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2018年11月26日 11:00 更新

狭い部屋でもスッキリ見せるコツ7選

賃貸に住んでいる方や、狭小住宅に住んでいる方は、部屋の狭さから収納に悩んだり、インテリアがうまくいかなかったりと、悩みがつきものですよね。でも、コツをつかめば狭い部屋でもスッキリと快適に過ごせるんです!

こんにちは! 整理収納アドバイザーの三吉まゆみです。

現在、わたしが住んでいる家は1LDKの賃貸アパート。広さは43㎡と、狭いほうです。ですが、我が家に来る方はみなさん口をそろえて「全然狭く見えないですね!」とおっしゃいます。

狭い家に住んでいると、「インテリアを楽しめない」「もっと広い家なら収納できるのに」と、ついつい悲観的になってしまいますが、それはもったいない! 狭い家でもちょっとしたコツで部屋を広く見せることができ、スッキリとした暮らしが手に入るんです。

ぜひ、これから紹介するコツを試してみてくださいね。

必見! 部屋をスッキリ見せるコツ

1.床にモノを置かない

Lazy dummy

床が見える面積が広いと、その分部屋の奥まで見えるため、広く見えます。引っ越し前に家具などがまだない状態の家は広く見えますよね。

ついつい、脱いだ洋服やバッグ、買い物の袋などを床にポイッと置いてしまう人は要注意! ひとつ床に置いてしまうと、癖になってしまって、どんどん置いてしまいます。その結果、部屋が散らかった印象になり、狭く見えてしまうんです。床に置いてしまいがちなものは、棚に置いたり、しまいやすい場所にスペースを作ってみてくださいね。

2.家具の配置に気を付ける

これは我が家のリビング。部屋の入口のドアを開けて、一番最初に見える光景です。部屋に入るときに視界に入るのが、入り口ドアから対角線上の部分。なので、対角線の先には背の高い家具を置かないようにしています。

実は部屋の奥、左端に少しだけ見えるのですが、我が家にはリビングに高さ175cmの大きな家具があります。狭い部屋に背の高い家具を置くと圧迫感が生まれるので、あまり置かない方が良いとされていますが、部屋を入ったときの死角になる部分に置けば気になりませんよ。

家具配置にも気を付けてみましょう!

3.家具選びにこだわる

家具選びも重要なポイントです。部屋が狭いと、カラーボックスなどの小さな収納家具をちょこちょこ置いてしまいがちですが、小さな家具をいくつも置くより、メインとなる大きな家具を一つドンと置く方がスッキリします。

家具選びのコツとしては、圧迫感のないデザインを選ぶこと。背面や、側面に板材がないオープンなシェルフがおすすめです。

また、定番ですが腰高の家具を選ぶと圧迫感がありません。

4.収納スペースに収まる分だけのモノを持つ

Lazy dummy

収納スペースの容量をオーバーしたモノの量では当然散らかってしまいます。あふれるほどのモノを持っているから、出しっぱなしになってしまうのです。

収納スペースギリギリまでのモノの持ち方ではなく、8割収納くらいにして余白を残しておくと、見た目もスッキリして、思いがけずプレゼントをいただいたりしてモノが増えたときも、ある程度対応できますよ。

5.部屋のカラーを統一する

Lazy dummy

収納だけではなく、インテリアにもこだわりたいですよね。好きなテイストはどんなインテリアなのかをよく考えて、色味をそろえましょう。

ビビッドな色やパステル、モノトーンなどが混在していると、まとまりがなく、ごちゃごちゃして見えてしまいます。

まずは、ベースとなる色を選び、それに合わせて家具やカーテンなどを選ぶといいですよ。ベースカラーは白、ベージュなどを選ぶと、部屋が明るく見えるのでおすすめです。それに合わせて家具の色も選びましょう。

また、ファブリックや小物、観葉植物などでアクセントカラーを入れるとオシャレに見えます。

6.ごちゃごちゃ飾らない

雑貨のディスプレイも数が多すぎると、飾っているというより、「ただ置いている」という状態になってしまいます。

フォトフレームなど、いくつも置いて後ろの方の写真が見えなくなってしまっていませんか? おしゃれなデザインの香水のビンなどをたくさん置いてしまっていませんか?

雑貨を飾るときは数をしぼってきちんと飾ると、引き立って見えます。余白もディスプレイのうちなので、お気に入りの雑貨が映えるように活用してくださいね。

7.見せる収納は数をしぼってデザイン重視

見せる収納とよく聞きますが、「よく使うものだけ」、「見せてもいいデザイン」など、ルールをきちんと決めましょう。

なんでも見せる収納にしてしまうと、パッケージなどから乱雑に見えてしまいます。出しておくものは、見えてもおしゃれなデザインのものや、シンプルなものにすると、インテリアの邪魔もしません。

写真は我が家のオープン食器棚です。うつわはシンプルなもの、作家ものでそろえていて毎日でも見たいアイテム。対して、お菓子やインスタントの飲み物などは見せたくないものなので、見た目のおしゃれなカゴにしまっています。

見せる収納と隠す収納をうまく使い分けましょう。

まとめ

もうすぐ大掃除の季節ですし、断捨離、模様替えなど、家での過ごし方を見直す機会が増えることと思います。

部屋が狭いと片付かないとマイナスなイメージを持つ方もいるかと思いますが、狭い部屋は掃除がしやすく、いつもきれいを保つことができるんです。ぜひ、コツをつかんで狭い部屋での生活を快適にしてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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