無印良品のアクリル小物ラックが便利！　5人家族の歯ブラシを収納

東京都小金井市の整理収納アドバイザー・水谷妙子です。

今回は、毎日使う「歯ブラシ」の収納についてご紹介します。

みなさんの家には、歯ブラシは何本ありますか？

我が家は、5人家族です。子どもが3人いるので、一人1本ずつの、計3本。

私は、通常用と、歯ぐきに優しい用の計2本。そのときの気分で使い分けています。

夫は、歯ブラシ1本。ただし、歯ブラシではないのですが、いつも歯磨きのついでに髭剃り用シェーバー1本を使っているので、一緒に置くのが効率的です。

合計7本を、歯ブラシ収納に収めるべく、いろいろな商品を探すことになりました。

まずは無印良品でも販売していますが、1本を立てる歯ブラシスタンド。こちらについては、一人暮らし、二人暮らしならばいいのですが、家族分をずらりと置いてしまうと、とても掃除がしにくいんですよね。

特に、歯ブラシスタンドが濡れた状態で洗面台に置いてあるのが気になり、使うのをやめました。ついでに言うと、夫の髭剃りシェーバーも穴に入らないので、却下されました。

次に、鏡に吸盤でホルダーをつける方法も検討しました。しかし、鏡までの距離が遠いため、子どもが自分で出し入れすることが困難になりそうでした。なるべく子どもの身支度は自力でできるようにと考えている我が家。鏡の表面の見た目がゴチャゴチャすることも気になって、却下しました。

そこで我が家の現在の状況で、【歯ブラシ収納に求める条件】を改めて考えてみることにしました。

①使用後にブラシを乾燥させることができる
②省スペースでたくさん置ける
③洗面台周りは汚れやすいので、掃除がしやすいように

この条件で改めていろいろと探した結果、こちらの商品を使用することになりました。

こちらの商品は、元々はデスク周りでペンやそのほかの文房具を収納するものとして作られており、タテに3段、ナナメに仕切りがついています。

透明度が高いアクリル素材なので、収納用品としての存在感はあまりないのですが、とても機能的に作られています。

このナナメの仕切りと角度が、とても優秀です。元々はペンなどの長い物を取り出しやすく、使ったら戻しやすくするために考えられているので、歯ブラシのような長い物にはピッタリ！　ワンアクションで、歯ブラシを出し入れすることができます。

こちらの写真に写っているものは、幅が8.8cmですが、幅が17.5cmと広いタイプも販売しています。ただし、歯ブラシ収納でいうと幅8.8cmのもので十分です。

常に清潔にしておきたい洗面周り。透明のアクリル素材なので、中身が把握しやすく、汚れもわかりやすいので、少し汚れていると掃除をしよう！　という気分になります。

我が家の3段の使い方ですが、上段はこども達、中段は私、下段は夫の定位置として決めています。

子どもの歯ブラシを一番上にしたのは、歯ブラシを戻すときに、枠の中を狙わずに、上からポンと置くだけでよいからです。

6歳と3歳の子ども達は、親が仕上げ磨きを手伝ったあとは、歯ブラシをここに戻すことができています。

歯ブラシを収納は、洗面所の隅に寄せて置けば、スッキリとした印象です。

①使用後にしっかり乾燥できる
②省スペースでたくさん置ける
③洗面台周りは汚れやすいので、掃除がしやすい

この3つの条件にピッタリのものを取り入れて、快適に使うことができています。

無印良品のアクリル小物ラックを使用した、歯ブラシ収納のご紹介でした。

歯ブラシだからといって、必ずしも「歯ブラシ収納グッズ」にこだわったり、探す必要はありません。発想の転換で、意外なものを活用できる場合もあります。

各家庭によって必要な条件は異なりますので、ご家庭にあった収納方法をお試しくださいね！