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2019年07月31日 23:30 更新

【コストコの歴史】日本第一号店はどこ? 世界に何店舗ある?

コストコはアメリカ発の会員制スーパーですが、今では全世界にたくさんの倉庫店を構える巨大スーパーになっています。日本にも1999年に進出し、その後、猛スピードでファンを増やし続けていますが、一体どのようにしてここまで成長してきたのでしょうか? この記事では、コストコの歴史について紹介したいと思います。

コストコアドバイザーのコストコ男子です。

ここ最近、日本ではコストコが当たり前にテレビなどで紹介されていますが、一昔前まではコストコというと誰もが知らないスーパーでした。

元々はアメリカ発祥のコストコですが、今では世界中に展開しています。

一体どうしてそこまで成長できたのでしょうか?

コストコとは

改めて説明する必要はないかもしれませんが、念のため簡単に説明しておきますね。

コストコは、高品質で低価格の商品を販売する会員制のスーパーマーケットです。

元々のターゲット層としては、小規模なビジネスを展開している事業者向けに販売していたそうですが、今では個人向けにも販売するようになりました。

毎年年会費がかかりますが、商品自体にのせる利益を最小限にとどめ、安定した年会費で運営していると言われています。

コストコができた歴史

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コストコは1976年にアメリカのカリフォルニア州にあるサンディエゴという街で飛行機の格納庫からスタートした倉庫店です。

スタート時の名前はコストコではなく、プライスクラブという名前のお店だったんですよ。

コストコという名前のお店ができたのは、1983年のワシントン州シアトルです。

当時はプレイスクラブとコストコが両方展開していたのですが、1993年に合併してプライスコストコという名前になり、その4年後の1997年に、コストコカンパニーという社名に変更されました。

日本ではコストコと呼んでいますが、アメリカではコスコやカスコと呼ばれています。

コストコの特徴

コストコの特徴は、大きく分けて4つあります。それぞれについて紹介していきますね!

高品質

コストコで販売されている製品は、高品質なものを厳選して販売。

以前テレビ番組で見た時は、コストコのトイレットペーパーの品質チェックをしている現場があり、強度やミシン、目の長さなどをチェックしていました。

それだけ品質をチェックして、自信のある商品しか販売しないということなのでしょうね。

カークランドシグネチャー

コストコのプライベートブランドといえば、やはりカークランドシグネチャーが有名ですよね!

コストコに置いてある商品のごく一部に、このカークランドシグネチャーというブランドロゴが貼られています。

コストコ男子も無意識のうちに、カークランドブランドの商品を買っていますが、高品質なのはもちろん、お得感マックスのアイテムばかりですよ!

メンバーシップ

圧倒的な低価格を実現するために、コストコでは会員制という珍しい方式を採用しています。

日本にコストコが進出してきた時には、会員制のスーパーが日本では根付かないと批判を受けていましたが、蓋を開けてみれば現在のように、多くのコストコファンに支えられるほど人気の倉庫店になっています。

2大保証

コストコでは満足していただけない場合に、商品と引き換えに代金を全額返金する商品保証制度と、コストコのシステムやサービス内容に満足できない場合に、有効期限内であれば解約して年会費を全額返金する二つの保証があります。

ここまで徹底した保証があるお店って、なかなかないのではないでしょうか?

それだけコストコで販売している商品やサービスに自信があるということですね!

コストコの店舗数

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そんなコストコですが、2019年現在どれくらいのお店があるのでしょうか?

世界の店舗数

コストコの倉庫店は2019年7月1日現在、全世界で何と774倉庫店も展開しているんですよ!

国別に見た倉庫店の数は、こちらの通りです。

アメリカ合衆国&プエルトリコ……537倉庫店
カナダ……100倉庫店
メキシコ……39倉庫店
イギリス……28倉庫店
韓国……16倉庫店
台湾……13倉庫店
オーストラリア……11倉庫店
スペイン……2倉庫店
フランス……1倉庫店
アイスランド……1倉庫店

やはり発祥のアメリカには、たくさんの倉庫店があることが分かりますね。

では、日本にはどれくらいの倉庫店があるのでしょうか?

日本の店舗数

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2019年7月1日現在、日本のコストコ倉庫店は全部で26倉庫店あります。

都道府県別に見ると、このような感じですよ。

【北海道】札幌倉庫店
【山形県】かみのやま倉庫店
【宮城県】富谷倉庫店
【群馬県】前橋倉庫店
【東京都】多摩境倉庫店
【神奈川県】川崎倉庫店/金沢シーサイド倉庫店/座間倉庫店
【千葉県】幕張倉庫店/千葉ニュータウン倉庫店
【埼玉県】新三郷倉庫店/入間倉庫店
【茨城県】ひたちなか倉庫店/つくば倉庫店
【静岡県】浜松倉庫店
【富山県】射水倉庫店
【石川県】野々市倉庫店
【岐阜県】岐阜羽島倉庫店
【愛知県】中部空港倉庫店
【京都府】京都八幡倉庫店
【大阪府】和泉倉庫店
【兵庫県】神戸倉庫店/尼崎倉庫店
【広島県】広島倉庫店
【福岡県】久山倉庫店/北九州倉庫店

日本で最初のコストコの倉庫店は、1999年4月23日にオープンした福岡県の久山倉庫店なんですよ。

元々コストコは日本に進出してくる際に第1号店を東京で探していたのですが、日本の流通業界で力を持つ問屋から圧力がかかり、東京進出を断念することになります。

そんな中で、都心部から遠いエリアであれば圧力を回避できるということで、白羽の矢が立ったのが久山倉庫店だったんだと思います。

その後、全国に倉庫店が広まり、今では東京の多摩境倉庫店が唯一の、東京にある倉庫店となっています。

また、都道府県別では神奈川県が最もコストコの数が多く、川崎、金沢シーサイド、座間の3つの倉庫店があります。

これからのコストコ

1999年に日本に進出したコストコは、約20年かけて26倉庫店を展開しましたが、これからはどうなっていくのでしょうか?

☆日本での出店予定地は?
コストコのホームページを見てみると、今後も日本国内で倉庫店を増やしていく方針であると書かれています。

また、具体的に出店予定の候補となる土地の条件について書かれているんですよね!

ちなみにコストコの出店候補となる土地の条件は、こちらの通りです。

土地条件
================
高所得層マーケット
半径10kmの人口が50万人以上
企業が多い地域
敷地面積 10,000坪以上(ガスステーション用敷地を含む)
建築面積 約4,500坪
半径10km=人口50万人以上
用途地域=準工、商業、近隣商業(売り場面積1万㎡超)
駐車場収容台数 800台以上
車のアクセスの良い物件
購入・定期借地(40年以上)・建貸
================

実際に見てみていかがでしょうか?

あなたが住んでいる所にこのような土地があれば、コストコが進出してくるかもしれませんよ!

また、これからコストコができそうな場所というのも噂になっていますので、過去にコストコ男子がまとめてみました。

気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!

まとめ

カリフォルニア州のサンディエゴの飛行機の格納庫からはじまったコストコは、約40年かけて今の規模まで成長してきたのは本当にすごいですよね~!

普段、何気なくコストコで買い物をしていますが、歴史や規模を知ってからコストコに買い物に行くと、また違った目線で楽しめますよ♪

これから新しく出店する可能性もあるので、次にどこにコストコができるのか楽しみです!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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