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2019年03月17日 18:00 更新

【洗濯の裏技】汚れ落ちが良くなる「揉み洗い」の基本

汚れ落ちが良くなる裏技「揉み洗い」について特集。揉み洗いをするのに適した素材や汚れ、方法などについて解説します。ものによって洗い方を変えるとで、汚れをキレイに落とすことができるんです。

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「揉み洗い」に適しているのは?

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丈夫な綿や麻素材

現代人の生活に欠かせないとっても便利な洗濯機。その機能は、ますます進化するばかりで、洗浄力がアップし、かつてできなかった乾燥機能も一台でこなしてくれるようになりました。

高性能とはいえ、洗濯槽やドラムを使って洗濯物を回転させて洗うという基本的な構造自体は変化していません。そのため、洗濯物全体をまんべんなくキレイにすることには長けているのですが、部分的な汚れを集中して洗うのは不得意という面があります。

そこでおすすめなのが「揉み洗い」です。その言葉の通り、洋服などを手で揉んで洗うことをいいます。洗濯機で洗うよりも手間がかかってしまいますが、部分的な汚れにはアプローチすることができます。

ただし「揉み洗い」には向いている素材と、そうでない素材があることは知っておきたいところ。「揉み洗い」に適しているのは、綿や麻といった比較的丈夫な素材です。

頑固な泥汚れ

お子様の体操着などに付着した頑固な汚れ。洗濯機で洗ったのに落とし切れず、汚れが残っていたという経験はありませんか? 「揉み洗い」は、そんなときの洗濯方法として最適です。

洗濯機は、洋服の汚れているところも汚れていないところもまんべんなく同じ力で洗うので、頑固な泥汚れが付着していると、その部分を集中して洗い、汚れを落とすことはなかなか難しいです。

「揉み洗い」なら、汚れ部分だけを洗うことが可能。頑固な汚れを先に「揉み洗い」で落としてから、洗濯機で全体をキレイにするとよいでしょう。

「揉み洗い」のやり方

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両手でこするように

では、「揉み洗い」の方法を見ていきましょう。

用意するのものは、衣類が入る洗面器と洗剤。浴槽に衣類を入れて行ってもよいでしょう。

1. 洗面器に水を入れて洗濯物を浸します。汚れが気になるところに、洗剤を直接塗布します。
2. 両手を使って、洗剤を塗布した箇所の生地をこすり合わせるようにして洗ってください。

水ではなく、お湯を使うことで汚れが緩まり落としやすくなります。洗濯表示を確認して、お湯が使えるものであれば、お湯に浸すのも◎。

手荒れが気になる方は、ゴム手袋を着用したうえで「揉み洗い」してくださいね。

石けんの使い方

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洗剤を使っても落とせない場合は、ぜひ部分洗い用の固形タイプの石けんを試してみましょう。洗濯洗剤に比べて洗浄力が高いのが特徴です。とくに一般的な洗剤では取り除くのが難しい頑固な泥汚れや雑草の汁が付着してしまった場合に有効です。

固形タイプの洗濯石けんを汚れにこすり付けるようにじかに塗布してから「揉み洗い」をしてください。

固形タイプの石けんは、野球やサッカーのユニフォームに付着した泥汚れに効果的。ファンデーションや口紅、マスカラといった化粧品を落とすのにも便利です。もちろん、靴に付いた汚れにもおすすめです。

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洗濯機に入れる前に「揉み洗い」したい洗濯物

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汚れ落ちが良くなる! 靴下

「揉み洗い」は全体をくまなくキレイにするというより、部分的に洗うのに適しています。そのため、あくまで洗濯機に入れる前の予洗いという位置付けで行うと◎。

例えば、汚れが残りがちな靴下。そのまま洗濯機に入れてしまうのではなく、汚れがひどいところを「揉み洗い」してみてください。洗濯機だけで洗うよりも、「揉み洗い」をしてから洗濯機で洗ったほうが、明らかに汚れ落ちに違いが出てきますよ。

部分汚れが気になる! 襟・袖

ワイシャツやブラウスなどの襟・袖の部分汚れも気になるところですよね。肌に直接触れやすい箇所の汚れの原因の多くは皮脂。洗濯機でそのまま洗っても完全には落とすことができません。そのまま放置しておくと黄ばみになってしまいます。

とくに白い洋服の場合はとても目立ってしまうので、洗濯機で洗う前にきちんと「揉み洗い」しましょう。やはり汚れ落ちが格段に良くなりますよ。

まとめ

泥汚れや、ワイシャツやブラウスの襟・袖の皮脂汚れ、化粧品が付着してできたシミなどには「揉み洗い」が効果的です。一手間を加えることで、思いのほかキレイに洗いあがります。日頃、洗濯機の洗浄力だけでは満足できないと思っている方は「揉み洗い」で部分的にアプローチしてみてください。

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