肝心なのは"定数管理"! アンブレラスタンドを見直してスッキリ玄関に
狭い玄関をスッキリと機能的に使うにはどうしたら良いのでしょうか? 今回は、狭い玄関を有効に使えるアイテムとモノを減らすテクニックをお伝えしたいと思います。
こんにちは!
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
整理収納レッスンでお家にお伺いすると「うちの玄関は狭くて、いつもいろんなものがごちゃごちゃしてしまうのが悩み」という方が沢山いらっしゃいます。
アウトドアグッズや用途に合わせたシューズ、雨具、シューズのメンテナンスグッズなど、玄関の近くに置いておきたいものは意外と沢山あり、どこから片付けたらいいのか……と悩んでしまうことも多いですよね。
基本の考え方はただ1つ!
狭いわりに実はモノの数が多い場所……といえばキッチンと玄関。
傘立てには家族の人数分以上の傘が刺さり、玄関には「一体何人家族かしら?」という量の靴が出ているし、靴箱は靴が邪魔で開けにくい状態になっている……。
最後に開けたのは一体いつだっただろう?
お家の玄関がそんな状態になっていませんか?
玄関はお家の顔! 帰宅した時に気持ちよく出迎えてもらえるように、玄関はスッキリと整えておきたいですよね。
では、玄関を整えるためにどうしたら良いのか。
その考え方のポイントは、実は「傘」にありました。
雨が降った時に使う傘。
みなさんは一度に何本使いますか?
両手に持つので2本使います、なんていう方はいないと思います。
そう、一人の人間が一度に必要とするのは一本なんですよね。
それなのに自宅の傘立てには家族の人数分以上の傘が入っていませんか?
まずはそこから減らしてみましょう。
玄関周りがごちゃごちゃしてしまっている人は、このように「絶対に必要な道具」以外のモノがたくさん紛れ込んでいる、という場合が多くあります。
「一度に使う傘は一本」
「一度に履ける靴の数は一足」
そんなことを意識しながら、玄関周りのモノを見直すことが大切です。
我が家では「傘の適正本数」を意識するために、このように家族の人数分程度しか入らないこちらの傘立てを使用しています。
この傘立てからはみ出してしまう本数になれば「持ちすぎ」の警告サインです。
基本的に傘は一人一本、プラス折り畳み傘。
ビニール傘は扱いがぞんざいになって置き忘れなどに繋がりがちなので、我が家ではしっかりとした布の傘を用意しています。また、私は雨傘だけでなく日傘として使うこともあるので、雨天兼用デザインの傘にしています。
家族の人数分しか入らない程度の小さな傘立てならば、軽いので持ち上げて掃除をするのも簡単ですし、保管場所も省スペース。
特にこちらの傘立ては細長い設計なので、玄関の隙間を有効に使うことができます。
また、プラスチックの台座は簡単に取り外して水洗いすることができます。
メンテナンスが簡単なところもお気に入りポイント!
傘立ての傘を減らす際に考えたポイントは3つ。
・一度に使えるのは一人1本と自覚する
・適当な扱いにならないよう「お気に入り」を持つ
・雨天兼用の傘など「兼用」できるようなモノ選びをする
靴もアウトドアの用品も、この3つの考え方を主軸にすると不要なモノを削りやすくなります。
「家族が使っていない傘。でも取っておけば急に雨が降り出した時にお客様に渡せるかも?」
そう考えて家族の人数分以上の傘を取っておいた時期もありましたが、結局そんな場面は一度も来ませんでした。
考えてみたら毎日来客があるわけでもないのに更に「突然雨が降り出す」「お客様が傘を持っていない」シーンに当たるなんてとても低い確率です。
もし、万が一その時が来たらお客様を駅まで車で送ってあげたり、駅まで相合傘で送ってあげてもいいな、と今は思います。
「◯◯の時に使える」と思っているとモノは減らせません。
「絶対に必要なのはコレ!」というモノだけ残すようにしましょう。
まとめ
傘を始めとしてに玄関の片付けを考えてみると意外と「なくても困らないモノが多い」ということに気がつくのではないかと思います。
玄関はスペースが限られていますので効率よく使えるよう「本当に必要なモノだけ」を選び取る習慣を身につけられるとよいですね!
その練習台として傘選びから始めてみるのはいかがでしょうか?
「一本の傘があれば、案外困らない」
そんな成功体験を積むことでモノを減らすことへの恐怖も緩和されていくと思いますよ。
整理収納アドバイザーFujinaoでした。