。周囲に溝が付いていて、ごみ箱の縁にはめて自立できるようになっています。普段は閉じておけるので、なかが見える心配がありません。無印良品らしい機能的な仕様といえますね。

アルミ製とブリキ製、2つの金属製のごみ箱も人気商品です。アルミ製のほうは、直径がおよそ22cm×高さ25cm。開口部に向かってやや広がりのあるフォルムになっています。軽量さと丈夫さを兼ね備えた使い勝手の良さが魅力です。

ブリキ製のほうは、2サイズをラインナップ。こちらは円柱型で、大きいほうは直径がおよそ21cm×高さ28cm。小さいほうが、直径20cm×高さ28cm。アルミ製と同じく丈夫で、サビにも強いのが特徴です。

「フタが選べるダストボックス」や木製のものと同様、無印良品らしいシンプルなデザインが目を引きます。レトロな風合いも、他の素材にはない魅力ですね。しかも、金属のごみ箱は、お手入れが簡単なのもポイント。見慣れてしまうとなかなか気がつきにくいものですが、ごみ箱は案外汚れているものです。汚れがついても、さっと一拭きするだけでOK。

アルミ製とブリキ製、どっちを選ぶか迷ってしまうところですが、使用シーンで選ぶのがおすすめ。持ち上げたり移動させたりして使うことが多いようなら、軽量なアルミ製が使いやすそう。水まわりなどで使用するなら、サビにくいブリキ製が最適です。

シンプルなデザインで、使い勝手に優れた無印良品のごみ箱。インテリアの邪魔にならない、なじみやすいものを探している場合は、迷わず無印良品がおすすめです。シンプルなのに、デザイン性がある……そんなフォルムの美しさを感じることができますよ。